投資信託について勉強しよう!初心者でも分かる投資信託のしくみ




お金に関するニュースにあまり関心のない人でも、”投資信託”という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。「投資」と聞くと、お金を増やすというイメージの他に、お金を失うリスクをイメージする人も少なくないでしょう。しかし「投資」に関する知識をしっかり理解することができれば、誰でも簡単に挑戦することのできるお金の増やし方とも言えます。

今回は今更聞くに聞けない”投資信託”について解説していきます。そのリスクやしくみをしっかり理解していきましょう。

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今更だけど投資信託って何?!

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”投資信託”という言葉自体は聞いたことがあっても、実はよく知らないという人は少なくありません。かく言う私も言葉を聞いたことはありましたが、つい最近までそのしくみを理解していませんでした。しかし意味やしくみを理解することができれば、投資に対するイメージも明確なものへと変わっていきますよ。

投資信託について

投資信託とは、分かりやすく解説すると、「投資」を自分自身で行うのではなく投資の専門家にお願いすることを意味します。信託という言葉の意味は、信じて託す、すなわちお願いをするということなのです。

自分自身で投資を行う際には、どのような金融商品を購入すべきなのか、どのような時期に購入すべきなのか、どれだけ購入すべきなのかを自分自身で判断する必要があります。

しかし投資信託を行うことで、投資する際の判断を専門家にまかせることができるのです。

投資信託の利点

投資信託には利点があります。先に紹介した通り、専門家にまかせて投資を行うことができるという点も一つ利点と言えるでしょう。何故なら自分自身より金融商品について知識のある人に託すことができるのですから、自分で判断するのが不安という方にとっては強い味方ですよね。

投資信託で自分の代わりに運用を行ってくれる人をファンドマネージャーと言います。自分の代わりに運用してくれますが、情報は定期的にしっかりと把握することができるので安心です。

また比較的少額から投資を始めることができるので、投資が初めてという人でも簡単に投資に挑戦することができます。投資信託の種類にもよりますが、一般的に1,000円〜10,000円スタートで投資ができます。一般的な株式投資の場合は、ある程度まとまったお金が必要になります。仮に1株500円だとしても、最低売買単位が1,000株となっていた場合には、50万円が必要になるのです。

ちなみに投資信託でよく言われる利点に、分散投資ができるという点があります。これは投資する内容を複数に分けることができるという点です。1つの会社の株だけを持っていると、その企業の株価の値下がりや倒産による悪影響を、直接受けてしまうことになります。投資信託では、資金を複数に分けて運用するため、いずれかの銘柄に悪影響が及んでも、他の銘柄もあるため、リカバリーが可能になります。

デメリットとは

デメリットとして挙げられるのは、運用のプロに託す分、その人達にかかる費用を払う必要が生じるという点です。投資信託を購入するために必要な手数料、運用にかかる費用、換金する際にかかる費用など、様々な面で費用が発生するのがデメリットに思える人も少なくありません。ただし投資信託ではプロに託すことができるわけですから、「そのような費用は払いたくないなあ」と思う場合には、それなりに自分自身で学ぶ必要が出てきます。

そして銀行預金と比較すると、投資には元本保証がないという点もデメリットと言えるかもしれません。運用の状況によっては、購入額よりも売却した額や下回る可能性はありえます。

参考文献:山崎元(2015)『図解山崎元のお金に強くなる!』,ディスカヴァー・トゥエンティワン

参考文献:山崎元, 大橋弘祐(2015)『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』,文響社

初心者はこんな風に選ぼう

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メリットもデメリットもしっかり理解することができれば、投資信託自体はそこまで不安に苛まれるお金の増やし方ではありません。とはいえ、やはり初心者には初心者におすすめの選び方というものがあります。投資を実践しながら理解を深めていきたい場合には、以下のようなものを選ぶようにしましょう。

少額で始められるもの

お金の使い道は大きく3つ分けることができます。それが「投資・消費・浪費」です。浪費は出来るだけ避けるに越したことはありませんが、今回の内容で最も重要なのが、投資・消費に支払うお金のバランスです。

給料から消費する分の生活費や貯金分から余った少額を資産運用に回すのがベターです。お金を増やしたいからといって給料や高額なお金をそのまま投資に突っ込むわけにはいきません。初心者なのであれば、少額で始められるものに手を出すことをおすすめします。

投資信託に託すお金、貯金、生活費をしっかり分けることができれば、万が一投資信託でマイナスになってしまっても、生活への影響は少なく済むでしょう。

リターンを重視しないこと

また投資信託含め、投資という資産運用の目的は、恐らく大抵の人が「お金を増やすこと」だと思いますが、長期的な視点でお金を増やしていくように努めてください。投資で得られるお金(リターン)が高い商品は、一見すると一気にお金が増やせそうで憧れる人も少なくありませんが、その分リスクも高いということを理解してください。

投資でローリスクハイリターンのものはないと考えてもいいでしょう。むしろ重視すべきはリスクの大小だと考えています。長期的にコツコツとお金を増やしていくことを考えましょう。

『投資』を学ぶならこんな方法も

投資そのものを学ぶため、多少のリスクも厭わないという方、むしろリスクをしっかり理解したいという人には、あえて投資信託ではなく株式投資をせよ、という考え方もあります。投資信託の利点は人に運用を任せることが出来るというところですが、逆に言えば人任せだからこそ、リスクの大小を理解しにくいとも言えます。

少額の株を自分自身で購入することで、株価や経済への関心が高まれば、よりいっそう投資やお金に関する知識を自分から吸収しようと意識が向くのではないでしょうか。”投資への学習能力”をつけたいという方は、あえて投資信託を選ばないという選択肢もアリと言えます。

参考文献:投資初心者は「投資信託」より株を買いなさい

まとめ

投資信託は簡単に説明すると、資産運用をプロに任せることで、コツコツとお金を増やしていく投資の方法です。少額から始めやすいので、投資初心者にはおすすめできる投資方法の一つです。投資信託に興味を抱き、それを導入にして「投資」についてもっと理解したい人は株式投資にも挑戦してみましょう。