今回はビットコインの歴史について、説明していきます。
この記事を読めば、ビットコインがどのように誕生したのかや今までの価格変動がわかるようになります!
この記事を読んでビットコインの可能性を感じていきましょう!
目次
ビットコインの歴史
ビットコインは誰が作ったの?
ビットコインは2008年10月31日、サトシ・ナカモトという名前を使った匿名の人物がインターネット上に投稿した「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文によって提唱されました。
そこから3ヶ月後の2019年1月には、この論文を元に複数の開発者が協力を進め、2009年1月3日にはビットコイン理論を実現するためのソフトウェアが開発・公開されました。
その後すぐに取引がされたと言われていますが、2009年9月に初めてドルとの交換が行われた時は、1ビットコイン=約0.1円でした。
2010年2月には、米ドルとビットコインを交換する「ザ・ビットコインマーケット」取引所が開設されました。
初めての商取引はピザ?
2010年5月22日、アメリカのフロリダで初めて商取引が成立しました。その当時のビットコインは需要も少なく価値もほとんどなかったので、ピザ2枚の購入(当時25ドル程度)に対し、1万ビットコインでの取引成立でした。
この取引が行われた5月22日は『ビットコイン・ピザ・デイ』というお祭りになっています。
日本でMt.Gox(マウント・ゴックス)取引所の開設
MT.Gox取引所とは、当時日本円とビットコインの直接取引が可能だったただ1つの取引所です。のちに世界最大のビットコイン取引量を誇るようになります。こちらは2010年に開設されました。
アメリカの大手メディアのTIME誌にビットコインが取り上げられる
2011年の4月、TIME誌でビットコインに関する特集が組まれました。
ここでは、ドルや電子マネーなどの現在の通貨と比較したときに優れている点を紹介するような内容で、一気に多くの人がビットコイン市場に参加するきっかけになりました。
『キプロス危機』で価格が上がる
2013年3月に発生したキプロスの金融危機により「金融機関は必ずしも安全ではない」と感じた方々がビットコインに目を付けました。ビットコインに資産を移すことで危機を脱する人々も現れ、世界中の人がビットコインに大きく注目するようになりました。
また同じ時期に中国の富裕層がビットコインに注目し、「爆買い」が起こります。しかし、中国は金融機関によるビットコインの取り扱いを禁止すると発表し、結果的に価格は下落します。
『マウント・ゴックス事件』が起こる
2014年には『マウント・ゴックス事件』がおこります。
先ほども紹介したMt.Goxがハッカーによる攻撃をうけ、当時の価格で約470億円分のビットコインを盗まれたと発表しました。
さらにこの事件には続きがあり、Mt.Goxの元経営者であったマルク・カルプレス氏の不正が発覚。横領をしていることが明らかになり大きな衝撃を与えました。
この事件によってビットコインの知名度間違いなく上がりましたが、「ビットコインは悪」や「ビットコインは危ない」等、ビットコイン自体にネガティブなイメージがついてしまいました。
2016年の法律をきっかけに価格が高騰
2016年、日本である法律が成立しました。それは、今まではビットコインの獲得にかかっていた消費税が2017年以降はかからないというもの。
これをきっかけにビットコインの価格が急騰し、2017年12月17日に最高値である1ビットコイン=2,265,523円を記録。
2018年、コインチェックのハッキング事件が起こる
2018年1月、コインチェックがハッキングをうけ、約580億円のビットコインを盗難される事件が起きました。
これは、2014年のMt.Gox事件の次に大きな盗難被害です。
被害にあったのはビットコインではありませんでしたが、仮想通貨への懸念から価格は下落。
2018年末には1ビットコイン=40万円台まで下がりましたが、2019年7月11日現在、ビットコインの価格は1ビットコイン=約140万円ほどまで回復してきています。
まとめ
2019年7月11日現在
前回と合わせて2回ビットコインについてお届けしてきました!!
この2回で、ビットコインについて理解を深めることが出来たのではないでしょうか?
次回は取引するうえで重要な事を紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!
これからもBit Startでビットコインを貯めて、新しい資産を築いていきましょう!!