片付けのコツ!苦手な人のためのなんちゃって片付け術

部屋の片付けを始めようと思っても、なかなか片付けられない人は少なくありません。かつての私もそうでした。今でも油断すると部屋の中がごちゃついてしまいます笑。ただ普段から大幅に散らかっているわけではありません。ゆるく片付けを実施することで、綺麗な部屋に見せることは簡単なのです。今回はなかなか片付けられない人必見の、普段から私が実践するなんちゃって片付け術をご紹介します。

manbob86 / Pixabay

最初から完璧主義にならない!

jill111 / Pixabay

まず片付けに慣れていない人が片付けをする時に重要なのは、最初から完璧主義にならないことです。散らかった部屋をまっさらな状態に戻すのは気力を必要とするもので大変な仕事です。片付けをする時には、ある程度心にゆとりを持って臨むようにしましょう。

一時的な放置場所をつくる

なかなか片付けられない人は、「いる・いらない」の選別にも時間がかかってしまうのではないでしょうか。私自身もそうですが、「いつか使うかも」「まだ使えるかも」と思ったものをなかなか捨てられずに困ってしまうことがあります。そこで一時的な保管場所を設けて、選別できなかったものを一旦そこへ入れてしまいましょう。選択肢を「いる・いらない・迷っている」に増やすのです。

ただここでポイントなのは、この保管場所はあくまでも一時的だということです。例えば期間を3〜6ヶ月としましょう。その間に一度も手を伸ばさなかったものは「いらない」に選別し、捨ててしまいます。実際保管に移したにも関わらず「結局使わない」ということは多々ありました。はじめから「いる・いらない」の2択ではなく、一回迷ってもいい、という猶予を設けましょう。

 要らないものは潔く!

その代わり、上記でも述べましたが「いらない」は潔く捨てるのがポイントです。そのものを片付ける時、一番最初は3択で構いませんが、結局使わなかったのであれば「いらない」1択で捨てましょう。この判断はとても重要なことです。

時々「捨てた後、必要になったらまた買うことになってもったいないじゃないか」という声も聞きます。確かにまた購入するということは、お金の無駄遣いのように思えるかもしれません。でもその場合、「今度こそ物を大切に扱うことができる」と捉えられませんか。そのような苦い経験によって、買ったのに使わないものが減るのではないか、と考えています。

1日1カ所片付け

また片付けは1度に終わらせようとしないことが大切です。確かにどこか1つを片付けると、他にも気になる箇所が増えるかと思いますが、そこはあえて我慢しましょう。1日1カ所片付けにすることで、片付けそのものを習慣化してしまうのです。

もちろん1度に部屋の全てを片付けることも問題ありませんが、片付いていない部屋を一気に片付けるのは労力もかかりますし、疲れてしまうはずです。また集中力が途切れてしまえば、他のものに気を取られてしまう可能性だってあります。そうなってしまうくらいなら、1日1カ所を丁寧に片付ける習慣をつけた方がストレスなく部屋を片付けることができるでしょう。

 

片付け上手“風”の部屋へ

stevepb / Pixabay

あなたはなぜ片付けをするのでしょうか。主に部屋が散らかっているのが原因ではないでしょうか。部屋を綺麗に見せるだけで、片付いているように見えるのが不思議なところです。極論かもしれませんが片付け自体を上手になる必要はなく、片付け上手“風”の部屋を作り出すだけで、あたかも片付けができるような人に見えることでしょう。

床に物を置かない

片付け上手のように部屋を見せるためのコツは、床に物を置かないことです。床に物があるだけで部屋は散らかって見えるものです。だからといって床に置かない代わりに、机や椅子、ソファに衣類がてんこ盛りになっていては、片付いた部屋とは言えませんが笑。もしどうしても衣類などが片付かない場合には、床に直に置くのではなく、収納用のカゴに乱雑に放り込む方が見た目としてはマシになります。

見せる収納を意識

また収納と聞くと隠すイメージが強いかもしれませんが、案外部屋を綺麗に見せるために物を押し込んだクローゼットというのは、片付け下手がばれてしまうものです笑。そこで、あえて隠さず見せることを意識してみませんか?

生活の中でよく使うものをあえてディスプレイのように飾ることで、変に隠すよりも部屋を綺麗に見せることができます。鞄や帽子、本や文房具は見せる収納にすることで、どのくらい物を持っているか把握することもできるので、買う量を調整することもできますよ。

 

まとめ

片付けに慣れていない人は、はじめから綺麗な部屋を目指す必要はないと考えています。知らぬ間に片付けが習慣化することと、片付けている部屋に見せることで、綺麗な部屋自体に慣れていくことが先です。あまり片付けに気負いすることなく、ゆるく片付けをしていきましょうね。