懸賞にもいろいろな種類がありますね。地域企業が行っているようなもの、新聞の特設ページや懸賞本の問題を解いて景品を狙うもの、応募券を貼って申し込むものなどなど、企業側が用意してくれる素敵な懸賞品。買えば高いけど、応募ハガキ代払って送ってみたら当たった!なんていったらラッキーですよね。懸賞が趣味の一環となっていて、それを副業にしたり毎月の楽しみにしている方も多いのだとか。どうせ当たらないと嘆くのではなく、当たる法則というのを確実に使って、当たる確率を少しでも上げてみませんか?
かくいう筆者は、懸賞が大好きで、ナンクロやクロスワード、間違い探しなど子供たちや主人と楽しみながら問題を解いています。家族の交流としても楽しめ、当たったら家族みんなで喜べる団らんのひと時にもなっています。ぜひ、ご家族で時間を有効活用して応募してみませんか?
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懸賞の応募はがきって本当に当たる?
実際に筆者も懸賞を楽しんでいる方で、ハガキで申し込んでいる方に話を聞いたり、インターネットで調査(2015年~2017年)をしてみました。それにより、なんと、インターネットと応募はがきでの申し込み可能という両方の申し込み方法があるところでは、断然はがきで応募した人のほうが当たる確率が高かったそうです。インターネットはとても便利で文字を打ち込んですぐに送信できる手軽さがあります。しかし、ハガキはハガキを買いに行く手間、書く手間、ポストや郵便局に出す手間と手間がインターネットより断然かかるのです。
もちろん、インターネットで申し込んだらまったく当たらないというわけではありません。しかし、懸賞で申し込んでいる人で確実に当てる確率を高めたいという方は、応募はがきで応募している方が多いようです。
当たる確率を上げる応募はがきの書き方とは?
懸賞によっても、競争率の高いものはどんなに一生懸命工夫や細工をしても、当たりにくい可能性があります。テレビで放送された内容では、ハガキにでこぼこシールを貼ったり、手が触れて気になるようなものが当たりやすいという内容のものも見受けられましたが、実際本当にそうなんでしょうか?そこで、懸賞に当りやすくする確率を上げるための応募はがきの書き方・出し方について調べてみました。
①問題集型の懸賞は1問に対し1枚のはがきを出すべし
懸賞本によっては、ハガキに複数の問題の答えを書いて申し込めるものもありますが、どうしても欲しいと思う景品ははがき一枚に渾身を込めて応募したほうが確立が高まるそうです。例えば、懸賞の締め切り日を迎えて、これから抽選をする作業員に自分がなったと思い浮かべてください。たくさんの応募はがきを目の前に、文字がずらずらと書いてあって、沢山のはがきを捌かないといけないとなったらどうしますか?私だったら後で読んで先に捌きやすいものから手を付けようとします。
懸賞本の中に、設問の番号が表のようになっていて、答えだけをただ記入して切手を貼って出せるだけになっているものもありますが、たくさん書いてもそのどれかが当たるとは限りません。どうしてもこの景品をゲットしたい!そう思ったら、一枚のはがきに渾身の願いを込めて応募しましょう。そのほうが多少確率が高まります。
②字は大きく、きれいに書く事
はがき一面小さな字でぎっしり書かれていたり、殴り書きのように慌てて書いたようなはがきをもらったらあなたはどうしますか?時間がなければ後回しにしますよね。「単刀直入」、「簡潔」というのはとても大事だそうで、読みやすい字で書き、わかりやすく表わすことがこの懸賞応募では確率を上げるポイントとなっています。きれいな字で書くなんて向いてないという方でも、大きく書けばインパクトもあって見えやすいので、人がとってみてすぐに読めるであろう字体で書き、応募しましょう。
③応募先の競争率を先読みしてみること
例えば、自分の住んでいる地区や都道府県内で行われる懸賞品に応募するのか、全国から応募をもらう懸賞なのかで言ったら明らかに全国から応募を募集する懸賞のほうが競争率が高いですよね。一都道府県内であれば、その分の家庭の数になるので、競争率はさほど高くないでしょう。その場合は、ハガキが送られてくる数も全国募集よりは明らかに少ないはずなので、少しコメントを入れてみましょう。
コメントについては、「どうしてもこの商品が欲しい」、「この商品大好きなんです」、という誉め言葉よりも、「こういう新商品も作ってみてほしい」、「この商品好きなんだけどこの商品はここを改良してもらえたらもっと良くなるのに」、というマイナス面を企業側は欲しがっているところもあるのだとか。改良を加えたり、売れるための新商品開発を毎年検討して取り組んでいるので、企業は意外と意見を欲しがっているケースがあります。ただし、あまりにも攻撃的な文面だと、どうしてそこまで嫌っているようなのに、応募してきたんだろうと不思議がられる場合もありますので、コメントは注意しましょう。
また、全国から応募を募集しているような懸賞では、コメントやイラストをいくら一生懸命書いても読んでもらえないケースも多いそうです。数打てば当たるかもしれませんし、もちろん当たる確率を上げる策ではあるので、時間がある方は手の込んだイラストやコメントなどを描いてみるのもいいでしょう。
④凸凹シールやはがきのふちをデコレーションすることは賛否両論あり
良く懸賞はがきを開票する際に、凸凹のあるシールを付けて、開票するスタッフさんの手にはがきが触れやすく気づきやすいようになるとか、ハガキのふちにデコレーションをして目立たせると選んでもらえやすいというやり方をインターネットでも多く情報が流通していますが、実はその方法はテレビでも放送されました。この方法でやっていたらこんなに懸賞品が当たりました!と懸賞を楽しんでいる方を取材した特集が流れたのです。
それもあって、企業側は、懸賞に応募してきたはがきを開票するとき、デコレーションをしてあるハガキだけでなく、普通にただ書いてあるだけの応募はがきも当選するように選んでいるということもされているようです。報道の力というのはすごいもので、同じように工夫するようになった人が増えたということもあり、抽選する側は平等に選ぶ必要があるので、工夫をされていなくても選ぶようにしているのだそう。
よって、デコレーションをたくさんしたり、どんなに手を込んでも当たるか当たらないかは神のみぞ知る運になるのかもしれませんね。
ハガキの出し方によっては当たる確率も左右する?
送り先が一緒で、複数の懸賞に申し込むために一枚一枚に一問ずつ答えを記載して複数のはがきを送るとしましょう。その時あなたはどうしますか?送り先が一緒なら、郵便局やポストでばらけないようにゴムで束ねたりしませんか?年賀状だと送り先が別であっても持っていくのにばらけるのが嫌なのでゴムで束ねる人もいますし、郵便局の方々の手間を考えて束ねて持っていく方もいるでしょう。
いずれにしても、ポストに投函され、郵便局では一度ゴムをほどいて確認をするのですが、全く同じ送り先だとわかるとそのままゴムで束ねて送ることもあるそうです。できればばらけて送ったほうが抽選するときもばらけるので当たる確率が上がるのだとか。束ねておく優しさもとても良いのですが、送るときはゴムで束ねないで出したほうが当たる確率が少し上がることもあるようです。
まとめ
懸賞が当たったときってほしい商品に応募をするので、本当にうれしくてわくわくしますよね。ただし、自分だけがほしいのではなく、他の方もほしくて応募するのは当然で、競争率は必ず上がってきます。その中でも当たるように少しでも工夫してみたり、簡単なインターネット申し込みに限らず、ハガキを利用することで当たる確率が上がるのであれば、ハガキで送ったほうがいいですよね。
2017年6月から官製はがきも10円値上がりをして62円になりました。送料の負担もありますが、その分高額な商品が当たると思えば、思い切って応募するのもいいのではないでしょうか?ぜひ、ご家族みんなでほしい商品をゲットするためにはがきを使って懸賞に応募してみてはいかがでしょうか?