株初心者に伝えたい!リアルな私の失敗から学ぶ株式投資との向き合い方とは

「株式投資で○○万円稼いだ」「○○な方法で数万円稼ぐ方法」等、投資について様々な情報が飛び交っています。

「この方法なら自分でも出来るかも…」「こんなに儲かるならやってみようかな…」と、理由はどうであれ株式投資に興味・関心を持っている方もいるのではないでしょうか?

そう言う著者も、数年前に情報に踊らされ株式投資を始め、何の知識も持たないまま取引を行い失敗した経験を持つ一人です。

今では知識を身につけて微益ですが利益が出るまでになりましたが、それも過去の失敗があったからこそだと感じています。

そこで今回は、著者自身が失敗した経験を記事にしました。「投資を始めたけど、どう取引して良いか分からない」と言う方の参考になれば幸いです。

TheDigitalWay / Pixabay

 

 

著者の失敗談

 

 

まずは著者の失敗談をまとめて紹介したいと思います。すでに投資を行った事がある方も似たような経験をした事があるのではないでしょうか?

 

 失敗① 証券アナリストの言葉をそのまま信じ…

 

証券口座を開設すると、証券アナリストのレポートを閲覧する事が出来ます。証券アナリストとは、言うなればその道のプロ!そのような方々が「○○の株価が上がる」「○○関連の株価が急上昇する可能性がある」等と様々な専門知識を駆使しレポートを書いています。

著者の場合、そのレポートをそのまま信じ急上昇するであろう株を50,000円で購入。しかし、数日後からみるみるうちに株価は下がっていきました。

 

 失敗② それでも上がると信じ…

 

それでも著者は「プロが上がると言っている会社だし、少し下がっただけでこれからどんどん上昇していくだろう」と信じきっていました。

その結果、約半年の間に株価は買値の半額にまで減少。その後も下がり続けていき、泣く泣く手放す結果となりました。その時の株価は20,000円を下回っていました。

 

失敗③ 感情的に売買してしまい…

 

それから勉強を重ね、テクニカル分析(※)を身につけた(つもりになっていた)著者。

※テクニカル分析…株式の過去の価格や出来高、時間軸などから価格の将来の価格を予測する分析法方です。

半年ほど前から右肩上がりに株価が上昇していた株(62,000円)に注目。「今までの株価の流れから、この株価が60,000円あたりまで下がった後に急上昇するだろう」と踏み、60,000円で購入する準備を整えていました。

ところが、株価が61,000円まで下がった所で反転し急上昇。焦った著者は「流れに乗り遅れる!」と思い急いで購入。その時の株価は65,000円でした。

するとどうでしょう、買った直後に株価は下落。59,000円まで下がった所で手放す事にしました。

その株は、著者が手放した直後に再び上昇を始め、今では20万~30万円の辺りで株価が推移するまでに成長しました。

参照元:SBI証券 テクニカル基礎講座(2017年4月時点、著者調べ)

 

過去の失敗から学んだ投資との向き合い方

 

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以上が著者の失敗談になります。書いていて恥ずかしいのですが、始めた当初は勉強する事もせず、ただただレポートやニュース、雑誌に記載している記事を信じて同じような失敗を何度も繰り返していました。

それでは、今度は過去の失敗から学んだ投資との向き合い方・考えた方について見ていきましょう。

 

情報を鵜呑みにせず、自分の考えを持つ事

 

今となっては当たり前の事と感じますが、アナリストのレポートや自分で見聞きした情報を鵜呑みにする事は危険です。その道のプロも、他の人と同様にミスはするし、未来の株価なんて誰も分かりません。あくまでも予測として割り切る事が大切です。

証券アナリストのレポートよりも、それを読んだ人がどのように考えて株を購入するか。他の人がどのように動くかを考えた上で自分の考えを持つ事が大切になっていきます。

また、情報の鮮度にも気をつけましょう。その情報が表に出てから時間が経っている場合、株価上昇・下落トレンドが既に終わっている場合も考えられます。

 

購入前に購入後の計画を立て、それに忠実に従う

 

株を購入する前に「ここまで上昇したら株を売却する」「この値段まで下がったら損切りを行う」「購入後、○日経過しても計画した額に達しない場合はその時点で株を売却する」と予め購入後の計画を立てておきます。

こうする事で、株価が予想外の動きをした時でも冷静に対応する事が出来ます。損切りする事になっても、次に生かせるチャンスと割り切りましょう。

 

まとめ

 

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いかがでしょうか?株式投資で100%の勝率で利益を出し続けている人はいませんし、始めから利益を出し続ける人もいません。投資で成功している人は、様々な失敗と経験から自分にあった投資方法を見つけている事でしょう。

著者の投資に対する考え方が他の人に合うとは限りませんが、他人の失敗談はきっと皆さんの経験値になります。

著者自身の実体験とそこから得た経験が、皆さんの投資方法が見つかるきっかけの一つとして少しでも役に立てば幸いです。