ずぼら節約レシピで一週間の食費を安く抑えよう!

引用:photoAC

節約生活を送ろう!と思い立つと、食費を削ることが真っ先に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。「食」は必要不可欠なものではありますが、出費の中で一番身近な存在です。一番始めに手をつけやすい分、挫折しがちな分野でもあります。そこで今回は、普段から私も行っている、比較的簡単に作れるずぼら節約レシピをご紹介します。

 

節約食材を味方につけよう!

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私はかなりずぼらな性格をしていますが、楽しく食費を節約できています。料理にかかる手間が億劫だった時期もありましたが、毎日の食事に料亭のような料理をつくる必要はないと気づきました笑。それに節約食材を味方につけ、その食材をいかに美味しくできるか、楽に作れるかに挑戦していくうちに自然と楽しく節約できるようになりました。

もやしと豆苗の中華炒め

節約食材の味方であるもやしと、豆苗を使った炒め物です。豆苗は根元を切り落とし、残った根元を水につけておくと1週間くらいで同じくらいの量の豆苗が育ちます。100円ほどで二度美味しい食材なので、ぜひ活用してください。

必要な食材はもやしと豆苗、お好みで冷蔵庫に余っているハムやベーコンを加えると立派な主菜になります。必要な調味料は鶏ガラスープの素やオイスターソースなど、これまた自宅にある“中華っぽい”調味料で問題ありません。今回のレシピでは、鶏ガラスープを大さじ1杯とコショウ少々、醤油、ごま油を使用します。

  1. 豆苗は食べやすい大きさに切っておく
  2. ごま油を敷いたフライパンを熱し、火の通りにくいお好みの具材(例:食べやすい大きさに切ったハム)を加え、よく炒める
  3. 豆苗、もやしと加え、よく炒める。生っぽい食感が好きならさっと炒め、くたくたが好きならじっくり炒める
  4.  火を止め、鶏ガラスープを加える。醤油を一周かけ、よく混ぜ合わせたら、仕上げにコショウをふりかけて完成

豆腐と鶏ひき肉のハンバーグ

豆腐と鶏ひき肉のハンバーグは、形が整わなくても気にしません。つなぎに粘り気のある長芋や卵を加えると見た目はより綺麗になります。私の場合はレンコンを加えて、食感のあるつくねのような感じにするのが好きです。大葉を刻んで加えると、爽やかな風味になり、味わい豊かになりますよ。

  1. 大葉はあらかじめ細かく刻んでおく。レンコンは細かく角切りにしておく
  2. ボウルに鶏ひき肉と豆腐を加え、よく混ぜ合わせておく。レンコンと大葉を加え、混ぜ合わせる
  3. フライパンを熱し、お好みの油を敷く。形を整えたタネをフライパンへ入れ、じっくり火を通して完成

豚キムチ

豚こま肉が安い時には、豚キムチをよく作ります。発酵食品であるキムチは賞味期限ギリギリのものは値引きされていることが多いので安価に済みます。冷蔵庫にある余り野菜を投入し、味はキムチと豚肉から出る甘みだけで整えることができるので、非常に楽です。

  1. 投入したい余り野菜は好みの大きさに切っておく
  2. フライパンにごま油を敷き、熱する。豚こま肉、野菜を加えよく炒める
  3. キムチを投入し、ある程度具材と絡まったら完成

 

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常備菜で食卓を彩ろう

節約料理で一週間を過ごす上で、常備菜の存在は欠かせません。常備菜を作り置きしておくことで、どんなに安い節約食材を活用していたとしても、食卓がさびしくなることはありません。あまり手間をかけず、簡単につくることのできる常備菜をご紹介します。我が家の味の紹介になりますが、好みの野菜や味付けで工夫してみてくださいね。

マカロニサラダ

用意する具材

マカロニ/ハム/ピーマン/タマネギ/米酢/マヨネーズ/塩こしょう

  1. タマネギやピーマンは細切りにしておく
  2. マカロニを茹でる
  3. 茹で終わったマカロニをボウルに入れ(保存用の大きなタッパーにあらかじめ入れてしまうのも◎)、タマネギとピーマンを加える
  4. 米酢を好みの量回し入れ、味をなじませたら、好みの量のマヨネーズを加え、仕上げに塩こしょうで味を整えて完成

 

根菜の醤油漬け

用意する食材

お好みの根菜(今回は私がよく作る長芋でご紹介します)/醤油/黒酢(なければ使わなくても大丈夫です)/鷹の爪

  1. 長芋は厚めのいちょう切りにしておく
  2. 2鍋に長芋が浸る程度の水と醤油、黒酢を入れ、鷹の爪を加えたら火にかける※1
  3. 3ぐつぐつしてきたら、長芋を加えて完成※2

※1 味の調整は後からでも出来ますが、少し濃い目くらいが味が染み込んだ時に美味しいと思います。普段は水:醤油:黒酢を4:4:2くらいにしています。

※2 シャキシャキ感を残したい場合は3〜5分程度で火を止め、後は余熱で味をしみ込ませましょう。ホクホク、トロトロの食感が好きなら、じっくりと火にかけることをおすすめします。

 

まとめ

今回紹介したのは、私がつくるずぼら料理のごく一部ですが、安い食材をいかに活用できるか挑戦しながら作れば、1週間の食費を安く抑えるのが楽しくなってきます。節約を気負いすぎず、自然に食費を削っていきましょう。