気が合うと思った恋人同士でも、違う家庭環境で生まれ、違う環境で育ってきたいわば他人です。他人が出会って恋愛に発展する以上、価値観が全く一緒ということは、あり得ないことです。
だからこそ、価値観の違いを感じてしまっても、この先長く付き合っていける相手かどうかの見極めが大切ですよね?
そもそも恋愛の価値観の違いって、どんなことから感じてしまうものなのか、また、恋愛の価値観の違いを感じた時に、どう向き合えば良いのでしょうか。
恋愛で「これは致命的!」という価値観の違いは存在するのか、また、価値観の違いで別れたカップルは、復縁可能なのかなど、価値観の違いについてまとめてみました。
目次
恋愛の価値観の違いとは?
恋愛が短期間で終わってしまうパターンには、ひとつの特徴があります。お互いに相手に対して決定的に許せないことがあったり、許容できないことがあった時、別れを決断してしまうものです。
恋愛観とは、自分なりの「恋愛とはこういうもの」、「こういう恋愛が理想」という考え方ですが、そもそも男女では、恋愛観も違いがあることは否めません。
そこに少しでも相手との考え方にズレがあった時に、相手が理解できず喧嘩に発展してしまい、その結果、自分たちは相性が合わないと感じてしまうのです。
恋愛で価値観の違いを感じた時
誰でも20代の時の価値観のまま、年齢を重ねていくわけではありません。社会で学んだり苦労や挫折を経験してことにより、価値観も次第に変わっていきます。
いざ、価値観の違いを感じた時、それを受け入れて乗り越えられるかは、その時の自分の考えた方の許容範囲や、相手を理解したいと思える愛情によると考えられます。
こんなことは大したことではないと、思える人もいれば、しんどいと思う人もいます。結婚を考えているカップルなら、なおさら見逃すことは難しいかもしれませんね。
致命的な恋愛の価値観の違いは?
そもそも、恋愛中の男女の「価値観が合わない」ことって、そんなに悪いことなのでしょうか?確かにこれだけは譲れないという価値観は、誰にでもあるかと思います。
例えば、お互いの金銭感覚や時間の使い方などが違うと、何かと喧嘩の原因になりがちです。自分は毎日連絡をとりたいが、相手はそうでもない場合など、どちらかが我慢を強いられる関係になってしまいます。
お金に関することは、デート代やプレゼントに差があるなど、はたから見たらささいなことかもしれませんが、結果的に愛情を疑われてしまうかもしれません。
それらを価値観の違いとしてではなく、考え方の違いとして理解して、2人の共通する価値観を作る努力をしていないことのほうが致命的とも考えられます。
恋愛の価値観って変えられる?
恋愛は相性が大事です。自分が指摘をして初めて相手が自分に合わせてくれたとしても、あまりうれしくはないですよね?
何も言わなくても気づいてくれる相手が理想ですが、自分の追い求める理想を相手に押し付けてしまうと、自分が辛くなるだけです。
恋愛の価値観を変えるというよりも、違いは違いとして認識して、あまり過敏に意識し過ぎたり、自分が絶対的だという思考を持たないほうが楽かもしれません。
価値観の違いで別れても復縁は可能?
価値観の違いで別れたカップルでも、復縁は可能なのでしょうか。
相手の価値観はそう簡単には変わることはありません。復縁するときに、価値観の違いを認めてしまえば、いくらでも復縁は可能です。
また、別れてしまった原因が、価値観に違いについて、話し合いをする機会すら作らなかったことにあるかもしれません。
恋愛で何か問題が生じた時は、自分の考え方や受け取り方を変えるか、相手に理解してもらえるように、話し合う努力が出来るかどうかにかかっていると思います。
ただし、相手が価値観の違いに過敏だったり、固執してしまう場合は、少し難しいかもしれません。
結婚前に確認しておきたい価値観の違い
離婚に至ってしまった夫婦がよく言う離婚理由に、「価値観が違う」ということが挙げられます。価値観が違う夫婦は、やはり長続きしないのか、また、結婚前の恋愛期間に確認しておいた方が良い価値観とは、どのようなことなのでしょうか。
1.食の好み
結婚生活での食べ物の好き嫌いは、結構シビアな問題かもしれません。多少であれば気になりませんが、人によっては、ストレスを感じてしまいます。
しかし、それで離婚してしまう人もいれば、何の問題もなく結婚生活を続けている人もいます。それはうまく相手に合わせているか、他の価値観が一致しているので、そこは大きな問題ではないということかもしれません。
2.金銭感覚
結婚を意識しているカップルの中には、相手が浪費家で金銭感覚が違うことから、価値観のズレを感じてしまう場合があります。
その場合、相手にまずはお金の大切さをわかってもらうため、将来的に必要なお金、こういう状況になった時はどうする?という様に、感情に訴えかけながら理解してもらうことが大切です。
3.自由時間の過ごし方
結婚生活が長い夫婦は、意外と価値観が合わない場合が多いようです。それでも離婚に至らずに上手くやっているのは、自分の趣味などの時間の使い方を、相手とよく話し合ったうえで、お互いにすり合わせをうまくしているからのようです。
まとめ
価値観の違いを感じるカップルは、お互いの価値観を責めるよりも、価値観の違いを理解して上手くやっていく方法を考えた方が、関係も改善するのはないでしょうか。
そもそも最初の段階で、価値観は違っていて当然だということを認識し、お互いに自分の価値観を押し付けない関係が理想ですよね?