定額小為替の購入方法と気になる活用方法や手数料を徹底解剖!




突然ですが定額小為替(読み方:ていがくこがわせ)ってご存知ですか?近年では、インターネットを用いたお金の振込の機会が増えているため、あまり触れる機会がないかもしれません。これは定額小為替証書を記入することで、現金の代わりに送金することのできる方法です。

行政関連の書類を取り寄せる際、手数料として定額小為替を指定される場合があります。その際定額小為替の存在をよく知らないままだと、どのように購入し、送ったらいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は定額小為替に着目し、その購入方法やメリットについて詳しくご紹介していきます。

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定額小為替について

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それではまず、あまり見慣れない定額小為替についてご説明していきます。行政関連の書類や学校の卒業証明書などを郵送で取り寄せる際、定額小為替を指定される場合がありますから、どのような証書なのか理解しておきましょう。

定額小為替とは

冒頭でも述べたように、現金の代わりに定額小為替証書を記入することで、郵送で必要金額を送金することのできる方法です。戸籍謄本の写しを郵送で取り寄せる場合や卒業証明書、成績証明書を郵送で発行する際などに使用することが多々あります。

定額小為替が役に立つのは、少額の送金の場合です。主に1万円以内の送金で利用することが多く、上記のような書類の取り寄せ以外にも、物品の購入にももちろん使うことができます。

 

定額小為替の書き方

定額小為替で送金する場合には、定額小為替証書への記入が必要になります。書き方について見ていきましょう。指定受取人という欄には、分かる範囲で結構ですから記入することをおすすめします。空欄にして発送する人もいますが、万が一盗難事故が起きた場合、第三者が受け取ってしまうことのないようにするために書くことをおすすめします。

例えば送金する際に、あらかじめ受け取る側から指定がなされている場合には、その名称で指定受取人欄に記入しましょう。もし指示がなかった場合にも、受け取る側に連絡し、指定受取人欄に記入すべき名称を聞いておきたいですね。もし連絡できない場合、相手が個人ではなかった場合には、法人名や学校名を記入しておくと良いでしょう。

ちなみに送金する側の場合、「上記の金額を受け取りました」という箇所は相手側の記入欄ですから、記入しないでくださいね。受け取った人が記入し、窓口へ持っていくことでお金を受け取ることができるのです。

書き方についてご説明しましたが、郵便局の窓口で作成する場合には記入例が用意されているはずですし、分からなかった場合には郵便局員さんに聞いて間違いのないように心がけることが大切です。

下記動画では定額小為替の住所に関する内容をわかりやすく紹介してくれているので参考までに転載いたします。

定額小為替の必要事項について

「送る時」と「受け取る時」、そしてあまり機会はないと思いますが「払い戻す時」に必要になる書類を以下に示します。よく確認して、証書記入の際、必要なものを忘れて窓口と自宅を行ったり来たりしないようにしてくださいね。

まず送金する際には、証書を相手へ送るために「定額小為替振出請求書」を記入しておきます。もし送金する金額が10万円を超える場合には、額が大きいため、本人確認書類が必要になります。が、いつ何時本人確認の機会があってもいいように、常日頃から運転免許証や健康保険証は持ち歩いていた方が安心ですね。

受け取る機会というのは、そこまで多くないとは思いますが、受け取った「定額小為替証書」と印鑑、本人確認書類を持って郵便窓口へ行きましょう。万が一、払い戻すという場合には、定額小為替証書か再交付請求書と印鑑、本人確認書類を用意します。

定額小為替の購入方法

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定額小為替についてなんとなく理解はできましたか?それでは次に、いよいよ定額小為替の購入方法についてご紹介していきます。購入方法が複雑ということはありませんが、購入場所や購入方法が決まっているのでしっかり確認していきましょう。

定額小為替の購入方法について

購入する際は、郵便局へ足を運びましょう。定額小為替の手続きは、郵便局の貯金窓口で取り扱っています。規模の大きな郵便局へ行くと、スタッフの方が郵便局へ訪れた目的をあらかじめ聞いてくれることでしょう。その場合には「定額小為替をお願いしたい」とお伝えしましょう。振出請求書が記入できる場所へ案内してくれるはずです。

貯金窓口の順番待ちをして、窓口で直接定額小為替を依頼しても、書類を記入する時間は設けられますが、出来る限り窓口へ立ち寄る前に必要事項の記入を済ませてしまいたいところです。

 

 

定額小為替を購入できる金額とは

定額小為替には12種類の金額が用意されています。

ちなみに、購入できるのは、この用紙の通り、50円〜500円までは50円刻みで用意されており、後は750円、1000円となっています。用意するべき金額が2500円だった場合には、1000円を2枚、500円を1枚購入することで、2500円の定額小為替を用意することができます。

ただし定額小為替の欠点とも言える点なのですが、枚数1枚につき手数料が100円発生します。ですから2500円の場合には手数料が300円加わります。

定額小為替をコンビニでも購入できる?

郵便局の窓口で取り扱っている定額小為替ですが、他の場所でも購入することはできるのでしょうか。例えば24時間開いている便利なコンビニでも購入することができたら、きっと便利ですよね。

しかし残念ながら定額小為替はコンビニで購入することはできません。あくまで郵便局の銀行窓口だけです。郵便局といってもこの「銀行窓口」以外では購入できないのも悩ましいところです。定額小為替購入における一番の難点といっても過言ではないでしょう。

かつ郵便局は基本的に平日のみの営業です。しかも郵便局の営業時間は9時〜17時なので、会社に勤めている人にとっては、定額小為替の一連の流れを行うのは少々厳しいかもしれません。

定額小為替の換金方法について

ちなみに受け取った場合には、先に紹介した通り、定額小為替証書と印鑑、念のため本人確認書類を用意して窓口へ行ってください。「上記の金額を受け取りました」の記入欄には、住所と名前を記載する欄がありますから、あらかじめ記入し、印鑑も押しておきましょう。記入の済んだ証書を窓口の方に渡せば、現金を受け取ることができます。

定額小為替の、換金期限は発行から6ヶ月となっております。しかし、期限切れでも発行から5年以内であれば為替の再発行を行うことで換金が可能ですので、有効期限にはお気をつけください。すぐに換金したい場合は、再発行の手間のかからない、6ヶ月以内がいいですね!

定額小為替のメリット・デメリット

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定額小為替を送ることになっても、これでもう焦ることはありませんね。しかし、なぜこのご時世にまだ「定額小為替」という証書が存在しているのでしょうか。定額小為替自体のメリットとデメリットについて調べてみました。

定額小為替のメリット

後でデメリットとしても紹介されますが、1枚発行するのに100円の手数料がかかる定額小為替を、わざわざ利用するのはなぜなのでしょうか。一番大きな理由は「普通郵便で送金可能」という点です。現金を送りたいという場合には、他の方法に「現金書留」という方法があります。お金を直接送金することはできますが、郵便代+手数料430円がかかります。送金する額にもよりますが、なかなかの出費ですよね。

その点、普通郵便で送ることのできる定額小為替は、その額によっては圧倒的に手数料を安く済ませることができるのです。行政関連の書類を発行するための手数料代は極端に高いということはないですよね。そこで定額小為替を利用して、手数料代金を受け取る場合が多いのです。

定額小為替のデメリット

ただし、やはりこのご時世において、デメリットの方が目立ってしまうのが定額小為替の弱点とも言えます。デメリットを正直に書き示していきます。が、戸籍謄本の写しや卒業証明書などの郵送には定額小為替が活用されますので、必要な時には活用できるように準備しておきましょう。

まずデメリットとして買う場所が限定されることが挙げられます。先ほども説明した通り、24時間便利なコンビニでさえ取り扱いがありません。郵便局の平日の営業時間内以外では購入することができませんから、会社の休み時間や半休を利用する必要が生じます。

 

買う場所が限定されると書きましたが、もちろん受け取る場合も郵便局へ行かなければなりません。換金の場合にも同じく貯金窓口でしか受け付けていませんし、平日9時〜17時という限られた時間帯にしか行うことができないので、少々窮屈に思えます。

かつ受け取る場合、定額小為替には有効期限が半年と定められていますから、その期限内に換金しなければなりません。「窓口に行くのがめんどくさい」と思ってしまうかもしれませんが、そのままにしておくと換金できなくなるので注意してください。もちろん再発行依頼の手続きを行えば換金することはできますが、再発行手続きと現金化には時間を置く必要がありますから、いずれにしても早いうちに換金することをおすすめします。

定額小為替はオンラインバンキングに押されている?

定額小為替を積極的に活用している場合もありますが、現代社会においてインターネット上でのやり取りも増えてきましたよね。振込手数料を無料にしているネット銀行などもあるので、送金やり取りによっては手数料の額のお得さが「現金書留<定額小為替<オンラインバンキング」となることも多いです。1枚につき100円という手数料も、金額によっては塵も積もれば何とやら・・・高く感じることも十分あり得るでしょう。

まとめ

定額小為替についてご紹介してきました。戸籍謄本の写しを郵送で取り寄せる際、学校の卒業証明書や成績証明書を取り寄せる際、また物品の購入代金の代わりに使用することもある定額小為替は、郵便局でしか取り扱っていない証書です。

手続きが少々めんどくさく感じるかもしれませんが、送金する額によっては現金書留以上にお得に済ますことができます。時代の流れとともに送金手続きの方法も変わっていくのかもしれませんが、しばらくは活用され続けそうなので、送金方法は理解しておきましょう。

参考:ゆうちょ銀行