大切なお薬手帳を紛失したらすぐにするべき事と再発行のやり方

調剤薬局などでお薬を処方してもらう際に保険証などと一緒に提示するお薬手帳には、それまでに処方されたお薬の履歴など大切な情報も記載されています。そんな大切なお薬手帳をもしも紛失したらどうしたら良いのでしょうか。

という事で、今回のテーマは「お薬手帳」です。意外と知られていないお薬手帳に関するいろいろな情報はもちろん、お薬手帳を紛失してしまった場合の対処方法、再発行の方法などを合わせてご紹介したいとます。

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お薬手帳ってどんな物?

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病気やケガをして病院の診察を受け、飲み薬や軟膏など何かしらのお薬を医師から処方されると、お会計の時に渡される処方箋を持って調剤薬局へ行きますね。その際に必ず薬剤師さんから「お薬手帳をお持ちですか?」と聞かれると思います。

お薬手帳は、その人がいつどんなお薬を処方されたかという情報などが分かる手帳です。まずは、お薬手帳とはどんなものなのか、どのように使うのか、どこで入手するのかなど、お薬手帳について詳しく見てみましょう。

院内処方と院外処方

お薬をもらう方法として、①病院(医院)などで診察を受けてからお薬をもらうまでの全てが院内で済む場合と、②病院(医院)ではお会計までとなり、お会計の際に処方箋を受け取ります。その処方箋を調剤薬局へ持っていきお薬を貰う、という2つのパターンがあります。

①を院内処方、②を院外処方と言いますが、昔は全てが①の院内処方でした。しかし、厚生労働省によって打ち出された医薬分業の制度に伴って、医師が処方した通りに薬を渡すのではなく、薬局の薬剤師が処方内容や薬の飲み合わせなどを再確認してお薬を渡すというシステムに移行した事で院外処方が増えたのです。

現在も、小さな医院やクリニックなどの場合は院内処方でお薬を出しているところも多く、診察後にわざわざ調剤薬局へ行くのが面倒くさいからと、それまでかかりつけだった病院から院内処方をしている病院に変えたという方も大勢いらっしゃいます。

お薬手帳の中身

上記②院外処方で使用されるのが今回のテーマ「お薬手帳」です。お薬手帳は調剤薬局へ初めて行った時に待っていない事を伝えれば無料で貰うことができます。薬剤師さんが処方箋を確認しながらお薬を準備してくれて、そこで貰ったお薬手帳に内容を記載したシールを貼ってくれます。

無料でもらえるのですが、可愛いお薬手帳もいろいろと市販されています。100円ショップなどでも見かける事がありますし、文具店でも置いているところがあります。貰えるお薬手帳は確かにシンプルで味気ないので、若い世代の女性には不人気かもしれません。

お薬手帳の中身はというと、薬局によっては手書きの場合もありますが、基本的に記載する内容はほぼ同じです。下の画像は私が実際に使っているお薬手帳です。

私がお薬を出してもらっている薬局は内容を印字したシールを貼ってくれます。①.患者名、②.かかっている病院の医師名、③.処方されたお薬の名前、④.医療機関の名前、⑤.薬局の名前、⑥.薬局の電話番号やFAX番号、⑦.備考欄、そして右側には担当した薬剤師さんの印鑑が押してあります。

お薬手帳には、処方されたお薬の名前や飲む量、回数、飲み方などが記載されていて、医師が処方したお薬が適正かどうかの確認もしてもらえるようになっているのです。

この手帳があれば、もしも複数の病院にかかっていた場合に、飲み合わせ的によろしくないお薬が処方されていれば薬剤師さんが気づいてくれますので、私たちにはとてもありがたいのです。

別の薬局でも使用できる

例えば、Aという薬局でお薬手帳を作った後で引っ越しをしたため、今後は引っ越した先にあるBという薬局に変える場合や、自宅の近くに新しく薬局が出来たために今後はそのCという薬局に変えたいなどという場合でも、新たにお薬をもらう薬局で新しいお薬手帳をもらう必要はありません。

もともとA薬局でもらったお薬手帳で、A薬局の名前も記載されているのですが、B薬局でもC薬局でも引き続き使用できるというか、むしろ引き続き使用すべきなのです。何故なら、お話ししているようにお薬手帳には大切な情報が記載されているからです。

これまでどんなお薬をどけだけの期間服用しているのかなど、B薬局にもC薬局にも知ってもらう必要がありますし、知ってもらう事で新しい病院にかかった時も安心して薬剤師さんにお任せできるのです。

お薬手帳は絶対に必要?

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特に持病があるわけでもなく、病院なんて1年に1回行くか行かないかという方にとってはお薬手帳はただただ邪魔な存在かもしれません。

薬局でお薬手帳を持っているかどうか尋ねられて、「持っていません」と答えれば「お作りしましょうか?」と聞かれます。上記のような方が、そこで「要りません」とお薬手帳を作らないという事は可能なのでしょうか。

【お薬手帳はあくまでも任意】

2017年5月現在、お薬手帳を持つ・持たないは本人の意思というのが現状です。しかし、様々な理由でお薬手帳は持っていた方が良いのです。ここから、お薬手帳を持っていないとどうなるのかを3つの具体例とともに見てみたいと思います。

ケース①

Aさんは日ごろから健康に気を使っていて、毎年きちんと健康診断も行っていました。もちろん検査結果は毎回とても良好でしたし、何年も風邪すら引かず病院を受診することもなかったためお薬手帳ももちろん持っていませんでした。

Aさんのような方は沢山いらっしゃると思いますが、もしも何らかの症状が出て病院に行きお薬を飲む事になった場合、それまでの既往歴が全くありませんので、「お薬のアレルギーはありませんか?」などと医師に聞かれても分かりませんね。この場合ほとんどの方は「ありません」と答えるでしょう。

受診を終えてお薬をもらうために薬局へ行くと、初めての方は簡単な問診票のような物(病歴や現在の症状、アレルギーなどの質問に答えるもの)を書かされるのですが、そこでも経験が無いことと健康体である自信から、全ての項目が「いいえ」となります。

「お薬を飲んで具合が悪くなった事がありますか?」「いいえ」、「お薬に対して何か心配な事はありますか?」「いいえ」、という具合です。実際にお薬を飲んだ事すらないので、「いいえ」で合ってはいるのですが、この問診票がAさんの情報となってしまうのです。

その後、強いお薬を出されたり、実は体に合っていないお薬を出されたりして、副作用に苦しむ事になるかもしれません。何でもない風邪だったのにお薬のせいで入院するハメになった方もいらっしゃいます。

ケース②

年に数回は風邪や胃痛などで病院を受診していたBさん。年に数回だったので薬局へ行く度にお薬手帳を作るか聞かれましたが断っていました。Bさんは過去に合わないお薬を飲んだことで湿疹(薬疹)が出た事がありましたが、特殊なお薬だったからだと勝手に思い込み申告もしていませんでした。

Bさんはある日突然倒れてしまい救急搬送されたのは初めての病院でした。大事には至らず初めての薬局へ行きましたが、既往歴があるにも関わらずお薬手帳を持っていなかった事に加えて問診票の回答もAさん同様全て「いいえ」だっため薬剤師さんも処方箋通りの薬を出しました。この薬の成分が実は合わない成分だったため副作用に襲われてしまいました。

ケース③

Aさんとは全く逆で、複数の持病があっていくつかの病院にかかっており、お薬も数年間継続して飲んでいたCさん。もちろんお薬手帳を持っていましたが、毎回の持参はせずにシールのみもらって帰るというのを繰り返していました。

帰宅してすぐお薬手帳にシールを貼れば良かったのですが、かかっている病院のそばにある薬局でそれぞれ貰っていたため面倒くさくなり、何枚かたまったら一気に貼るという繰り返しでした。ところが、シールの置き場所を決めていなかったので、貼り忘れているシールもたくさんあったのです。

さすがに薬局から指摘されて持参するようになったのですが、貼り忘れていたシールに記載されていたお薬と今回別の薬局で貰ったお薬は同時に服用してはいけないお薬だったために副作用が現れて大変苦しむ事となりました。

お薬手帳の重要性

ケース①~③は、特別な事ではなくとても多いケースです。どのケースの場合にも共通して言えるのは、きちんとそれまでの履歴が記載されたお薬手帳を持ってさえいれば何事も無かったという事です。

お薬手帳を持つことがいかに大切かという事が分かりますね。例えば、休日に具合が悪くなって救急病院で受診すると、自分の担当医師ではなかったり、時には診てほしい診療科の医師ではない事もあります。整形外科の医師だって胃腸薬や風邪薬などを処方するのです。

専門の診療科ではなくても、医師であればどの科も一通り勉強していますので問題はありませんが、この時にお薬手帳を持参すれば、その内容を見て処方箋を作ってくれますので安心です。

そうです。お薬手帳を持って行くのは薬局だけではありません。特に病院を変えた時などは診察時に必ず持参して医師に見せる事で、今後の様々な状況に対応できるようになるのです。

また、お薬手帳に記載する情報には病院で処方されたお薬だけでなく、常飲しているサプリメントなども記載して、飲み合わせや飲んでいる量が適量かどうかを薬剤師さんが確認してくれるのでありがたいです。

お薬手帳を紛失したら

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お薬手帳には、上記の他にも住所や氏名、血液型、病気の既往歴やアレルギー歴など、センシティブな情報を記載するページもあります。もしも紛失したらとても不安になってしまいますね。

上記の記載は自分でするので、何も記入していないのであれば特に問題はないように思えます。しかし、名前やお薬名の記載がありますので、紛失に気づいたらできるだけ早く探す必要があります。

自宅を探す

病院へ行く前に出かける準備をしていて気づいた場合は自宅を探しますが、いつも置いている場所にないという事は考えられるところはどこなのか思い出してください。前回お薬手帳を見た(薬局へ持参した)のはいつですか?その時の状況を思い出せるでしょうか。

その時にお薬手帳を提示、お薬を受け取った際にお薬手帳も一緒に返してもらいましたか?もしもきちんと返してもらったなら、バックの中、車の中などをもう一度探してみましょう。もしかしたらお薬の袋の中に入っていませんか?

小さなお子様がいらっしゃる場合は、どこか別の部屋へ持って行ってお絵かきなどに使っていませんか?「まさかこんな所には無いだろう」と決めつけず、家具の隙間なども含めて片っ端から探してみてください。

薬局に確認する

自宅や車の中をくまなく探したけれど見当たらない、もしくは前回お薬手帳を返してもらったかどうかの記憶がない、という場合は薬局に確認しましょう。

まずは電話をして、お薬手帳の忘れ物を確認してもらってください。実はお薬手帳を忘れる方がけっこう多いそうで、薬局によっては忘れた方に電話をしてくれるところもありますし、連絡はせずそのまま忘れ物として専用の場所に保管しているところもあります。

また、ごく稀ではありますが薬局側のミスという事もあります。全く別の方に間違えて渡していたという事例も少なくないようです。そのあたりも「失礼ですが..」と前置きしたうえで確認してみてください。

帰路を確認する

電話で確認した結果、無事に薬局で保管されていた場合は良いのですが、薬局にもなかった場合は最後に薬局へ行った日の帰り道を思い出してみましょう。薬局を出て寄り道をせずに真っ直ぐ帰宅しましたか?

もしも立ち寄ったお店などがあるのなら、そのお店に確認してみてください。もしかしたらお財布を出す際に一旦カウンターなどに置いてそのまま忘れた可能性も皆無ではありません。

お店などの場合は、お財布や免許証などであれば本人の情報が分かるようならすぐさま本人に連絡してくれるか、警察に届けるなどの措置を取ってくれますが、お薬手帳を忘れてもおそらくそこまではしてもらえないでしょう。何ヵ所か立ち寄ったという場合は、全ての立ち寄り先に確認してみてください。

どこにも無い時は

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あらゆる手をつくして探してみた結果、やっぱりどこにも無いという場合は再発行となってしまいます。ただ、人によって(それまでの履歴によって)はとても大変な労力を使うこととなります。

 まずはその前にする事がもう一つあります。もしもお薬手帳に記載してあるセンシティブ情報が気になるという方は、念のため警察に届けておきましょう。

ただし、もしどこかに落ちていたとしても、お財布や免許証などの貴重品という認識が薄い(無い)ため、わざわざ拾って警察に届けてくれる人は少ないと思われます。

悪用される危険性

実はお薬手帳には悪用される危険性があります。真似をされると困りますので詳しくは書きませんが、お薬手帳というのは悪用しようと思えばいくらでも悪用できてしまう大切なものなのです。あくまでも大切な個人情報の詰まった物だという認識を持つ事が重要です。

お薬手帳の記載を手書きで行っている薬局は別として、お薬手帳を持っていくのを忘れた時は、「帰宅してお薬手帳に貼ってください」と言って上記のような内容が印字されたシールそのものを渡されます。

その、手のひらほどの小さなシールは無くしてしまう(落としてしまう)可能性がとても高いです。ほとんどの場合は、お薬の代金を支払ったらその場でお財布に入れたりお薬の袋に入れたりしますが、お薬の袋に入れた事を忘れて中身だけを取り出し、袋ごと捨ててしまった方も知っています。

再発行をしてもらう

最終手段は再発行となりますが、お薬手帳は手書きの薬局があったりしますので免許証や年金手帳などのように完全な状態に戻す事などできないのでは?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうなんです。再発行をしても完全な元通りにはなりません。しかも、何ヵ所もの薬局でお薬をもらっていた場合や手書きで記載している薬局だった場合はとても手間と時間がかかる事になります。

【かかりつけ薬局のみの場合】

お薬を出してもらう薬局を決めていて、それ以外の薬局では1度も出してもらっていないという場合は一番簡単です。その薬局に行って紛失した旨を伝えるだけです。

ほとんどの薬局がコンピューター管理になっていますので、保険証などで本人確認ができれば新しいお薬手帳をその場で作ってくれます。

当たり前ですが、情報量が多い場合(複数の記録がある場合)などはシールを打ち出すだけでも時間がかかりますし、データを呼び出して検索するため、1人の薬剤師さんがかかりっきりとなって作業しなければなりません。

自分の都合で余計なお仕事を増やすのですから、できるだけ混雑しない時間帯などを選ぶようにして、他の患者さんたちの迷惑とならないような配慮が必要です。

ただし、手書きで記載している薬局だった場合は薬局にもよりますが、診察を受けていた病院などで証明をしてもらう必要があったりと面倒な場合が多いようです。

【複数の薬局に行っていた場合】

前述のように、毎回行く薬局を決めておらず複数の薬局でお薬を出してもらっていたり、引っ越しなどで薬局を変えたりした場合でお薬手帳の記録を戻したいという時は、それまで行っていた(紛失したお薬手帳に記録のある)薬局全てに行く必要があります。

事情を話せば、本人確認のうえ印字のシールを出してもらえるか、手書きの薬局であれば記載し直してくれます。この場合は一番最初の記録から始める必要がありますので、複数の薬局に行っていた方は準番を思い出してその通りに行かなければなりません。

【他県の薬局だった場合】

他県への引っ越しや、観光旅行中に急病になってしまって旅行先の薬局でお薬を出してもらったという場合は、わざわざお薬手帳のために該当の薬局へ行くわけにはいきませんね。

もしも、全国各地にチェーン展開している薬局に行っていたのであれば、現在お住まいになっている地域に店舗があれば相談してみましょう。そのような薬局でしたら多くの場合は違う店舗でもデータは共有されています。

問題なのは、手書きだった薬局やチェーン展開していない個人経営のような、町のお薬屋さん的なところに行っていた場合です。残念ながらその薬局へ行くしか方法はありません。

ただし、薬局によっては本人確認書類などを郵送で送って、お薬手帳を全て整備して送って欲しいと申し出れば郵送で対応してくれるところもあるようですので、まずは電話などで確認してみましょう。

お薬手帳で節約

 

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お薬手帳の大切さがご理解いただけたかと思いますので、最後にお薬手帳を持参することで節約にもなるというお話しをしたいと思います。

お薬代が安くなる

病院を受診した際の医療費や、薬局で支払うお薬代などは2年に1度見直されているのですがご存知でしょうか。いわゆる診療報酬というものですが、2017年5月現在で直近の見直しがあったのは2016年で、4月から料金が変更になりました。

この診療報酬改定で、「管理指導料」というのが改定になったのですが、管理指導料というのは患者さんへの説明などにかかる費用の事で、薬剤師さんがお薬手帳に調剤日や薬の名前、服薬の注意点などを記録したシールを貼ったりする行為に対する料金のことです。

その薬局へ初めて行った時や、お薬手帳を持参しなかった場合は1回につき管理指導料は500円です。患者の負担割合が3割の方で約150円となるのですが、お薬手帳を持っている場合は1回につき380円(マイナス120円)、患者の負担割合は3割の方で約110円となりました。

ただし、管理指導料が減額されるのは6カ月以内に同じ薬局でお薬を出してもらった場合のみで、もしも6カ月以上間が開いてしまった場合は管理指導料が初めての時と同じ500円となりますので覚えておいてください。

あちこちの薬局へ行かない

様々な都合で引っ越しをすることになってしまった場合などを除いては、継続して同じ薬局へ行くようにしましょう。患者負担の差額は処方箋を持って行くたびに、3割負担の人で1回につき約40円となりますので、かかりつけ薬局を1ヵ所決める方がお得という事になります。

ただし、安くなる(お得になる)のはあくまでも院外処方の場合です。大きな病院内にある薬局などの場合は処方箋の取り扱い量が多いことから、お薬手帳を持っていてもいなくても管理指導料は500円、患者の負担割合が3割の人で約150円となります。

※逆に「お薬手帳を持参しない場合は高くなる」といった解釈をしている方がいらっしゃいますが、そもそもそういった意図のものではありませんので、単にお薬手帳の有無で得をしたり損をしたりという事ではありません。

かかりつけ薬局を決めていれば、薬剤師さんの負担が少し減るために診療報酬的に安くなるという事です。きちんと記録されたお薬手帳を持参することで、飲んでいる薬の名前や量などの確認を確実に行えるため、都度飲み合わせ等を確認する手間が省ける事に対する減額なのです。

大した金額ではないと思うかもしれません。しかし、継続してお薬を飲まれている方であれば絶対に知っていて欲しいですし、そうでない方もいつまた薬局へ行く事になるかは分かりませんので、お薬手帳は必ず持参するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。お薬手帳の事をいろいろとお話ししましたが、私自身も記事を書きながらお薬手帳というのは重要な記録の詰まった、自分のためにとても必要な物だと改めて実感しました。

これまで、薬局でお薬をもらってもお薬手帳は不要だと断っていたという方は、今後の事もありますので是非とも作って持ち歩くことをお勧めします。