子供がいるとどうしても増えてしまうのが、おもちゃですよね。
子供の喜ぶ顔を見るとついつい買ってしまったり、おじいちゃんおばあちゃんが記念日の度にプレゼントしてくれたり・・・子供が楽しく遊んでくれるのは良いことですが、おもちゃが増えてしまって家の中がなかなか片付かないという悩みをお持ちの親御さんも多いのではないでしょうか。
私も数年前まで、家の中がいつも雑然としているのが悩みでした。子供が小さいからと言い訳をしていましたが、同じように子供が小さくても、いつもきれいにしているお宅もあるんですよね。
そこである時から言い訳をするのをやめ、”子供がいて、おもちゃがたくさんあっても、家の中が片付く方法” を模索し始めました。その甲斐もあり、今では未就学児がいながらも片付いた状態をキープできるようになりました。また嬉しいことに、おもちゃの片付けが節約にも繋がるという発見ができました。
今回は私が実際に行ったものの中から、効果的に片づけることのできた方法についてご紹介したいと思います。
おもちゃの量を決める
おもちゃは様々な形状をしていて、派手な色をしているものも多く、床の上やテーブルに出しっぱなしにしていると散らかった印象を与えてしまいがちです。
おもちゃの量自体を減らすことができれば、散らかるものの量も減り、家は格段に片付けやすくなります。
ただ、おもちゃは子供の手指の発達や、情操を育むのに必要なものですので、やみくもに減らせばいいというものでもありません。子供の発達に合わせて、こまめに量を管理していくのがおすすめです。
定期的に見直す
成長に伴い、子供が興味を示すおもちゃはどんどん移り変わって行きます。
定期的におもちゃを見直して、あまり遊んでいないおもちゃは間引いていくようにしましょう。使っているおもちゃを捨てるのは親も子供も心が痛むものですが、もう遊ぶことはないというおもちゃであれば捨てやすいはずです。
もう使わないけれどもったいなくて捨てられない・・・という場合は、友人へ譲ったり、近隣のバザーに出品するのもおすすめです。
私の場合、一ヶ月に一度はおもちゃ箱を確認し、もう不要だけれどまだまだきれいなものを箱に入れてとっておきます。年に一度、近隣でバザーがあるので、そこへ出品するようにしています。出品しても対価は発生しませんが、誰かが喜んで使ってくれるのであれば有益だと考えています。
他人様に渡せないほど汚れていたり、壊れているものは、これまでの活躍を感謝しながら捨ててしまいます。捨てるのがもったいないと思うこともありますが、その分新しいおもちゃを買い与えるときに慎重になれるので、将来的な節約にもつながります。
箱を入れ替える
家にあるおもちゃをいくつかの箱に分割しておき、そのうちの一部だけを遊べるように出しておくという方法があります。出していない残りの箱は押入れなどの目につかないところへしまっておき、2週間や1ヵ月、または子供が飽きた頃を見計らって、入れ替えを行います。
例えば我が家ではおもちゃを4つの箱に分け、1つはリビングに出し、あとの3つは押入れにしまっています。あまり子供達が遊ばなくなったな・・・と思ったら、押入れにあった箱のうちのどれかと、リビングの箱を入れ替えるようにしています。
この方法だと部屋に置いてある物の量自体が減るので、散らかり防止にとても効果があります。
また、しばらくインターバルを置くことで、元々家にあるおもちゃでも新鮮な気持ちで遊ぶことができるので、子供が新しいおもちゃを欲しがる回数も減り、節約にもなりますよ!
遊ぶエリアを限定する
子供というのは、特に制限がなければ、家中どこでも遊び場にしてしまいます。放っておくと、キッチンや階段はもちろん、玄関の棚の上にも遊びかけのおもちゃが・・・というのも珍しいことではありません。
おもちゃが家中に散らかってしまうと、それを拾って集めるのも一苦労です。
そこで、遊ぶときはリビングのラグの上で、というように大体の場所を決めてしまいましょう。散らかる範囲が狭まれば、それだけ片付けの手間と労力を減らすことができます。
まだ子供が小さくて「ここで遊んでね」と言っても理解できないようであれば、家具をうまく配置して仕切ったり、楽しい模様のプレイマットを敷くなどして、視覚的にわかりやすいような場所づくりをしてあげましょう。
おもちゃや子供関連のグッズは極力そのエリアへ集めるようにしておけば、子供関連の物でごちゃつく範囲を自然と狭めることができます。
また、そのエリアをタンスや間仕切りなどで目隠ししておけば、ごちゃつきが目につきにくくなり、急な来客があっても片付いた印象を与えることができます。
まとめ
いかがでしたか?
親がいくつかの工夫をしてあげることで、おもちゃ遊びを通した子供の成長を阻害せずに、散らかりを防いで片付けストレスを減らすことができます。
片付いたお家で子育てを楽しむためにも、ぜひ活用してみてくださいね!