毎日するから知っておきたい、洗濯で節約する6つのコツ

一人暮らしのときでも必要な洗濯。家族が増えると洗濯する回数も増えてしまい、水道代や電気代に頭を悩ませていませんか?

洗濯をしなければならないのなら、少しでも節約するためのコツを覚えておきたいもの。

すぐに実行できる節約方法をご紹介します!

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チリも積もれば山となる? 洗濯で節約するコツ

洗濯にかかる電気代や水道代、1回の洗濯でどれぐらいかかるか考えたことはありますか?

洗濯機にもよりますが、容量が8kgの洗濯機であれば、電気代は1回の洗濯で2円から3円、水道代は22円から24円ほどかかります。

そのため、毎日するよりは2日か3日ごとに洗濯をした方がお得、とよくいわれます。しかしその言葉を信じてうっかり大失敗したことがある私…その失敗から、ぜひお伝えしたい洗濯のコツをご紹介します。

濡れた洗濯物はカビの原因に! ため込まない方が節約になる

洗濯物を洗濯機にそのままポイポイと入れたままにしている人、今すぐそれはやめましょう。

一人暮らしのときは洗濯物が少ないので、1週間に1度しか洗濯をしなかった私ですが、ある梅雨時期に洗濯機を回したところ、洗濯物になんとカビが生えていました。

他の洗濯物に臭いがつき、洗濯機もカビ臭くなり、洗濯槽を掃除したりたくさんの洗濯物を処分するはめに…。

通気性のある洗濯かごを選んで、洗濯までそこに入れておくなどして、洗濯機にはため込まないようにしましょう。

実はそこまで汚れている服は少ない? 軽い汚れならスピードコースを使おう

普段使っているタオルや、部屋で着る服などは、実はそこまで汚れていません。

軽い汚れなら手洗いでも十分汚れは取れる程度。スピードコースで洗濯をし、しっかり太陽の光で殺菌すれば問題はありません。

ただし衣替えなどでしまう服は、首回りや袖口に、洗剤や皮脂、脂が残っているとシミの原因になりますのでしっかり洗うようにしましょう。

メリハリをつけた洗濯で、水道代も電気代も節約できます。

まとめ洗いをするなら、重いもの→軽いものの順に入れていく

せっかくまとめ洗いで節約しようとしても、入れ方が悪いと洗濯機がその機能を十分に発揮できません。

まず重いものを先に入れ、軽いものは最後に入れるようにします。こうすることで洗濯機がうまく回転します。タオルばかりだと、絡み合ってしまい、逆に生地を傷めることにもなりかねません。

洗濯物も洗剤も適量が一番キレイになる

最近の洗剤は、少ない量でもしっかり汚れが落ちるように進化しています。

「たくさん洗濯物があるから、洗剤もちょっと多めに…」は間違いです! 多めに入れてもキレイになるどころか、逆にすすぎに水が必要となってしまい、かえって電気代や水道代がかかることになります。

また入るからといって、洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎると、回転が悪くなり、キレイになりません。

洗濯容量の8割を目安にしましょう。

参考までに、洗濯物のだいたいの重さをご紹介します。

ワイシャツと肌着、下着、靴下を合わせると500g程度。綿パンツやスカートなどが400gから300g、パジャマの上下が500g、タオルが1枚30g、バスタオルが300g。バスタオルを毎日洗うとすると、1人分が2kg近くなるので、4人だと8kgとちょっと多めになってしまいます。

ちなみに我が家では、バスタオルは干す場所を取るだけでなく、乾きにくいのでタオルを使っています。何枚も使うわけではないので、毎日気楽に洗えます。

ただ小さなお子さんがいる場合は、バスタオルで拭いた方が早いので、清潔第一で洗うことを考えましょう。

天気を見ながら脱水時間を調節する

脱水時間は実はそれほど長くする必要はありません。しかし全自動の洗濯機で、最初の設定のまま使っている…ということはありませんか?

脱水時間が長すぎると、逆に洗濯物のしわが増える原因にもなります。

天気がいい日には脱水は1分ほどにしても大丈夫です。逆に雨の日は脱水を3分ほどにして、しっかり脱水してから干すようにしましょう。

また室内に干す場合は、扇風機などで風をあてると早く乾きます。

節約するなら新しい洗濯機を買うのもアリ?

洗濯機によっては、電気代や水道代がかかるのに、あまりたくさん洗えないものもあります。

特に新生活で一人暮らしを始める方、家族が増える方は、この機会に新しい洗濯機の導入も考えましょう。

乾燥機能は電気代がかかるので、あまりおすすめはしませんが、あると梅雨時期のシーツの洗濯などに活躍しますのであれば便利ですよ。

まとめ

いかがでしたか?

たかが洗濯、されど洗濯。しないわけにはいかない洗濯だからこそ、上手に使って電気代や水道代を節約したいですね。

また電化住宅などで、深夜割引のプランに入っているなら、安い夜間の時間帯に洗濯をするのもおすすめです。

ただし濡れた洗濯物を入れっぱなしにすると、臭いやカビの原因になりますので、タイマーを上手に活用して、すぐ干すようにしてくださいね。