交通費が3000円以上節約できる?!新幹線にお得に乗る方法

国内を移動するのに便利な交通手段といえば、新幹線です。

国内でもLCC(格安航空会社)の進出が著しいとはいえ、待ち時間やターミナルへの移動時間もなくさっと乗れる利便性や、他の交通機関との乗り継ぎの良さなどから、新幹線は旅行にもビジネスにも欠かせないものとなっています。

筆者も先日、新潟から都内へ新幹線で移動する機会がありました。新潟から都内にはJR東日本が運行する上越新幹線が走っていますが、乗車にあたりえきねっとの「トクだ値」という割引切符を利用したところ、往復で3000円近くも交通費を節約することができました。

今回は、えきねっとの「トクだ値」を使って新幹線にお得に乗る方法について、ご紹介したいと思います。

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えきねっとの「トクだ値」とは?

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えきねっとの「トクだ値」とは、JR東日本運営のサイト「えきねっと」でのみ購入することができる割引切符の名称で、JR東日本およびJR北海道の新幹線・特急列車にお得に乗車することができます。

正規運賃から10%割引の「トクだ値10」と、15%割引の「トクだ値15」があり、列車によって適用状況が異なります。また「トクだ値」の設定がある列車でも、割引が適用される席の数には限りがあります。

希望する列車に「トクだ値」の設定があるのかどうか、またそれが「トクだ値10」なのか「トクだ値15」なのか、さらに割引席の残数状況などについては、えきねっとサイトで確認することができます。

えきねっとサイトを使うには、無料の会員登録および決済用のクレジットカードの登録が必要になります。しかし、それさえやっておけば年会費など払う必要もなく、どなたでもお得な切符を使えるようになります。

参考URL:えきねっと(2017年3月著者調べ)

実際どれくらいお得なの?

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東日本・北海道の列車にお得に乗ることができる「トクだ値」ですが、実際にはどれくらいお得になるのでしょうか。

筆者が実際に乗った新潟駅から東京駅までの区間について、各料金を比較しながら見ていきたいと思います。

新潟-東京間の「トクだ値」

2017/4/1に乗車する分の上越新幹線のチケット(指定席特急券+乗車券)を、2017/3/21に予約した場合の運賃を見てみましょう。

  • 正規運賃       10770円
  • えきねっとトクだ値  9140円(15%OFF)

差額で言うと、1630円もお得になります。

片道で1630円ですので、帰りも同様に「トクだ値」を使うことができれば、往復で3000円近くお得になることになりますね。

「東京都区内」の乗車料金が不要に

JRには、以下のような運賃計算の特例があります。

東京、大阪など11都市内の駅とその都市内の中心駅から営業キロが201キロメートル以上ある駅との区間の運賃は、その都市内の外を経てから再びその都市内を通過する場合(または都市内を通過し、外を経てから再びその都市内に戻る場合)を除いて、中心駅から(または中心駅まで)の営業キロ、運賃計算キロで計算します。

都区市内発(または着)の乗車券は、それぞれの同じゾーン内ならどの駅でも乗り始める(または降りる)ことができます。ただし、同じゾーン内の駅で途中下車はできません。

引用:JRおでかけネット

新潟駅から東京駅までは333.9kmあります。つまり201km以上あるため、新潟-東京間の切符にも、この特例が適用されます。

適用されるとどうなるのかというと、東京都区内に指定された駅であれば、新たに切符を購入しなくても移動できるようになります。

”東京都区内”には、山手線の各駅はもちろんのこと、金町、西荻窪、小岩、蒲田など、各沿線の一定範囲の駅が指定されています。また、該当する駅では、駅名の看板に「区」のマークがついおり、判別できるようになっています。

例えば、東京-西荻窪間の乗車券は388円かかりますが、新幹線で東京駅に到着した後、JR中央線に乗り換えて西荻窪まで行けば、388円分の切符を購入せずに移動する事が出来ます。

この制度を使えば節約になりますし、とても便利ですよね。

ただ、一度東京都区内の駅で改札を出てしまうと、チケットはそこで無効になってしまうので注意してくださいね。

早めの予約なら「お先にトクだ値」がおすすめ

なお、えきねっとトクだ値には、早めの期日(乗車日の13日前まで)に申し込むことでさらに割引率が高い「お先にトクだ値」という商品もあります。

例えば、2017/4/15に乗車する新潟-東京間の上越新幹線のチケット(指定席特急券+乗車券)を2017/3/21に予約した場合、

  • 正規運賃               10770円
  • えきねっとトクだ値(お先にトクだ値) 6860円(35%OFF)

というように、35%もの割引価格で購入することができます。差額で言えば、3910円もお得です。

予定が早めに決まっているのであれば、ぜひ使いたいサービスですね。

「トクだ値」を使うときに注意したいこと

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とても便利でお得な「トクだ値」ですが、いくつか注意しておくべきこともあります。

乗り遅れると料金券部分が無効になる

予約していた列車に乗り遅れた場合、通常の指定席特急券であれば、乗り遅れても後続列車の自由席に乗車することができます。

しかし、「トクだ値」で切符を購入している場合、指定の列車に乗り遅れると料金券(指定席特急券)が無効となり、他の列車の自由席には乗ることができなくなります。

いつも使えるわけではない

「トクだ値」は、適用される列車・席数・区間に制限があります。

また、適用される割引率も一律ではなく、一本後の時間にするだけで15%の割引率が10%になったりもします。

えきねっとでは、予約の際に車両毎のシートマップを見ながら予約をする事が出来るのですが、画面上では空席があるにも関わらず、「トクだ値」の予約ができないこともあります。「トクだ値」には設定席数に上限があり、それを超えると空席があっても予約ができなくなるためです。

実際、筆者も友人の席を追加で購入しようとしたのですが、空席があるにもかかわらず「トクだ値」の席数上限を超えているということで予約ができませんでした。

「トクだ値」を使う時には、早めの予約を心掛けることと、「予約できたらラッキー」くらいの心持ちで挑むのがよいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

無料の会員登録をするだけで、交通費がぐっとお得になるえきねっとの「トクだ値」。

適用区間で旅行や出張がある方は、ぜひ活用してみてくださいね!