平成20年から始まった、ふるさと納税という制度。
あなたはもうどこかの自治体にふるさと納税していますか。
平成27年からは、さらにふるさと納税がお得になったんですよ。
しかし、キチンとした説明を受ける機会がないためか、ふるさと納税について知らないので寄付していない方もたくさんいるのではないでしょうか。
そこで今回は、やってみたいけど、よく分からない・・・ふるさと納税の仕組みについてご紹介したいと思います。
ぜひこの機会に、ふるさと納税についての理解を深めて、アナタの生活に役立ててくださいね。
目次
ふるさと納税とはなんなのか?
ふるさと納税という制度は平成20年にできたものの、話題となっているのはここ最近のお話ですよね。
ですから、詳しくご存知ではない方も多いと思います。
まずは、ふるさと納税そのものについてご紹介しますので一緒に見てみましょう。
ふるさと納税とは?
「ふるさと納税」と言われていますが、実は簡単に言うと納税ではなく地方自治体に対する「寄付」に当たるんですよ。
あなたも現在、住んでいる地域に住民税を納めているのではないでしょうか。
その住民税は、もちろん住んでいる地域のために使われますよね。
しかし、あなたが今住んでいる地域は生まれ育った地域でしょうか。
そうでない場合、生まれ育った故郷を応援したいと思うこともありますよね。
そのような時に、応援したいと思う地域に寄付できる制度が「ふるさと納税」という制度なんですよ。
寄付が流行っている理由とは?
「ふるさと納税」が寄付だとわかったところで、疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
そうです!
寄付なんて昔からできたのに、なぜ今になって話題になっているのでしょうか。
実は、寄付する側にもメリットがあるからなんです。
ふるさと納税すると得られるメリットについてご紹介しますので一緒に見てみましょう。
税金が安くなる!
あなたがもし「ふるさと納税」した場合、寄付した金額のうち2,000円を越える部分に関して所得税と個人住民税から全額が還付や控除されるんです。
例えば、あなたが30,000円「ふるさと納税」したとすると、所得税と個人住民税が合わせて28,000円安くなるんですよ。
このような還付や控除があるので、寄付でありながら「ふるさと納税」という名前がついているんですね。
お礼の品がもらえる!
最近話題になっている理由は、これですよね。
「ふるさと納税」のお礼の品として、自治体の特産品などを送ってくれることです!
この特産品をもらったからといって、所得税や個人住民税の還付や控除がなくなったりはしませんよ。
ですから、たった2,000円の負担で、税金が安くなる上に特産品がもらえちゃうんです。
これは、株や投資などに比べると、ノーリスクでハイリターンですよね。
この見返りのある寄付が「ふるさと納税」という制度なんですよ。
ふるさとでなくてもいい!
「ふるさと納税」という名前から、あなたにゆかりのある自治体にしか寄付できないと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実は「ふるさと納税」は受け付けている自治体であればどこに寄付をしても良いんですよ。
ですから、もちろん故郷に寄付するのもいいですよね。
お礼の品で寄付する先を選ぶもの楽しいのではないでしょうか。
そして、災害などで困っている自治体に寄付するもの、応援となってよ良いと思います。
このように、「ふるさと納税」には、様々な形があるんですね。
ふるさと納税に確定申告が要らないって本当?
前述でもお話しましたが、平成27年から「ふるさと納税」の仕組みがお得にわかったため、ある条件を満たせば今までは必要だった確定申告をしなくても「ふるさと納税」できるようになったんですよ。
その条件とはどのようなものでしょうか。
その条件は、この二つなんですよ。
- ふるさと納税の納税先が5つ以下の自治体であること
- 住宅ローン控除の初年度や賃貸収入など、他の用件で確定申告が必要ないこと
この条件を満たしていれば、寄付先である自治体に「ワンストップ特例制度申請書」を送付すれば、住んでいる地域に控除申請の代行を要請できるんですよ。
これさえしておけば、自動的に住民税を減らすことができます。
この「ワンストップ特例制度申請書」は自治体のサイトからも手軽にダウンロードできますし、お願いすれば郵送してもらえますので手に入れるのは比較的簡単ですよ。
まとめ
今回は、やってみたいけど、よく分からない・・・ふるさと納税の仕組みについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ふるさと納税は、あなたの寄付できる限度額を知って行えば、節税することもできる上に寄付をした自治体からお礼の品も受け取ることができるとてもお得な制度であることがわかりましたよね。
あなたの本当のふるさとに頑張って欲しいと寄付するのもよし!
お礼の品で選んで寄付するのもよし!
災害などで困っている自治体へ寄付するのもよし!
色々な考えで、あなたもふるさと納税してみませんか?