人間関係の断捨離でストレスから解放される3つの理由

 

cocoparisienne / Pixabay

突然ですが、人間関係に疲れてしまったことはありませんか?

人間関係に対してマイナスな感情を抱きたくなくても、日々の生活の中で人と向き合っていく以上、「気遣いばかりで疲れてしまった」「振り回されるのはもう嫌だ」と思ってしまう人に出会う確率はないとは言い切れませんよね。

そんな時には人間関係の断捨離をしてみましょう。断捨離とは、不要なモノを減らして日々の生活を充実させることを指しますが、人間関係にも効果的です。

人間関係を断捨離すべき3つの理由と、断捨離する際の注意点についてご紹介します。

引用元:断捨離 

 

snicky2290 / Pixabay

人間関係を断捨離すべき3つの理由

例えば、会社員の方が退職される原因の1つに「人間関係」があげられるほど、人と人との関わりに悩む人は決して少なくありません。

ですが人間関係に消耗してしまい、本当にすべきこと、やりたいことを見失ってしまうのはもったいないことです。

そこで、人間関係を断捨離すべき理由をご紹介します。

 

自分が何を大切にしたいのか分かる

人間関係に目を向けすぎると、自分が大切にしたいもの見失ってしまうことがあります。他人の視線ばかりを気にして身動きがとれなくなってしまったり、その人との時間を有意義だと思えない時は、つらいものです。

ですが断捨離を行うことで、自分が大切にしたいものが見えてきます。

例えば、気にしてばかりいた他人の視線から解放されますし、自分が嫌々参加していた食事会や飲み会、有意義に思えなかった時間はなくなります。

そしてそこで新たに生まれた時間は、自分にとって有意義な時間になります。その時間を使って、自分が大切にしたいことに目を向けましょう。

 

もやもやした人間関係が晴れる

また人との付き合いの中には「嫌いではないけれど、何だか疲れてしまう」という人の存在もないとは言い切れませんよね。

そんな時も、人間関係の断捨離は効果を発揮します。

要は、付き合いの時間を最小限にすればいいのです。

 

あなたがその相手に対して行っている気遣いを、相手は気づいていなかったり、気にしていないことが多いです。ですが皮肉にも、人間関係に疲れやすい人はそのことに気づきにくいのです。

あなたが人間関係で疲れてしまったとしても、あなたの心の疲弊相手には何も影響しないのです。

 

だからこそ、付き合いの時間を最小限にしたところで、極端に人間関係が悪化することもないのです。

また付き合う時間を減らせば、自分の心にも余裕ができるので、その人への振る舞い方も変わってくることでしょう。

 

人間関係がより良くなる

人間関係の断捨離を行うことで、より親密な人間関係に発展します

大切にしたい人間関係への想いが深まり、丁寧に人と向き合うことができるので、断捨離で距離を置かなかった人たちとの関係はより良いものになります。

モノの断捨離においても、「本当に大切なものだけ持つようになって、モノが長持ちするようになった」「大切に扱うようになった」という実感がわく場合がありますが、人間関係においても同じことが起きます。

 

StockSnap / Pixabay

断捨離する時の注意点とは

ただし人間関係の断捨離において、注意しなければならないことがあります。

ある発想で断捨離を慣行すると、人間関係が良好になるどころか、悪化してしまう可能性があります。断捨離の結果、孤独にならないように注意しましょう。

 

人間関係を断絶するのはNG

人間関係を断捨離する際に、「自分のためになる人間としか付き合わない」「自分の好みの人間としか付き合わない」という発想はよろしくありません

人間関係を断捨離する時は、あくまでも「付き合うと疲れる」「ストレスになってしまう」人との距離をおくことを念頭に入れましょう。

人間関係を断絶するのではなく距離を置くことで、自分の心のバランスを取りやすくするという考え方が大切です。

 

もし断捨離の方法を間違えると、かえって人を遠ざけてしまいます。大切にしたい人間関係の方にもヒビが入ってしまうかもしれません。

 

まとめ

人間関係の断捨離は、自分にとって少しストレスになってしまう人との距離をおき、心のバランスを取るためには必要不可欠です。

自分が本当に大切にしたいことは何なのか、大切にしたい人間関係とは何なのか見つめ直す時間や余裕が生まれることで、よりいっそう親密な人間関係が生まれることでしょう。

バランスの取れた人間関係で、人との関わり方を豊かで充実したものにしていきたいですね。