おしゃれに欠かせないピアスやイヤリングですが、小さいのに結構お値段がすると感じたことはありませんか?
実は、いくつかの材料と工具があれば、アクセサリーは意外と簡単に作ることができます。
筆者も、ピアスやイヤリングを自分で作っています。売っているのと同じようなデザインのものをお安く作ることもできるので、節約しながらおしゃれを楽しめますよ!
今回は、簡単でおしゃれなピアスやイヤリングを、手作りで作るコツをご紹介していきたいと思います。
目次
手軽に作れるピアスとイヤリング
ハンドメイドアクセサリーの中でも一番手軽に挑戦できるのが、イヤリングやピアスです。
ネックレスやブレスレットも簡単そうに思えるかもしれませんが、留め具の所で何種類かパーツが必要になるため、難易度が上がります。
一粒パールのシンプルなピアスであれば、ピアス金具とフェイクパールのパーツがあれば作れますし、工具を使わなくても、接着剤だけで完成させることもできます。
もちろん工具や金具の扱いを覚えれば、揺れるタイプや裏表に飾りのついたものなど、色々なデザインのものを作る事が出来ます。
また一度作り方を覚えると、手持ちのものに飾りを足したり、パーツを取り替えたりすることもできるようになるので、色々と応用が利きますよ!
まず揃えたい材料・工具
作りたいデザインにもよりますが、イヤリングをピアスを作る際、まずは揃えておきたい材料・工具をご紹介します。
イヤリング金具・ピアス金具
まず必要なのは、イヤリング金具やピアス金具です。
耳にピアス穴があるかどうかに合わせて、イヤリング金具かピアス金具のどちらかを用意しましょう。
金属アレルギーがあったり、メッキに反応してしまう方は、樹脂製のパーツを選ぶのがおすすめです。
メッキの種類や素材によって、輝きの具合や雰囲気が異なりますので、できるだけ実物を見て買うようにしましょう。
飾りのパーツ
パールやビジュー、リボン、造花のはなびらなど、お好みのパーツを用意しましょう。
耳に負担がかからないよう、重すぎないものを選びましょう。
接着剤
プラスチックでも接着できるような、強力なタイプがおすすめです。
また、グルーガンでも代用ができます。グルーガンであれば、待たずに次の作業へ入れるので、とても便利です。
丸カン
丸カンとは、パーツとパーツをつなげる丸い輪の形をした金属パーツのことです。
良く見ると、目の検査のCの形のように、輪の一部分に切れ目が入っています。
切れ目の左右を、後述するヤットコ2本で開いて使います。
開く際には、切れ目の幅を広げないように気をつけましょう。金属疲労で丸カンが切れてしまうことがあります。
幅を広げるのではなく、ずらすように切れ目を広げるのがポイントです。
丸ヤットコ・平ヤットコ
ヤットコは、固い針金や金具を加工するのに欠かせない道具です。
先が丸いものは丸ヤットコ、平たくてギザギザの滑り止め加工がしてあるものを平ヤットコといいます。
丸カンの切れ目を広げたり、小さなパーツを操作するときにピンセットのように使ったりと、アクセサリー作りでは大活躍します。
手芸店などで売っている、先の細いものが使い易いですが、とりあえず100円ショップやホームセンターなどでお安いものを買っても構いません。ただ、アクセサリー作りの際は扱うパーツが細かいので、できるだけ先の細いものを選ぶのがおすすめです。
基本の作り方
基本となる作り方を2種類、ご紹介します。
この2種類を覚えておけば、あとはパーツの種類を変えたり、つなげるパーツの量を増やしたりすることでいろいろなデザインのものを作ることができます。
一粒パールのシンプルピアス
キャッチ付のピアス金具に、パールがついているピアスです。
ピアス金具を用意するときに、輪のついたものでなく、平らな面のついているものを選ぶのがポイントです。
また、パールも、紐通し用の穴が貫通しているものではなく、完全に球になっているものを選んでください。
ピアス金具の平らな面に接着剤を付けたら、パールを押し付けて接着するだけで完成です。
とても簡単ですが、シンプルなので普段使いにも便利ですし、パールを大き目のビジューにしてみたり、スワロフスキーにしてみたりと色々な応用ができます。
ゆらゆらモチーフのイヤリング・ピアス
イヤリング金具・ピアス金具とお好きなモチーフのパーツを、丸カンでつなげたものです。
丸カンが挟まっていることで、モチーフパーツがゆらゆらと揺れて目を引くアクセサリーになります。
丸カンを複数つなげたり、チェーンにしたりすることで、長さを変えることもできますし、複数のモチーフを一つの丸カンにつなげればゴージャスにもなります。
イヤリング金具・ピアス金具を用意するときは、丸カンをつなげられるように、丸い輪のついたタイプのものを選ぶようにしてくださいね。
材料を安く手に入れる方法
上述した材料はほとんど全て、100円ショップのハンドメイドコーナーで手に入れることができます。
また、自分の気に入ったデザインのものをひとつふたつ作りたいだけであれば、100円ショップですでに完成された商品を買い、飾りの部分を取り替えてお気に入りのデザインに作りかえるのもおすすめです。ひとつひとつ材料をそろえなくても、ひととおりの金具が一気に揃います。
もちろん、手持ちのアクセサリーで使わないものがあれば、パーツだけを取り外して流用するのもよいと思います。
筆者も丸い玉の連なったブレスレットを死蔵していましたが、思い切って糸を切ってバラバラのパーツにし、一粒ずつのイヤリングに作り替えました。ちょうどよい存在感で、とても重宝していますよ。
まとめ
いかがでしたか?
意外と簡単に作れるイヤリングとピアス、手作りすれば節約しながらおしゃれもできて一石二鳥です!
ぜひチャレンジしてみてくださいね。