2018年1月15日に、FXの大手企業でもあるヒロセ通商株式会社(大阪・西区 代表・細合俊一/JASDAQ コード7185)が、2018年2月上旬に子会社『ライオンコイン株式会社』を設立し、仮想通貨取引事業に参入することを発表いたしました。
国内のFX事業所としても有名なヒロセ通商からの発表で業界では驚きの声も上がっております。
一方、実際にそのライオンコイン株式会社の事業開始を予定しているのが、2019年3月期中を予定しているとのことなので、発表から一年以上が準備期間となるようです。
ではライオンコインとはいったい何なのかこの記事では考えていきます。
実際の発表内容は?
まずは、2018年1月15日に発表された『子会社の設立及び新たな事業の開始に関するお知らせ 』の内容をこちらに転載いたします。
当社は、平成 30 年1月 15 日開催の当社取締役会において、当社 100%子会社を設立し、
仮想通貨取引事業を開始することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.子会社設立及び新たな事業開始の目的
当社グループは、主にインターネットを媒体とした外国為替証拠金取引業を行っており
ます。この度、子会社を設立し急成長をしている仮想通貨取引事業を開始することで収益
の多様化及び顧客基盤の強化を図ることができ、当社グループの企業価値が増大するもの
と考えております。
2.設立する子会社の概要
(1)名 称 ライオンコイン株式会社
(2)所 在 地 大阪市西区新町一丁目3番 19 号 MG ビルディング
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 梶原 絵里
(4)事業内 容 仮想通貨取引事業
(5)資 本 金 50,000 千円
(6)設立年月 日 平成 30 年2月上旬(予定)
(7)大株主と持ち株比率 ヒロセ通商株式会社 100%
3.当該事業の開始のために特別に支出する金額及び内容
必要資金として、上記資本金 50,000 千円を会社設立費用及び運転資金に充当いたしま
す。
4.日程
(1)取締役会決議 日 平成 30 年1月 15 日
(2)子 会 社 設 立 日 平成 30 年2月上旬(予定)
(3)事業開始 日 平成 31 年3月期中
出所:ヒロセ通商(子会社の設立及び新たな事業の開始に関するお知らせ)
こちらの内容を詳しく見てきましょう。
何をやるのか?
発表の内容をみると、冒頭に『仮想通貨取引事業を開始する』と述べられています。
このことからおそらく、仮想通貨の取引所または販売所を行うことが予測されます。
また、ヒロセ通称はFXの大手企業でもあることから、取引所の取引形態にbitFlyerのLightningFXなどのようにFX取引ができる可能性も高いかと思われます。
ライオンコインとは?
ライオンコインとは、今回の発表では一企業の名称(ライオンコイン株式会社)として紹介されています。
また、ライオンコインというあたかも新しい仮想通貨のような名前や、子会社設立から事業開始までの1年以上の準備期間から、おそらくその取引所独自の仮想通貨(もしくはトークン)として、ライオンコインが現れる可能性があるのではないかと噂にもなっております。
しかしながら、もともとヒロセ通商の運営するFXサービスの名称も「LIONFX」という名称ですので、単にこの名称と同じく、仮想通貨を現す『コイン』と『LION』を掛け合わせて、『ライオンコイン』というサービス名にしている可能性もございます。
何にせよ、今後ライオンコイン株式会社がどのような事業を行うか楽しみですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はFX大手のヒロセ通商株式会社が発表した内容を、現在わかる範囲で読み解いてみました。
現状まだわかることは少ないですし、この記事に書かれている内容はまだまだ推測ではございますが、何にせよ今後の仮想通貨市場がまた盛り上がりそうで楽しみですね。
今後また新たな情報がアップデートされた際には、また新しい情報を紹介していきたいと思います。