大学生に聞いてみた!仮想通貨に関する本音

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マナ
こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

2008年にビットコインが誕生してから、この10年間でたくさんの仮想通貨も作られるようになって、現在ではなんと1700を超える数の仮想通貨がたくさんの人の手元に渡っています。

このように世界では活発に取引が行われている仮想通貨ですが、日本では一体どのくらいの人が投資をしていて、どの程度関心がもたれているのでしょうか。

今回Fincleでは、対象者を大学生に絞って、大学生約100人に仮想通貨に関する調査をおこないました!

アンケートについて

概要

まず、アンケートの概要について簡単に説明しておきます。

・調査方法・・・インターネット(クラウドワークス)

・調査地域・・・全国

・調査対象・・・大学生1年生から4年生

・調査時期・・・7月5日~7月19日

・サンプル数・・・101名(男性41人、女性60人)

では次にアンケート結果について見ていきたいと思います。

仮想通貨取引を行ったことある大学生は10人に1人

Q「仮想通貨取引を行ったことはありますか?」

 

 

 

 

 

 

101人の大学生にアンケートを取ったところ

・はい・・・10人

・いいえ・・・91人となりました。

つまり「10人に1人の学生が取引をやったことがある」ということなんですが、これが多いのか少ないのか、捉え方は人それぞれだとは思います。

わたしもつい最近までは仮想通貨取引をやったことがありませんでした。

友達にも仮想通貨に投資している人がいなかったので、「意外に多いな?」と個人的には感じました。

ここで気になるのが、「仮想通貨の取引をはじめた理由」ですよね?アンケートをもとに少し探ってみましょう!

Q「仮想通貨の取引をはじめた理由について教えてください。」(複数回答可)

 

 

 

 

 

 

はじめた理由として多かったのが、

・「面白そうだから」・・・6人

・「楽にお金が増やせると思ったから」・・・6人

「友達もやっていたから」・・・2人

・「投機に興味をもっているから」・・・2人

マナ
好奇心が大せいで積極性がある人がすでに仮想通貨取引を始めているという印象ですね!

そうなんです!また、仮想通貨取引をすでに始めている10人のうち8人、つまり5分の4が男子という結果でした。学年でみても、大学4年生や3年生など、高学年が主に仮想通貨を取引をしたことがあると答えていました。10人のうち、たった1人だけ2年生がいました。

ここで一度アンケートからわかる傾向についてまとめてみたいと思います。

・10人に1人の学生はすでに仮想通貨の取引経験あり。

・高学年の男子学生がすでに仮想通貨の取引をはじめている。

・女子学生で仮想通貨の取引をはじめている人は少ない。

・好奇心旺盛で積極性がある人がすでに仮想通貨取引を始めている。

マナ
仮想通貨取引をしたことがない学生についてもしりたいです!

もちろんです!早速詳しくみていきましょう!

仮想通貨を購入したことのない学生がほとんど

先ほど「10人に1人の学生は仮想通貨の取引をしたことがある」といいました。つまり裏を返せば、9人の学生はやっていないということになります。

「どうしてはじめたことがないのか」理由が気になりますよね。ここでは、仮想通貨取引を始めない理由について追及してみたいと思います。

Q「仮想通貨の取引をはじめたことがない理由について教えてください。」(複数回答可)

 

 

 

 

 

 

・難しそうだから・・・49人

・お金を失うリスクがある・・・47人

・怪しいから・・・23人

・仮想通貨を買うお金がない・・・21人

・そもそも興味がない・・・13人

・時間がないから・・・6人

という結果になりました。

マナ
確かにはじめるまでは難しそうに感じますよね。チャートを見ても何のことかさっぱりだし、ニュースも随時チェックしなければなりませんしね。

取引所がハッキングされて通貨を失ってしまったなどの問題も耳にしますが、そのたびに価格が下がるなんてことも少なくありません。

“時間がない、仮想通貨を買うお金がない”ということに関しては、実際に仮想通貨を運用している側として、「バイトをするよりは断然ましですよ!」と言えるのですが…

そもそも興味がないという人が101人中13人もいたことに驚きだったのですが、なんと興味のない13人中12人が女性でした。また低学年の方が高学年よりも興味がないと答える人が多いという印象でした。

まだまだ、仮想通貨の安全性や信頼性、取引方法、そしてその額について認知してもらう必要があるなと感じさせる結果となりました。

仮想通貨の取引をやったことがない人の傾向についてまとめて起きましょう。

・難しいそうだから始められない

・お金を失うリスクや怪しいなど仮想通貨に対して懐疑的

・女性の中には仮想通貨に関心のない人が多い

仮想通貨に対する大学生の声

さてここでは大学生が仮想通貨に対して持っている意見について少し見ていきましょう。

ごく僅かな量でも、レートが変動して価値が上がったら大きな儲けになるから。固定されていない報酬を貰えるのは大きいと思います。

お金を失うリスクが無いならやってみたい。

難しいからやり始めるのを控えていますが、やってみたいという気持ちもあります。

最初の方はきちんとやっていても途中で投げ出すと想像できます。

仮想通貨は実際に存在する現金とは違って、目に見えないものを扱うので非常にリスクは高いと思います。

という意見が見られました。「学生でお金に余裕がないため、リスクをとれない」「難しそうだから始められない」「性格上、続けられない」など理由は様々ありましたが、「きっかけがあれば始めてみたい」という学生の意見も多く見られました。

おわりに

今回は大学生を対象に行った仮想通貨に関する認識度や関心度の調査についてまとめていきました!今どきの大学生が仮想通貨についてどのように考えているか、少しは把握することが出来ましたでしょうか。

最後に今回の調査よりわかったことをもう一度振り返っておきましょう♪

・10人に1人の学生はすでに仮想通貨の取引経験あり。

・高学年の男子学生がすでに仮想通貨取引をはじめている人が多い。

・女子学生で仮想通貨を買っている人は少なくて、女性の中には仮想通貨に関心のない人も少なからずいる。

・好奇心旺盛で積極性がある人がすでに仮想通貨取引を始めている。

・「難しいそうだから始められない」、「お金を失うリスクや怪しい」など仮想通貨に対して懐疑的。

でしたね!

今後仮想通貨市場が盛り上がりを見せるには若い世代を積極的に巻き込んでいく必要があるかと思います。「難しい」「怪しい」など、仮想通貨が持つこれらの課題は何とかして払拭していかなければならないでしょう。

マナ
以上、マナがお届けしました!