仮想通貨DASH(旧ダークコイン)とは?特徴や仕組み、チャートをわかりやすく解説

こんにちは! fincle専属ライターのミクです。

みなさん、『DASH(ダッシュ)』を知っていますか?

2018年の2月に警視庁が本格的に『DASH』の調査を開始すると発表したことで、話題になりダッシュの存在を知った方も多いのではないでしょうか。

本日は、数ある仮想通貨のうちのひとつであるDASHについて解説していきます。

警察の調査対象となってしまうコイン…どんな特徴があるのか気になりますね

DASH(ダッシュ)とは?

ダッシュとは、この名前からもわかるように取引スピードの速さを売りにした仮想通貨です。

現在の時価総額ランキングでは13位と、数あるアルトコインの中でも注目度の高いコインと言えるでしょう。

DASH(ダッシュ) の歴史

Dash(ダッシュ)は、Bytecoin(バイトコイン)を元にEvan Duffieldという人物によって開発され、2014年1月にリリースされました。2010年にビットコインの取引が開始されていることから、比較的新しい仮想通貨といえます。

発売当初は、Darkcoin(ダークコイン)という名称でしたが、2015年にDASH(ダッシュ)という名称に改名されました。

このコインは、後述しますが『ダークセンド(Darksend)』という形式を採用しており、この形式の名前がダークコインの名称の由来といわれています。

現在では、時価総額2兆円をこえており、ランキングにおいて10位前後を行き来している状態です。

DASH(ダッシュ)発行量

現在の供給量は、800万枚をこえています。

ダッシュコインもビットコインと同様に発行枚数が設定されているデフレ型を取っており、最大の供給量は18,900,000DASHといわれています。

デフレ型をとっているコインは一般的に半減期というものが存在し、ビットコインやライトコインなどは四年に一度半減期が設定されています。

一方で、ダッシュは最大発行枚数が設定されているものの、半減期はありません。
そのかわりに毎年新規発行枚数を約7.1%ずつ少なくさせています。

半減期については他の記事で詳しく記載しますのでそちらもあわせてごらんください。

DASH(ダッシュ)の特徴

 

ダッシュの歴史がわかったところで、このコインの特徴について詳しくみていきしょう!!

DASH(ダッシュ)の特徴として、主に以下の3点が挙げられます。順番に解説していきますね。

取引スピードが速い
匿名性が高い
セキュリティが高い

⓵取引スピードが速い

名前からしてわかるとおもいますが…そうなんです、DASH(ダッシュ)コインは送金や決済などの取引スピードが仮想通貨の中でも群をぬいて速いんです。

一般的にビットコインの取引にかかる時間は10分から1時間といわれていますが、一方でこのDASH(ダッシュ)コインの取引にかかる時間は約4秒といわれています。

国際送金をより安く、より高速にという『送金システム』を目的に開発された*リップルの取引時間が約5秒といわれていることからも、このコインの取引スピードがいかに速いかおわかりいただけると思います。

こんなにも速く取引が行える理由の1つに『Instant X』というシステムを取り入れていることがあげられます。

*リップルについて気になった方は以下の記事に詳しく記載されていますので、ご参照ください。

リップル(XRP)の特徴と今後、取引所をわかりやすく比較

Instant Xとは?

多くの仮想通貨が取引される際は一般的なノードによって取引承認がされます。

一方でDASH(ダッシュ)コインは『Instant X』を実装することで、独自のマスターノードによって取引が承認されます。これにより、約4秒という驚異的な取引スピードが実現するのです。

一般的なノード?そもそもノードってなに?

ノードというのは仮想通貨のマイニングに関わっているマシンやパソコンなどの端末および参加者のことをさします。

通常取引はマイナーがブロックの暗号を解き、そのブロックに取引情報を登録します。そして、ノードがその取引において送金処理に2重支払いがないかどうか、またしっかりとブロックに記録されたかどうかを再確認して、はじめて取引が完了します。

ブロックの暗号を最初に解くことができたマイナーには報酬が渡されますが、その後確認を行うノードに対しては基本的には報酬がないため、ボランティアによって確認作業が行われます。

一方で、ダッシュコインはマスターノードという確認作業を専門に行う人たちが存在します。そのため、コイン取引時の再確認が速く行われ、結果的に取引完了が速くなります。

マスターノードは確認作業を行うことで報酬がもらえます。一般的に採掘(ブロックの暗号を解くこと)したマイナーに採掘報酬の100%が渡されますが、ダッシュでは採掘報酬の45%がマイナーとマスターノードそれぞれに分配され、残りの10%はダッシュの開発者などへの報酬となります。

確認作業でも報酬がでるから、マスターノードはせっせと取引情報の確認をするんですね!

⓶匿名性が高い

ダッシュコインは匿名性が非常に高いことでも有名です。

旧名称のダークコインの由来である、『ダークセンド』という形式によって取引の匿名性を高めています。というのもこのダークセンドの形式をもちいることで、誰が誰に送金したのか等の通貨の流れを第三者が知ることができないようになっているからです。

どのような仕組みかといいますと…

例えば、⓵AさんとBさん、⓶CさんとDさん、⓷EさんとFさんがいて、それぞれ5ダッシュ、10ダッシュ、10ダッシュずつ同じ時間帯に取引したいとします。

Aさん、Cさん、Eさんの送金したダッシュコインが一時的に集められ、シャッフルされます。そしてここから、Bさんに5ダッシュ、Dさんに10ダッシュ、Fさんに10ダッシュそれぞれ送金されます。 このようにして、匿名性の高い取引が実現しています。

ただし、この形式の利用には最大送金額は1000ダッシュまで、少なくとも同時期に3人以上の参加が必要などの条件があるみたいですね〜

⓷セキュリティが高い

仮想通貨の取引上で一番懸念されるのがハッキング問題だとおもいます。

そのような懸念要素に対する不安を和らげる高いセキュリティ力がこの通貨の3つ目の特徴です。

ダッシュは、『X11』というセキュリティに優れているといわれている暗号化方式を採用しており、この暗号化方式はblake、 bmw 、echo 、simd、 shavite、 cubehash、 luffa 、skein、 keccak、 jh、 groestlの11種類ものハッシュ関数を組み合わせてできています。

複数のハッシュ関数を用いているため、高いセキュリティが実現しているんですね〜

 

なぜダッシュコインは注目されるのか

Free-Photos / Pixabay

ビットコインやイーサリアムと比べるとまだまだ認知度はひくいですが、徐々に使用可能範囲を広げ、日に日にダッシュコインの存在は大きくなってきているといえます。

 

あのApple(アップル)にも認められたダッシュコイン!

もちろんApple社はご存知ですよね?

Apple社はハッキングや犯罪に使用されてしまうことを危惧して、アプリをリリースする際の審査が厳しいこと有名です。

事実、このダッシュコインも匿名性の高さ故に犯罪などに使用される危険性が高いと判断され、2016年8月のApple storeへのエントリーは拒否されました。

しかし、2017年にアップルにダッシュコインが承認されたことで、Dash ウォレットなどのアプリケーションをApplestoreでダウンロードできるようになりました。これは、アップル社がダッシュコインの重要性や需要を認めたからといえるでしょう。

アップルという世界で活躍する大企業に認められたことで、さらにダッシュコインの名前が世界に知れ渡りました。

ATMで取り扱い有り!

2017年初期には約1000台でほどであったビットコインATMは、現時点で約3000台の設置が完了しており、世界中で仮想通貨のATMが年々増え続けています。

また、アルトコインの販売機能を備えたATMは約1500台ほどあるそうです。

2016年、ダッシュはLamassu社という仮想通貨のATMメーカー全体の約11%を占める会社と業務提携を結んだことにより、ATMでの購入が可能となりました。

現時点で日本では、六本木などの都内中心にATMが設置されています。

ATMの普及率は北アメリカが4分の3以上を占めていて、まだまだ日本ではATMの数が少ないみたいですね

使用可能範囲が広い!

ダッシュの公式ホームページをみていただけると分かるとおもうのですが、様々な通販サイトにおいてダッシュコインでの決済が行われています。

さらに、あの有名なAmazonにおいては、この通貨を使用することでギフトカードが20%OFFで購入できるサービスを提供しています。

仮想通貨は、投機目的で使用されがちですが、ダッシュコインは決済スピードの速さゆえに日常的に利用できるサービスが拡大してきています。

海外ではその決済スピードの速さから、DASHで購入できる自動販売機も設置されたそうです。

DASH(ダッシュ)取り扱い取引所

国内の取引所では、唯一*coincheck(コインチェック)がダッシュの取引をおこなっていましたが、先日コインチェック(6月18日)はダッシュコインの取り扱いを中止すると発表したため、現在は海外の取引所においてのみ取引が可能です。

海外の取引所においては数多くの取引所がダッシュコインを取り扱っています。くわしくはこちらのホームページで確認してください。

ですので今回は、日本においてもメジャーであり、かつDASH(ダッシュ)を取り扱っている海外の取引所を紹介します。

  取引所  手数料 取り扱いコイン
 Binance(バイナンス)通常時:0.1%
bnbでの支払い時:0.05%
草コインを含め
100種類以上
 Bittrex(ビットレックス) 0.25%草コインを含め
200種類以上
  Huobi 0.2%80種類以上

*bnb支払いとはバイナンスが発行しているbnbトークンを使用して決済すること

日本の取引所とは違って、海外の取引所は取り扱いコインがすごい多いですね!日本よりも全然仮想通貨の需要があるんだろうなあ

DASH(ダッシュ)の価格

weinstock / Pixabay

ダッシュコインの価格は、現在1DASH=約27,000円となっています。
また、時価総額は2兆円をこえており、時価総額ランキングは13位を記録しています。(2018年6月22日現在)

2014年のリリース当初は、一ドルにも満たない価値しかありませんでしたが、Apple社にアプリを承認されたこと、Huobiに上場したこと、さらには2017年の仮想通貨市場全体の盛り上がりによって現在の価格まで上昇しました。

ちなみに*ウェブボットが2018年の8月から10月において政治関係で価格が高騰すると予想しています。

*ウェブボットは元マイクロソフトのコンサルタントであったクリフ・ハイ氏が開発した情報収集プログラムです。ツイッターなどのSNSから人々が発信する情報を収集して分析し、そのデータ元に株価の上昇や下降を予測するシステム。過去にはビットコインやネオの高騰などを的中させている。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、取引の速さと匿名性に特化したDASH(ダッシュ)コインについて解説しました。

決済スピードにおいては、現在流通量が一番多いビットコインよりも優れているといえることから今後ますます決済手段のひとつとしてダッシュコインがしようされる可能性も高いと考えられます。

またウェブボットがダッシュコインの高騰を予想していることからも、今後も目の離せない通貨となりそうですね。

以上ミクがおとどけしました。