家の購入やリフォーム、また引越しなどで住む家がオール電化住宅になると、今までと同じように電気を使用すると料金が高くなってしまう場合があります。
なぜ電気代が高くなってしまうのか、節約する方法はあるのか。そんな疑問を解決出来る方法をご紹介します。
戸建のオール電化です。電気代1月33000円でした!高い!でも普通に暮らしているだけなんです。
引用:Yahoo!知恵袋
目次
そもそもオール電化ってなに?
オール電化住宅ってもう聞きなれた人も多いかと思いますが、ガスを一切使用せず調理やお湯を沸かしたりなどの全てを電気でまかなうシステムの事を言います。
ガスが高い地域だと電気でまかなうシステムは非常にありがたいですよね。私もオール電化に変えてガスがあった時より料金が安くなり、しかも調理もガス火がないので夏場も快適!お掃除ラクラクで毎日が快適になりました!ですが、仕組みを理解せずに電気を使用していると電気代が高額に!!オール電化住宅とガス兼用の住宅となにが違うのかまとめてみました。
オール電化とは
先ほども書きましたがオール電化は、全てのエネルギーを電気でまかなう事を言います。つまりガスが使用しません。
給湯器はガスではなくエコキュートや電気温水器を使用し、調理はガスコンロではなくIHクッキングヒーターを使用します。ちゃんと熱いお湯が出るの?調理は大丈夫?ガスを使用している人は不思議に思うことでしょう。実際私、家を購入するときにお湯はケトルを普段使うので心配していなかったが(規模が違いますがこのくらいしか想像できませんでした)、IHはガスと違うので炒め物料理の際にフライパンが使いにくそう、野菜がシャキっと炒まるのか心配でした。実際使ってみるととても快適で特に料理好きの私が感動したのが「ガス火より温度が高い」ことでした。炒飯もパラパラに炒めることができますし、何よりフラットなので掃除が楽なんですよね。
参考:オール電化住宅とは?(2017年著者調べ)
電気料金は?
オール電化は高いと言われたり、高額な料金になった!と聞いたことがありますか?オール電化は電力会社との契約プランが違います。
もっとも契約が多いプランとしては深夜料金が格安なプランです。このプランは日中が深夜料金の倍くらいの電気代になります。つまり日中に家事の全てを行い、家族が昼間に家にいるなら料金が高くなってしまうという事になります。
節約する方法はあるのか
オール電化住宅に住んでいて、電気料金が高く悩んでいてもガス火を使用したいと思っても簡単に変更することはできませんよね。でもオール電化で快適に節約する方法はたくさんあって、オール電化の生活に慣れるととっても快適に過ごせるんですよ!
さっそくオール電化の上手な節約術をご紹介します。
まずは契約プランを確認
電気料金の契約プランは電力会社によって違いますし、同じ電力会社でもオール電化の電気料金は「深夜料金が格安」なプランと「日中に割高な電気料金」になるプランがあります。
私の契約プランは深夜料金が格安なタイプで、ほとんどの家庭がこのプランを契約しているのではないかと思います。日中、朝夕、夜~早朝で電気料金が違い、23時~翌朝8時までは電気料金が格安になり、日中朝10時~夕方17時までは夜中の格安料金より約3倍の電気代になってしまいます。つまりご自身が契約しているプランを良く確認し、電気料金が安い時間帯に電気を使用することがもっとも重要になります。
電気料金が安い時間帯に電気を使用する
オール電化の家庭では安い時間に電気を使用することがもっとも節約に繋がります。
つまり深夜の時間帯が安いので、出来るものは全てタイマーをうまく利用し深夜に済ませるようにします。例えば炊飯や洗濯、ホームベーカリー、乾燥機。タイマーを使用して格安の時間帯に電気を使用しましょう。毎日のことなので電気代は本当に安くなります。
エコキュートを上手に使う
オール電化でもっとも電気を使用するのはやっぱりエコキュートです。設定を省エネにしておくともっとも節約になるのですが、注意しておきたいのは日中の料金が高い時間にお湯を沸かすことです。深夜より約3倍の電気料金ですから日中の炊き上げはなるべく避けたいですよね。
日中いつも炊き上げしているなら深夜に炊き上げるお湯の量を増やしたりお湯を節約する工夫をしましょう。最近のエコキュートは学習するのでいつも使用する量のお湯を炊き上げてくれますが、私のように古い給湯器だと学習してくれません…。
またお風呂のお湯ですが、追い焚きや保温をすると電気代がかかってしまうので「高温足し湯」機能を使ってみましょう。追い焚きや保温はお湯を温め直すので電気がかかってしまいますが、足し湯はタンクの高温のお湯が出るので仕組みを考えるとお得ですよね。
参考:エコキュートの仕組み(2017年著者調べ)
まとめ
オール電化の電気代で悩んでいた方の節約方法についてご紹介しました。
いつもと生活スタイルが変わってしまうので面倒だと思う方もいらっしゃると思いますが、毎日のちょっとした事を意識するだけですし、電気をこまめに消す!主電源は切る!みたいな細かい節約より明らかに電気料金が安くなりますので、ぜひ実践してみてくださいね。