近年、空前のアウトドアブームが到来しています! 特にキャンプは人気がかなり高く、アナタの周りでも、「最近キャンプを始めた」という話をよく耳にするのでは?
実際に私も家族でキャンプを楽しんでいます。子供が3歳になる頃から始めましたが、今やシーズンには毎週のようにキャンプに繰り出すキャンプ大好き一家となりました~!
今回はそんな私の経験を踏まえて、キャンプ費用を格安に済ませる方法を教えちゃいます。これからアウトドアやキャンプを始めたいという方は、要チェックです!
目次
アウトドアを目一杯楽しむなら、やっぱりキャンプがおすすめ!
アウトドアと言っても色々ありますが、やっぱり1番のおすすめはキャンプです。特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は、小さい頃に自然と触れ合う経験をさせたいものですよね。
キャンプ場は、そのような自然があふれていますし、子供も身体を目一杯使って遊ぶことができます。また、たくさん身体を動かした後のアウトドア料理は最高です! 外で皆で食べるご飯は、普段より何倍も美味しく感じてしまうから不思議ですね。
キャンプにかかる費用とは?
私も実際にキャンプを楽しんでいますが、キャンプ場でかかる費用の基本はサイト料金です。サイトとは、テントを張る区画のこと。我が家は車を乗り入れるオートサイトをよく利用していますが、大体、1区画4,000~6,000円ほどです。
この他に、これからキャンプを始める人はキャンプ用品の購入代もかかりますし、入浴施設を利用する場合はその費用もかかります。ここからは実際にどのような費用がかかるのか説明していきますね。
その①キャンプ用品
まずキャンプを始めるにあたり1番重要なキャンプ用品についてです。アウトドア雑誌などを見ると「キャンプギア」とも言われていますが、同じものを指します。キャンプには様々なギアが必要となりますが、基本は以下をそろえておけば大丈夫です。
- テント
- 寝袋
- テーブル&イス
- 調理器具&カトラリー
- ランタンなどの照明
- 調理グッズ(BBQ台、ツーバーナーなど)
これからキャンプを始める人は、以上のものを取りあえず準備してみてください。後は複数回行ってから、自分たちに合ったギアを少しずつ増やしていけばいいのです。いきなりあれもこれもと買いそろえるより、自分のキャンプスタイルに合ったものを少しずつ増やしていくのが断然おすすめです。
節約ポイント①:ネットのキャンプセットでお得に揃えてみる
我が家もそうしたのですが、まずはネットなどで初心者向けのキャンプセットを購入してみるのもおすすめです。以下にいくつかネットで販売されているセットをピックアップしてみましたよ~!
- AlpineDESIGN キャンプベーシックセット
- 山善キャンパーズコレクション 8点セット
- キャンプテンスタッグ 5点セット
- AlpineDESIGN BBQデイキャンプセット
- COLEMAN 2バーナーセット
このように、テントとテーブル、イスなどがセットになったものや、調理グッズがセットになったものがあります。また、スポーツ用品店などでは、店頭でセット売りもよくされていますよ。
節約ポイント②:アウトドアショップのアウトレットをチェック
我が家も、家族でアウトレットモールなどに行くときは、アウトドアショップを必ずチェックします。アウトレットの良いところは、やはりその安さ。型落ちなど理由は様々ですが、お得に購入できるのは嬉しい限りですね~! しかも、前述したようなセットも充実しています。
アウトドアブランドの代表格、コールマンやロゴスもアウトレットショップがあるんですよ! 以下のサイトでその店舗が見られますので、次のお休みに繰り出してみてはいかがでしょう♪
節約ポイント③:キャンプ場のレンタルや手ぶらプランを利用してみる
近年は「手ぶらでキャンプ」というものも流行っており、キャンプ場によってはそのようなプランが充実しているところもあります。初期費用がかかりませんし、これからキャンプが続くかどうかわからないビギナーさんは、まず試すという点では本当におすすめです。
キャンプ場によっては、テントの設営方法も指導してくれるプランもありますので、実際に立ててみて、同じものを後から購入するということも可能ですよ! 以下に、テント等のレンタルが可能で、手ぶらでも行けるキャンプ場をいくつかご紹介しています。参考にしてくださいね。
- 【北海道】休暇村 支笏湖
- 【関東】皇海山キャンプフォレスト
- 【関西】若杉高原おおやキャンプ場
- 【中部】くるみ温泉&キャンプ
- 【中国】FBI大山
- 【四国】休暇村 讃岐五色台
- 【九州】休暇村 南阿蘇
節約ポイント④:リサイクルショップで掘り出し物を探す!
キャンプギアを購入する際、リサイクルショップを確認することを忘れずに! 我が家もリサイクルショップに良く足を運ぶのですが、意外と良い品が未使用で売られていたりするんですね~。実際に購入したものと同じものを見つけてしまったこともあり、「初めからここで探せばよかった! 」と後悔したことも(笑)節約志向の人は、リサイクルショップを定期的にチェックですよ~!
その②キャンプサイト料金
初めに少し言いましたが、キャンプのサイトには複数の種類があります。区画が定まっていないフリーサイトや、区画が決まっており車の乗り入れ可能なオートサイトなどですね。我が家が実際によく利用しているのは、オートサイトです。
またオートサイトでも電源が引いてあるタイプとないタイプにも分かれます。我が家は電源ありをよく使用しますが、利用しない方はなしでも問題ないと思いますよ。
一方でフリーサイトは、オートサイトと違い車を指定の駐車場に停め、そこからキャンプ用品を運び込む必要があります。それなので、このようなアイテムが必要となりますね。キャンプ場によっては無料で台車などの貸出しが行われているところもあります。
節約ポイント⑤:フリーサイトでサイト料金を節約!
ここでの節約ポイントは、サイト料金が安いフリーサイトを利用すること。でも、オートサイトとフリーサイトの特徴を把握しておかないと、節約にはなっても不便になることも……。そこでここからは、「私的・オートサイトとフリーサイトのメリット・デメリット」をまとめてみました!
オートサイトのメリット
- 区画が決まっているのでプライベート感がある
- 荷物をサイトまで車で運べるので便利
オートサイトのデメリット
- サイト料金が高い
- 車の近くで遊ぶと車が傷つく可能性も無きにしも非ず……
フリーサイトのメリット
- サイト料金が安い
- グループ利用の場合みんなでワイワイやりやすい
フリーサイトのデメリット
- プライベート感があまりない
- 極度に暑い・寒い季節は装備を十分にする必要あり
こんな感じでしょうか。ちなみにフリーサイトとオートサイトの料金の違いですが、我が家がよく行くキャンプ場では、フリーサイトが1,000~1,500円程度に対し、オートサイトは3,000円程度です。さらにAC電源付きですと、プラス600円ほどかかりますね~。
節約志向なら断然フリーサイトですが、お子さんの年齢によってはオートサイトで、AC電源付きの方が安心なこともあります。ちなみに我が家は、朝晩寒い季節には電気毛布を使用したりするので、AC電源付きサイトには大変お世話になっております……。
一方フリーサイトは、混み合っていない場合は広々と空間を使えるというのが魅力ではないでしょうか。また、グループ利用なら区画が定まっていないメリットを生かして、共有スぺースも作りやすいので。ワイワイ過ごしやすいですね~。
その③入浴にかかる費用
キャンプ場でも入浴はかかせませんよね。キャンプ場で目一杯遊んだあとは、しっかり汗も流したいものです。
節約ポイント⑥:節約になるのはシャワー利用だけど……
キャンプ場によってはシャワー施設があり、そこで済ませるとかなり節約にもなります。私が以前利用したキャンプ場のシャワーは、コインシャワーで、1分で100円程度だったと記憶しています……。
でも! 私的におすすめは、その土地の入浴施設に行くこと! 地域によっては温泉がある場所もありますよね。シャワーよりはもちろん費用は嵩みますが、やはりゆっくりのんびり、大浴場に浸かるとその日の疲れも取れて最高ですよ~!
温泉の入浴にかかる費用は様々ですが、私が今まで行ったところでは、キャンプ場で割引券をもらえることが多かったですね。普段よりもお安く入浴できるので、お得感があります! また、キャンプ場によっては、そのような入浴施設が敷地内にあるところもありますね~。
その④食費
キャンプをする際、晩御飯はやっぱり外で皆で作って食べるのが楽しいですよね~! ただ、全て手作りにこだわると作り終わったころにはヘトヘト……ということも考えられますので(私も最初は張り切ってそうして、せっかくのキャンプを楽しめなかった経験があります)、程よく手抜きするのが一番だと思いますよ。
我が家の場合、食材は家から持ち出しで、切ったりするのは自宅でやっていくのでキャンプ場で調理するのは最後の工程だけ、という感じです。実際に、我が家の定番キャンプメニューを以下に書き出してみますね。
夜ご飯
- ピザ(市販のピザクラストにピザソース・具材・チーズを乗せて)
- 焼き鳥
- 焼き野菜(ピーマン、玉ねぎ、かぼちゃ)
- スティック野菜(キュウリ、人参)マヨディップ
朝ご飯
- ホットサンド(市販の玉子サラダなどを挟んで)
- スープ(市販の粉末スープ)
- コーヒー・ココアなど(市販の粉末タイプ)
こんな感じです。これら全部含めて、1回あたり2,000円くらいですね(大人2人・子供1人)。ちなみに、ピザ生地は市販のピザクラスト、ピザソースを使用しているので楽チン。焼き鳥も串にささったものを購入して冷凍庫にストックしてあるんです。冷凍のまま保冷ボックスに入れれば、自然に解凍されて後は焼くだけの状態に。保冷剤代わりにもなるので、お肉類は冷凍しておくのがおすすめです。
朝ご飯のホットサンドは、具材は市販の袋入りたまごサラダなどをよく利用します。または、前日のピザソースや具材の残りをサンドしたり。意外と何でもホットサンドにすると美味しいので不思議です(笑)
これにプラス、アルコール代がかかってくるので(子を寝かしつけた後のキャンプ場での一杯も最高です)、合計で食費は3,200円ほどでしょうか。おやつ代、おつまみ代も含んでいます。
実際のところ、キャンプはどれくらいお得?
さて、ここまでキャンプにかかる代表的な費用を説明してきました。意外と費用がかかるな……と思った方もいるかもしれませんね。ただ、キャンプは通常の旅行(ホテルや旅館に泊まる)よりもはるかに費用が浮くことがほとんどです。
ここで実際に、我が家がよく行くキャンプ場エリアにおける、4人家族(大人2人・小学生1人・幼児1人)の場合の宿泊費用を比較していきましょう!
ホテル宿泊の場合
ファミリーツインルーム夕食あり・朝食ありで1部屋あたり約50,000円!
キャンプ(オートサイト利用)の場合
1泊5,140円+入浴料(大人510円×2・子供300円×2)+食費約5,000円=約11,760円!
キャンプの場合、これにキャンプギアを一通りそろえる費用を加味しますと……(キャンプギアを10万円で一通り揃え、10回行くとすると)、トータルでも1回あたり約21,760円! 結果、キャンプはホテル宿泊よりも約28,240円もお得ということに!
しかも、キャンプならではの体験もできます。おもちゃやテレビが無くても、子供は自然の中でも何か遊び道具を見つけたり、虫を観察したりして遊べるんです。我が家の子供も、葉っぱで顔を作ったり、ひたすらアリの観察をしたり……(笑)子どもならではの視点に気づくこともあって、結構ハッとさせられることもあるんですよ。
また、子供を寝かしつけた後の夫婦の時間もゆっくりと楽しめます。星空を眺めながらの一杯は最高ですよ~!
お得に楽しくアウトドアを楽しもう!
いかがでしたか? 年間10回以上はキャンプに繰り出す私の実体験をもとに、アウトドア、中でもキャンプをお得に楽しむコツをご紹介しました!
キャンプはしてみたいけど、なかなか初めの一歩が踏み出せないそこのアナタ! これを読んで、「楽しそう! やりたい! 」と思ってくれたらうれしいです!
今年こそは、アナタもお得にキャンプデビューしてみませんか!?
参考:休暇村 蒜山高原、三瓶山北の原キャンプ場、片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場、片添ヶ浜温泉 遊湯ランド、ホテル&リゾート サンシャインサザンセト (2017年 著者調べ)