疲れた時や忙しい時など、自炊するのが面倒でついつい外食してしまうことはありませんか?
特に家族で出かけた帰り道などは、家に帰ってからお米を研いで、ご飯を炊いておかずを調理して・・・と考えただけでグッタリしてしまいますよね。
ただ、外食をすると安くても一人当たり数百円はかかるので、自炊した場合に比べるとどうしても出費額が多くなってしまいます。
家計のために一生懸命働き、そのストレスを外食で解消している方もいるかもしれません。しかしその回数が多くなりすぎて、出費がかさんでしまっては本末転倒ですよね。
筆者も以前は気の向くまま、無計画に外食をしていました。しかしある時出費の内容を見直してみたところ、外食が家計を圧迫している大きな原因だということがわかりました。今では外食をしなくて済む工夫を実践し、家計も改善してきています。
今回は筆者の経験も交えながら、外食の回数を減らせる色々な方法についてご紹介していきたいと思います。
ご飯を炊いてから出かける
ご飯が炊いてあると、とりあえず家に食べ物があるという安心感が生まれますし、せっかく炊いたご飯を食べないのももったいないという意識が働くことで、外食の抑止力になります。
他のおかずまで準備してももちろん良いのですが、そこまでするのは大変です。大変だからといって何も用意していないのが一番避けたい状態なので、とりあえずご飯だけはすぐに食べられるようにしておきましょう。
たいていの炊飯器にはタイマー機能がついています。帰宅時間においしく炊き上がるように設定するなどして、賢く使いましょう。
帰宅後におかずを調理する元気もないという時には、外食する代わりにスーパーやコンビニで惣菜を買うのも良いと思います。出費にはなりますが、レストランに入って座って食事をするよりはずっと安く済むはずです。
お楽しみの品をちょっと高級にする
ストレス解消のためについつい外食してしまうのが多い方は、自宅の紅茶やコーヒー、おやつなどの嗜好品を、今買っているのよりもちょっと高級なものに変えるのがおすすめです。
プロのシェフが作った料理やデザートには及ばないかもしれませんが、自分のためにちょっと贅沢な紅茶やコーヒーを淹れ、気分があがるようなおやつを食べながらリラックスしてみてください。きっと、自宅でも十分に満足感を得られるはずです。
こういった嗜好品をちょっと高級にしたからといって、何度も外食するより費用がかかることはそうないでしょう。
余裕があれば、ランチョンマットやコースター、コーヒーカップなどもお気に入りのものを用意して、素敵なリラックスタイムを演出してみてくださいね!
よく食べる外食メニューを自宅に用意しておく
ピザや牛丼など、ついつい外食してしまうメニューが大体決まっているのであれば、前もってそれらのメニューを冷凍食品でストックしておくのもいい方法です。
自炊よりは費用がかかるとしても、外食するよりはお安く済むはずです。
ピザや牛丼、カレーなど、たいていの物は自炊したものを冷凍して保存しておくこともできます。余裕のあるときに調理しておいて、冷凍しておけば、市販のものを購入するよりずっとお得に済ますことができますね。
我が家では、カレーを作るときにはわざと多めに作っておいて、保存容器に小分けしていくつか冷凍するようにしています。ご飯もラップに包んで冷凍しておいてありますし、冷凍うどんもストックしてあります。これらを解凍して温めれば、疲れた日でも調理することなくカレーライスやカレーうどんをさっとテーブルに出すことができるので、とても重宝しています。
カレーやカレーうどんだけではボリュームが足りないかも・・・と感じるときは、市販のから揚げやとんかつだけを買ってきて乗せたり、キャベツを刻んでドレッシングをかけただけのサラダを添えるなど、できるだけ省力化しつつ、家族が満足できるような方法を工夫するようにしています。
外食と同じメニューを自宅でも用意しておけば、「家で食べられるから帰ろう」と思えるようになり、外食の回数をぐっと減らすことができますよ。
おにぎりを持って出かける
子連れでちょっと遠出をする時は、「おなかがすいた」と子供が騒ぎだし、仕方なく外食することになることも多いですよね。大人だけの場合でも、家までもう少しかかるから食べてから帰ろうか・・・ということになる場合もあります。
そんな時は、前もっておにぎりを持っていっておくと、家に帰るまでの間をつなぐことができるので重宝します。
クッキーやチョコでもよいのですが、おにぎりの方がヘルシーですし、腹持ちがするのでおすすめです。
筆者はおにぎりを握るのすら面倒な時もあるので、そんな時はタッパーにご飯を詰め、海苔を別袋に入れ、ラップと箸を合わせて持っていきます。必要な時にその場でおにぎりを作れば、海苔もパリっとしたままですし、のりのうまみで満足感が得られるのでとても便利ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
外食を減らすことが節約につながるという意識を持ち、前もっていくつかの準備をしておけば、無計画な外食で散財してしまうことも防げます。
外食による無駄な出費を抑えるためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。