家計簿を続けるコツとは?項目を上手に分けて貯蓄体質になろう!

突然ですが、家計のやりくりが上手にできない、うまく貯蓄が増やせないと悩んでいる方、家計簿はつけていますか?私は今まで家計簿をつけても途中で止めてしまったり、挫折していました。予算内でやりくりと言っても臨時出費はあるし溜まったレシートを記録するのが面倒になったからです。

でも、今では予算内に収まらなくても、ストレスを感じず、むしろ家計簿を付けるのがとても楽しいと思っています。

家計簿は、過去を見直したり未来の計画ややりくりのポイントを知るとても重要な役目があるのです。「完璧」に記録しなくても私のようなズボラでもOK!私が楽しく家計簿を続けるコツをご紹介します。

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なぜ家計簿は続かないのか

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毎年年末になってくるとカレンダーやスケジュール帳とともに家計簿がたくさん売り出されますよね。「来年こそはきちんと家計簿をつけよう!」そう意気込んで購入してみるものの、春くらいにはお金ではなくレシートを溜めるだけ、白紙の家計簿となっていました。「忙しいから」「臨時出費がたくさんあったから」と自分で思い込んでいましたが、実は「家計簿を付けることが楽しくなかったから」だと気づきました。

家計簿だから楽しくなくて当たり前だと思うかもしれませんが、楽しくないものを365日記録するなんて続くわけがないんですよね。「楽しくない」と思ってしまう原因を知ることが重要になりますので、さっそく原因を見てみましょう。

その①完璧な家計簿をつけようとする

お金を使った内容を細かく記録しようとする、家計簿と現金の誤差がないようにきっちり確認する人は家計簿をつける=時間がかかるので面倒になり続きません。まして初めから細かく項目を分けて記録するなんて面倒になるだけなのです。家計簿とは家計のお金の流れをはっきりさせるためのものですが、大雑把でも無駄使いなどは分かるようになってくるのです。また多少の誤差は会社の帳簿ではありませんので誰にも迷惑はかかりません。「完璧」なんて考えなくても大丈夫です。

その②お金を使ったら記録しないといけないと思い込む

買い物をしたが忙しくてつけれなかった、明日は引き落としがあるが忙しいので家計簿をつける時間がないなど、家計簿をつけなければと日々考えるようになるとストレス溜まってしまいます。お金が動いたら家計簿に記録しなければと思い込まずに時間があるときに記録しましょう。

家計簿は「記録の方法」と「項目」と「目標」が楽しく続けるポイント!

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家計簿をつけることが苦手な人が楽しく家計簿をつけるためには「楽しい」と思うことがもっとも重要になります。

先ほど説明したように完璧な家計簿、きっちり記録しなければと思えば思うほど「時間がかかる」「面倒」と思うようになります。そこで、楽しく家計簿をつけるためのコツは私の経験から言うと3つだけ!3つのポイントを実践すれば誰でも楽しく家計簿をつけることができ、貯蓄体質にまでなれちゃいます!

そうと分かればさっそく実践したいですよね!では楽しい家計簿をつけるための3つのことを見ていきましょう。

まずは先取り貯蓄を始めよう!

まずは先取り貯蓄を始めてみましょう!目標を設定して貯めていくことで楽しく家計簿をつけることができます。お金が貯まると言うことは、自分に余裕もできますし急な出費に困ることも少なくなります。

自分に余裕ができ、貯金が貯まっていくと楽しくなりますし、旅行などの計画を立てたりと楽しみが増えるようになりますよね。家計簿を続ける楽しみになりますので、何はともあれ、まずは先取り貯蓄を始めましょう。

毎月いくら貯蓄でも良いのです。貯まる喜びを知ることが重要なのでさっそく毎月の先取り貯蓄金額を決めましょう。そしてこのお金は目標金額になるまで使わない!と強い意志を持つことが重要なので、できれば定期預金などにしておき、お給料が入ったらすぐに貯蓄になるようにしましょう。定期預金を作るのが面倒な場合は貯蓄用の通帳を一つ用意して貯めるのもOK。残高が増えると楽しくなるのが目的なので、支払い用口座に貯蓄しないようにするのがポイントです。

参考:ゆうちょ銀行 定期貯金

家計簿は自分に合った記録方法で

家計簿はスマホのアプリ、パソコン、ノートなどさまざまな方法で記録することができます。実はこの記録の方法が自分に合っていないと面倒になってしまったりするのです。

頻繁にパソコンを使う人はパソコン、書き物が好きな人はノート、どれも面倒ならスマホアプリだと毎日自分の近くにあるので続けやすいかもしれませんね。とにかく自分の記録しやすい方法でなければいけません。

ちなみに私の場合、いろんな家計簿ノートを購入しましたがどれも続かないので大学ノートで好きなように記録しています。そして毎月の集計が面倒で続かなくなったのでスマホアプリも利用するようになりました。

私の方法は、日々の記録はアプリ。買い物したらアプリへ入力し、さっさとレシートは処分します。こうすることでお財布はスッキリしてストレスがありません。また過去の見直しが面倒になるので大学ノートへはアプリの集計結果を項目別に書き、支払いの領収書などはノートへペタペタ貼り付けます。こうすることで光熱費や臨時出費の記録はしっかりと、金額だけ分かれば良い食費などの大まかなものは合計のみでとてもシンプルで見やすくなります。

項目は必要なものをできるだけシンプルに!

家計簿の項目ってみんな違いますよね。例えばお子さんがいる家庭と一人暮らしの会社員では全く違ってきます。家計簿の項目はライフスタイルで変わりますので必要な項目をシンプルにまとめることが大事なんです!

固定費ははっきりと記録した方が良いのできっちり項目を用意しますが、変動費はなかなか難しくなることがありますよね。例えばお子さんの学費、習い事、通学の定期などは教育費にまとめてしまえばOKですし、電気、ガス、水道は光熱費でまとめればOKです。そしてもっとも大切なのは「食費」この中に外食を入れてしまうと家計の把握が難しくなるので、外食はレジャー費や娯楽費などにしてまとめましょう。

参考:Zaim

まとめ

家計簿を続けるコツはずばり楽しい家計簿がもっとも重要なポイントです。楽しいからこそ記録することができるので、自分に合った家計簿選びと、家計簿をつけることで貯蓄体質になるように先取り貯蓄を始めてみましょう。

ズボラで細かいことが苦手な私ですが家計簿をつける楽しさが分かってからは、無駄使いなども減り、大切にお金を使えるようになりました。ぜひ実践してみてくださいね。