お金に対する心構え! お金に恵まれる土台作り!

お金は「モノ」ですが、人間と同じように大事に扱われるべきものです。

 

しかし、私たちは普段お金に触れる機会があるときには、ほぼ何も考えず、そしてお金が足りなくなったときには、とても感情的になってしまうのではないでしょうか。

 

つまり、私たちがお金に対して取る態度とは、「無関心」な態度、「感情的」な態度のどちらかに限られてしまうことが多いのです。

これでは、お金に対してマイナスのイメージばかり募り、プラスのイメージを持てなくなってしまいます。

お金は本来私たちにとって喜ばしいものであるのに、それとは逆に問題を引き起こす原因となってしまっているのです。

 

でも、お金に対して持つ感情や考え方を見直してゆくことで、お金と私たちの関係は改善されます。すると、自分の心に余裕が出てきて不思議とお金が巡ってくるようになるのです。

 

今回は、私たちとお金との関係を良くしてゆくために見直すべき要点をご紹介します。

 

 お金のおかげでできることを挙げてみる

geralt / Pixabay

まず、普段の生活で、お金があるからこそできていることを思い出してください。

「帰る場所がある」「食事ができる」「大事な人へのプレゼントが買える」「電車に乗れる」…本当にたくさんのことがお金のおかげでできていることに気が付きます。

 

 お金に感謝する

このように私たちの生活はお金に支えられていることが分かります。

どんなに小さな金額であっても、そのお金のおかげで何か必要なものを得ることができた、という感覚を持つ習慣をつけましょう。

 

たとえば、電車を使って3駅先まで出かけたとします。

そのときには、「この160円があったから私は電車を使って3駅先まで苦労せずに行けたんだ」と思ってお金に感謝するようにしましょう。

 

また、「お金を払う時」あなたはどのような気持ちでお金を払いますか?

「せっかく稼いだお金が無くなってしまう」と抵抗を感じるよりも、「ありがとう。このお金のおかげで今週の食事ができる。毎日健康的に過ごせる。」と感謝の気持ちを持ってお金を払うようにしましょう。お金を大事にする気持ちは、必ず自分に返ってきます。

 

また、お金を払う時には、支払ったお金がどのように使われるかについても考えてみましょう。

 

たとえば、スーパーに行けば、お金はレジで支払いますよね。

レジには係の人がいます。その方も、きちんとお給料をもらって働いています。

ですから、あなたがレジでお金を払う時には「私が払ったお金が、こうやって別の人の生活のためになるんだ。ありがとう、お疲れ様」という言葉を心のなかでつぶやいてみてください。

 

自分の払うお金の行く先が不透明であるために、私たちはつい「自分がお金を払う」という行為しか見ていません。しかし、このようによく観察してみると、私たちの払ったお金は他の人の生活を支えているのです。そして、そのお金は巡り巡って自分のもとに戻ってきます。

そう思うと、お金を払うことが苦にならなくなります。

RitaE / Pixabay

 お金にとって居心地のよい場所をつくる

もし自分に部屋が与えられるのならば、もちろん清潔で広々していて居心地の良い部屋が欲しいですよね。

 

お金だって同じです。

清潔で広々していて居心地の良いお財布に収まりたい。

 

ですので、あなたのお財布を今見直してみましょう。

レシートと小銭がぐちゃぐちゃに混ざっていませんか?

お札の向きは全部同じ向きに揃えられていますか?

お財布がボロボロではありませんか?

 

もしもお財布が古くなってきたら、新しいものに変えましょう。

できればお札は長財布に、小銭は小銭入れに分けるようにしましょう。

 

このように、お金を整理する環境を整えることで、お金を大事に扱っているという意識が自然に芽生え、お金に対して悪いイメージを持たなくなり、落ち着いて考えられるようになるのです。

お金の扱い方を見直す

お金を人に渡したり、逆に人から受け取るとき、どのように受け散っているでしょうか。

お金を持つときは。きちんと両手で丁寧にもつことが大切です。お金を人のように扱うのです。

 

また、たとえ1円であっても乱暴に扱ってはいけません。

人間と同じように、1万円も1円もすべて同じくらい価値あるものだということを心に留めておきましょう。

Unsplash / Pixabay

 お金を活かした使い方をする

私達は普段どのようなものにお金を使っているでしょうか。

ここでは生活費を除いた分について考えてみましょう。

何にお金を使うか、ということはお金をきちんと活かしているかということに直接関係しています。

「お金の活きた使い方」というのは、お金を浪費したり、刹那的に使ったりするのではなく、自分や周りの人の糧となって残るような使い方のことを指します。

 

たとえば、一番分かりやすい「お金の活きた使い方」は本を買うことです。

本を読むことで新しい世界を学び、そして自分自身の人生に柔軟に対応できるようになるからです。

本は一度買うと消耗しないし、誰かにあげたり売ってしまったりしても、自分の心の財産としてきちんと残ります。

 

このように、自分や人の糧となるような使い方を心がけてみましょう。

 

人のためにお金を使う

自分の投資のためにお金を使うことはとても良いことです。

しかし、自分だけにお金を使うよりも、人のためにもお金を使うことがより重要です。

 

特に普段あなたを支えてくれている大切な人々のためにお金を使うことが大切です。

誕生日には感謝の気持ちがこもったプレゼントを買ったり、日ごろの感謝の気持ちとして旅行に連れていったりすることで、あなたの生活の大事な基盤となつ人たちを喜んでもらえるようにしましょう。

 

naobim / Pixabay

お金の失敗を前向きにとらえる

無駄使いしてしまった、損してしまった、と思う場面に出くわすことは多かれ少なかれあるでしょう。

でも、ここで後悔してお金に対して悪いイメージを持つのではなく、次はもっと良い使い方をすればいいんだ、今回は新しいことを学べた、という風に捉えてみてください。

小さな学びをとても大切にすることで、とても大きな結果が生み出されるのです。

 

足るを知る

お金がもっともっと欲しい、今のお金では満足できない、と思ってしまうこともありますよね。

でも、そう考えるととても気持ちが焦ってきて、お金のことを好きになれないし、幸せにはなれません。

「お金は必要な時に必要な分だけあればいい。」

このように、心を大きく構えて、今持っているお金に感謝してください。

気持ちに余裕ができると、お金をとても良いものだと思えるようになります。

お金を良いものだと思えるようになれば、もっとお金は自分のところに集まってきます。

 

maturika / Pixabay

まとめ

お金を得たり、増やしたりする具体的で実践的な方法を知ることはとても大事です。

しかし、お金に対する心構えを知らないまま、お金を増やすためのノウハウだけ学ぶことは、とても危険です。なぜなら、それは土台を作らないまま家を建てるのと同じことだからです。

 

今回は、その「家の土台」の部分、つまりお金をより多く引きつける人になるために一番大事な基礎についてご紹介しました。

 

今回ご紹介した項目のなかで、もし意識出来ていなかったな、と思う箇所があったら是非心に留めておいてくださいね。

 

そして、お金と上手に付き合ってゆきましょう。