「Suica」や「Pasmo」など電子マネーが定着し、日常生活の一部となっています。しかし電子マネーの仕組みについて知っている人は少ないのではないでしょうか。仕組みを知らなくても、もちろん生活に支障はありませんが、その仕組みが気になっている人もいることでしょう。
そこで今回は電子マネーの仕組みをご紹介すると共に、電子マネーの賢い使い方についてもご紹介していきます。
目次
電子マネーの仕組み
電子マネーを利用する際には、実際にはお金のやり取りがされているにも関らず、現実世界でのお金のやり取りは発生しません。キャッシュレス時代に大きく貢献している電子マネーですが、どのような仕組みで成り立っているのか、気になる部分を調べてみました!
種類も違う?!
電子マネーはその名の通り、電子データをやり取りする仮想のお金のようなものです。実際にはお金のやり取りは為されていますが、現実でお金を直接扱うことはありません。メジャーな電子マネーとしてはICチップを利用したICカード型が挙げられます。カードに埋め込まれたICチップに電子データ(今回で言えばお金としての価値)を入れることで利用できるようになります。
私も愛用しているSuicaもそうですね。チャージ機でチャージすることで、ICチップに投入した金額分の価値が入金されるため、その金額分利用できるわけです。
なぜタッチだけで決済できるの?
タッチするだけで決済が完了する仕組みですが、日本で利用されている電子マネーのICカードのほとんどが”非接触ICカード技術「Felica(フェリカ)」”を採用されています。これは1枚のカードにICチップとアンテナを搭載したもので、専用の読み取り機にかざすことで情報の受発信を行い、データの読み書きを行うものです。読み取り機がカードを検出し、カードと読み取り機が互いを認識し合い、データを読み書きするのに約0.1秒しかかかりません。
カードをかざすだけで済む使いやすさとデータの扱いやすさから、現在では公共交通機関の乗車券やコンビニ決済の他、家電や健康機器への応用もなされています。
参考文献:Felicaウェブサイト
電子マネーの賢い使い方
電子マネーによって、現実でのお金をやり取りしなくて済むようになった、キャッシュレスに買い物ができるようになった利点としては、決済スピードが早まり快適になっただけでなく、小銭を取り扱う煩わしさの回避にもつながりました。ここでは電子マネーの賢い使い方についてご紹介していきます。
ポイントを貯めよう
電子マネーの種類によっては、ポイントが貯まる特典のついたものがあります。これはクレジットカードにおいてもよくあるhなしではありますが、使うだけでポイントが貯まる制度を活用すると、ポイントとは一見関係なさそうな買い物で貯めたいポイントを貯めることもできます。
例えば「Edy」という電子マネーでは”マイル”を貯めることができます。マイルと聞くと飛行機に乗らなければならないイメージが湧きますが、普段の買い物でもポイントが貯まるとあれば、旅行好きの人には堪らない特典になりますよね!
チャージはクレジットカードで!
またこれは私自身も反省したのですが、チャージを現金で行うよりクレジットカードを利用した方が圧倒的にお得です。電子マネーとクレジットカードを組み合わせるだけで、ポイントの”2重取り”が可能になります。そのためポイント還元率の高いクレジットカードを利用している人なら、クレジットカードはチャージにこそ活用すべきなのです!
またポイント等の特典が豊富な家電量販店で、クレジットカードでチャージ済みの電子マネーを利用すると、まずクレジットカードを利用したことでポイントが入り、電子マネーで払ったことによりポイントが入り、また家電量販店で買い物したことによるポイントが入ります。ポイント取りのプロになれそうです笑。
やりくり上手になりたいなら
まとめ
電子マネーの仕組みは分かりましたでしょうか。Felicaと呼ばれる便利な技術によって、迅速かつ適切な支払いが可能となった世の中です。最後に紹介した賢い使い方もぜひ活用してください。キャッシュレス社会に置いて行かれないように心がけなければなりませんね。