ちゃんと使ってる?クオカードのお得な購入方法や換金について

突然ですが、皆さんはクオカードをいただいた経験はありますか?私は商品やサービスの購入特典で受け取ったり、小さな頃地域の子供会で景品として受け取ったことがあります。クオカードは様々な店舗で利用できるプリペイド型の商品券なのですが、今回はクオカードの購入方法やお得な活用法など、ご紹介していきます。

ちなみに、fincleの独自調査で主婦200人にアンケートを実施したところ、なんと約30%もの方が、持っているクオカードを使用せずに溜め込んでしまっているというなんとももったいない事実がわかりました!ぜひこちらの記事を読んで、クオカードのお得な活用法を知って、溜め込まずに利用していただければと思います。

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クオカードとは?

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クオカードを受け取ったことがある人も少なくないと思いますが、クオカードの概要について詳しく知っている人というのは少ないのではないでしょうか。クオカードがどんな場所で使うことができるのか、どんな方法で購入できるのかについて、ここではご紹介します。

クオカードについて

QUOカード(クオカード)は、全国共通商品券の一つです。カードの種類としては、プリペイドカードに当たります。コンビニエンスストアはもちろん、ファミレスやドラッグストア、本屋さんなどで利用することのできる便利なカードです。

お祝いの品として活用されることはもちろん、キャンペーンの特典、商品として扱われることもあれば、企業の販売促進アイテムとして活用されることもあります。

一般的なクオカードは1枚から注文することができますし、その場購入ならすぐに受け取ることができます。スタンダードタイプであれば、数多くのデザインから自分の好きなデザインを選ぶ楽しみもあります。

どこで使える?

利用できる場所ですが、コンビニ、ファミレス、ドラッグストア、書店が主要のお店として紹介されていますが、基本的にはクオカードのマークがついているお店で利用することができます。実際クオカードを利用できるお店は全国に約56,000店あると言われています。クオカードマークのステッカーが貼ってあるかどうか、事前に確認しておくと安心ですね。

ちなみにコンビニに関しては、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクスと、コンビニ大手は完全に網羅しています。コンビニでの利用が一番扱いやすいかもしれません。その他すかいらーくグループのファミレスや、ドラッグストアなどで利用できます。

特に本屋さんに関しては、取り扱い店舗がかなり多いため、クオカードが子供や学生のプレゼントとして最適なのもうなづけます。ぜひクオカードで積極的に本を購入して、読書をしてほしいものです。

利用できないところ

ちなみに後にも注意点として説明しますが、公共料金の支払いや、切手、タバコ、チケットの購入などには利用できません。ご了承ください。

どこで買える?

クオカードは全国共通の商品券ですから、購入場所、購入方法もかなり幅広くなっています。クオカードの正規代理店、正規販売店での購入はもちろんのこと、コンビニなどでも購入することができます。通信販売ももちろん可能です。

販売店で購入

手早くクオカードを手に入れたいのであれば、自ら販売店へ出向き購入することをおすすめします。販売窓口での購入なら、送料など購入代金以外の費用がかからないのがメリットです。取り扱い店舗によっては、カードや金額の種類、デザインが異なるため、狙っているデザイン等がある場合には、事前に置いてあるか確認するといいでしょう。

オンラインで購入

商品券を購入したいという時、みなさんはどうしていますか?多くの人が百貨店などにある金券ショップに行くのではないでしょうか。

しかし、忙しい時間の合間をぬってわざわざ店頭まで出向くのは結構面倒くさいですよね。

そのような方におすすめなのが金券ねっとです。金券ねっとは日本最大の商品券通販サイトで、クレジットカードで商品券を購入できることから多くの利用者に支持を集めています。

一般的に金券ショップなどで商品券を購入する際は現金のみ受け付けているところが多く、キャッシュレスが進む現代では少々不便に感じる人も多いでしょう。

金券ねっとではクオカード以外にも、JCBギフトカードをはじめ百貨店商品券など一般的な商品券を購入することが可能となっています。

商品券の購入を考えている人は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

コンビニで購入

コンビニで購入する場合、ローソンの店頭端末を利用して購入することができます。お近くのローソンの店舗端末を利用して申込手続きをしたら、レジで代金を支払いましょう。お届けは約1週間後となります。

FAXで購入

オンラインショッピングが浸透しているとはいえ、FAXでも注文することができるのがクオカードの特徴です。株式会社クオカードが指定している注文書をダウンロードし、印刷したら、その用紙に必要事項を記入してFAXを送ります。その後、指定料金を振込めば、約2〜8日で注文したクオカードが届く流れとなっています。

参考文献:QUOカード(クオカード)のご購入方法

クオカードをもっとお得に!

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クオカードがどのような場所で使えるのか、どのような場所で買えるのかが理解できたかと思います。そこでクオカードをお得に買う方法、またお得に使う方法について、ここでは紹介していこうと思います。お得さに対する価値観は人それぞれ違うかもしれませんが、アイディアの一つとして参考にしていただけると幸いです。

お得に買う方法は?

クオカードを購入する際、出来る限りお得に購入できる方法があれば、それを利用するに越したことはないですよね。クオカードをお得に手に入れる方法について、いくつかご紹介していきます。

金券ショップで安く買う

商品券などを安く買うアイディアの中で定番なのが、金券ショップで購入する方法です。相場では0.5%〜2%程度の割引でクオカードを購入することができます。金券ショップに関しては、郵送を依頼すると手数料や保証オプションがついたり、郵便事故の可能性も否めないので、可能な限り自分の足でお店に出向きたいものです。

もし自宅近くに金券ショップがあるのであれば、こまめにチェックしておくといいかもしれません。

買うなら額の大きなカードを!

購入金額を安くしなくてもいいから、お得な買い方はないの?という方におすすめなのが、この方法です。クオカードの金額は幅広く、300円から始まり、500、700、1,000、2,000、3,000、5,000、10,000円とあります。

この中で最も金額の大きな1万円に関しては、なんと180円が上乗せされているのです。そのため1万円で購入すると10,180円の残高のクオカードが手に入るのです。たかが180円、されど180円です。意外と大きいと思いますよ、180円の存在感は笑。

またクオカードは有効期限がありません。期限を気にせず買い物を楽しむことができるので、有り難いですよね。

5,000円の場合は70円が追加されますが、3,000円以下からはそのような特典はありません。なので、誰かのプレゼント用に用意する場合であっても、自分で使う場合であっても、なかなか喜ばしいのは、大きな金額のクオカードということになるのではないでしょうか。

キャンペーンや懸賞で手に入れる

これは必ず手に入るわけではないので「当たればラッキー」みたいな心構えで取り組むべきだと思いますが、懸賞やアンケートの返礼品、商品購入におけるキャンペーン特典などでクオカードを手に入れる方法があります。

クオカードはおまけ扱いなので、懸賞を送る手間が惜しい!とか商品購入したいものがない!という場合には、手に入れる方法としては不向きですが、お得に手に入れることのできる方法の一つとしては最適です。案外懸賞などでコツコツ応募すると、忘れていた頃に当選して届くこともあります笑。一回は試してみたい方法ですね。

株主優待でクオカードを手に入れる

特典として手に入れる人の中には、株主優待の品として受け取っている人もいます。株式保有の必要があるので、株に興味があったり、株の知識があったりしないとなかなか挑戦しづらいかもしれませんが、アイディアの一つとして頭に入れておいても損ではないでしょう。

お得な利用方法は?

上ではお得な購入方法についてご紹介してきました。では、お得な利用方法はないのでしょうか?金額が割り引かれるといった特別感のあるサービスはないと思いますが、活用場面によっては現金購入よりカード購入の方が良い場面もありますよね。そんな場面を想定して、ご紹介します。

本屋で活用!

例えば私の場合、クオカードの利用場面で一番想像しやすいのが本屋さんでの活用です。クオカードが利用できる本屋さんの数は多いです。思っているより使える店舗が多いので、本を買うために積極的に使っています。もちろんクオカードを利用するから割り引かれるというわけではありませんが、本購入の利点は沢山ありますよね。

知識を深めるためにも本は非常に役立ちますから、子供や学生のプレゼントとしてクオカードを贈り、本屋さんで活用してもらうのは最適なアイディアだと思います。

ドラッグストアで使う

クオカードはドラッグストアの一部で利用することができます。近年のドラッグストアは、薬以外にも日用品や食料品が売っている店も多いですよね。何かと活用しやすいドラッグストアで買い物をする時、クオカードを持っていれば、現金が足りない時や節約の一環として役立つことでしょう。

CDやDVDを買うならHMVで使える

オンライン上で音楽や映像を購入、借りることのできるサービスが発展しているとは言え、大好きなミュージシャンのCDを購入したり、映画のDVDを購入する人はいます。そんな人におすすめなのがHMVでのクオカード利用です。HMVはクオカードを利用できる代表的なCD、DVDショップです。

ちなみにHMVはクオカードと同時にPontaカードユーザーにも利点があります。なんどクオカードでも買い物でもPontaポイントが貯まるんです!なかなか驚きですよね・・・。

ファミレスで使う

もし食費を節約したい家族の中で、お得に購入する方法で紹介した金券ショップでクオカードを手に入れた人がいれば、外食先であるファミレスでもクオカード利用をおすすめします。ファミレスならどこでもOKというわけにはいきませんが、すかいらーくグループの店舗であれば利用できます。ガストやバーミアン、夢庵などですね!またファミレスといえば有名なデニーズでも利用可能です。

安く購入したクオカードで、たまに外食すれば、食費の節約で日々の食事にカリカリする必要もなくなりますし、やっぱりたまには外食して手を抜きたいものです笑。

自分で使わない場合には

またクオカードを自分で使わない場合、いただいたけどうまく活用できないという場合には、他の家族や友達にプレゼントするのも喜ばれますよ。また金券ショップに買取を依頼して、現金に換えたりするのもアリかと思います。換金は、少々値が下がるので損にはなります。でも、使えるものを使わないよりは良いですよね。

クオカードの注意点

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クオカードを利用する際の注意点についていくつかご紹介していきます。

利用における注意点は?

クオカードは便利なカードではありますが、現金とは違い、いくつか制約があります。利用上の注意をあらかじめ知っておくことで活用しやすくなると思いますので、確認しておきましょう。

利用できないモノ

先にも少し紹介しましたが、クオカードが利用できない商品、サービスが存在します。例えば公共料金の支払いや煙草やチケットの購入、切手やプリペイドカードの購入には利用できません。

返品は基本NG

また基本的にはクオカードを返品することはできません。返品を受け付ける場合には、注文していたものと違う商品が届いた場合、注文していたものが破損していたなど不良品だった場合で、かつそれらが未使用の場合のみに限定されます。またこの条件に値していても、受け取ってから1週間以内に申し出がなかった場合には返品することができません。

ただこの条件が発生することはごく稀だと思いますので、基本的には返品不可の商品だということを頭に入れておきましょう。

カードが読み取れない?!

クオカードのみならず、カードにはよくあるトラブルなのですが、残高が残っていたり、未使用なのにも関らずカードが読み取れない、使えないというケースがあります。この場合は大抵カードの磁気読み取り部分のトラブルが考えられるのですが、クオカードでは原因解決において個別対応を受け付けています。以下のお客様相談室へ連絡し、問題解決を依頼しましょう。

お客様相談室は、0120-340-541(フリーダイヤル)です。受付時間は、9:00 ~17:45(土・日・祝・年末年始を除く)となっていますので、受付時間内に連絡するようにしてください。

またもちろん自分自身でも、カードが読み取れないトラブルが起きないように注意する必要があります。カードに文字を書く、シールを貼るなどの行為はNGです。もちろん折り曲げても利用できなくなります。このトラブルは磁気不良の可能性が高いので、意図的に磁気に近づけるのもやめましょう。

おつりの有無について

クオカードはプリペイドカード型の商品券です。そのため買い物で差額が生じてもおつりはでません。残額に関しては、レシートに記載されるので、残高を確認したい場合には買い物後レシートを受け取るようにしましょう。

参考文献:QUOカード(クオカード):FAQ

換金できる?

お得な購入方法、利用方法でも紹介しましたが、結論としては「YES」です。金券ショップなどで換金する方も少なくないようです。換金する場合には、96%〜98%程度の換金率です。クオカードの金額からはどうしても多少値が下がりますが、現金の方が勝手が良いという方には、換金するのが一番でしょう。

ちなみに買取の換金率は、先には96〜98%と紹介しましたが、金券ショップによってまちまちです。中には92〜94%のショップもあるので、換金率が気になる場合には事前にリサーチしておくことをおすすめします。

換金する際の注意点

また金券ショップでクオカード買取をお願いする際、買取不可の場合もありますので、自分の換金したいクオカードが換金できるものかどうか事前に確認しておきましょう。

まず当たり前のことですが、利用済みのもの、途中まで利用しているクオカードは買取対象外です。金券ショップではなく、ヤフオク!やメルカリで販売する人もいますが、この場合においても使用されているクオカードは不人気な商品となります。中途半端に使ってしまった場合には、使い切ることをおすすめします。

またこれは私も知らなかったのですが、コンビニで発行されたクオカードも買取することができません。クオカード裏面の左下にある番号が00で始まっている場合には、コンビニ発行クオカードなので、買取依頼する前に数字を確認しておきましょう。このクオカードは、発行の仕組みが一般的なクオカードと異なる特徴があります。

コンビニのレジで購入された時点で、ようやく利用可能になる仕組みなのですが、なぜ買取不可か分かりますか?もし万引き等の犯罪で「販売前のクオカード」要するに「利用可能になる前のカード」が金券ショップに持ち出された場合、金券ショップでは利用できるのか否か判断することができないのです。

不正にクオカードが売買されるのを防ぐためにも、コンビニ発行クオカードは換金NGなのです。

バラエティ豊かなクオカード

最後にバラエティ豊かなクオカードの種類や活用法についてご紹介していきます。私は至って普通のクオカード(クオカードのロゴだけが入ったシンプルなもの)しか知らなかったのですが、調べてみるとデザインも豊富で、自分でカードが作れるものもあり、面白かったです。プレゼントとして最適な理由が分かります。

特徴的なカードの種類

まずはクオカードにある特徴的なカードをご紹介していきます。私も甥っ子や姪っ子の入学祝いや卒業祝いに依頼してカードを作っちゃおうかな、と考えたぐらい面白いカードが沢山あります!

ハッピーメイドカード

ハッピーメイドカードは、自分で用意した写真やイラスト、ないしはサイトに用意されているイラスト等に文字を入れることでオリジナルのクオカードを作ることができるサービスです。5枚という少ない枚数から作ることができるのも特徴です。

もちろんクオカードの特徴的なマークや金額など、クオカードに必要不可欠な情報は指定の位置に入ります。また当たり前ですが、著作権を侵害するような画像を使って作ることはできません。

レディメイドカード

これは先に説明したものよりも、メッセージを重視したカードとなります。デザインを選び、文字を入れることでメッセージ入りのセミオーダークオカードをつくることができます。デザインテンプレートはあらかじめ指定されたものから選ぶことになりますが、文字の位置や色、字体や大きさは自分で選ぶことができます。このカードは50枚から注文が可能です。

公式サイトの参考写真にもありますが、会社の何十周年記念や退職される方への記念品として渡すのがおすすめです。

オリジナルカード

企業等が自社商品の販売促進などで活用することをモデルに作られたカードです。完全オーダーメイド作成のクオカードで、写真やイラストのデザインも自由です。記念品として作成されることも多いので、あなたももしかしたら、オリジナルカードのクオカードを受け取っているかもしれませんよ。

スタンダードタイプを選ぶのも楽しい!

もちろんスタンダードタイプの中から好みのデザインを選んでいくのも楽しいですよ!季節毎のオススメデザインやご当地クオカードなんてものもあります。日本を象徴する富士山をモチーフにしたデザインのカードもあれば、豪華な金色箔加工のカードもあります。かなりの数揃っていて、全て見るのに大変時間がかかります笑。

クオカードの使い道

クオカードをプレゼントする場合の使い道をここでは紹介します。日本の文化や慣習として、お礼などを贈る機会がなかなか多いと思います。でも地味に迷ってしまうのがその内容です。そんな時に役立つのがクオカードです。ぜひデザインの豊富なクオカードを駆使して、お礼や宣伝をしてみてくださいね。

プレゼントなど様々な場面で!

お歳暮などを贈る場合にも、役立ちます。お歳暮の品としてビールは定番品ですが、クオカードにもビール券のようなものがあります。また縁起の良い時期の贈り物としてクオカードを渡す場合には、先に紹介した金色箔加工のクオカードなどいかがでしょうか。実用性の高いクオカードでありながら、ハレの機会にぴったりのデザインです。

結婚式の二次会に参加してくれた方へのお礼の品や、出産内祝いにも効果的なクオカードは、それこそオリジナルカードなど自分たちの使いたい写真やデザインを選べるものにして、思い出としても嬉しい贈り物にしてみませんか?

ビジネスシーンでも使える?!

ビジネスシーンでもおすすめなのがクオカードです。私も経験がありますが、説明会などの来場者特典に、その会社のロゴの入ったクオカードを受け取ったことがあります。受け取った側も嬉しいですし、その説明会会場の印象が残りやすくなりますよね。

特典として利用する場合には、やっぱりオリジナルカードでその会社だけのクオカードを作ることをおすすめします。会社の印象として残りますし、使いやすいものの方がお客様も喜んでくれます。

参考文献:QUOカード(クオカード)のご購入はクオギフトショップ

まとめ

クオカードはプリペイドカード型の全国共通商品券です。様々な使い道がありますが、私はやはり本屋さんとコンビニが一番使いやすいのではないかと考えています。調べてみると、クオカードのデザインだけでもかなり豊富な上、自分でデザインできるカードもあると知り、驚きました。贈り物として活用しやすいので、まずはぜひ豊富なデザインを見てほしいな、と思っています!