ナチュラルクリーニングを試してみよう! コスパの高い清潔生活!




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家庭で使う合成洗剤は様々な用途に分かれていて、何度も買い足す必要があります。

 

でも、ナチュラルクリーニングという言葉を聞いたことはありませんか?

ナチュラルクリーニングであれば、わざわざ掃除場所によって異なる合成洗剤を買い足さなくて済みます。

また、ナチュラルクリーニングで使用する洗剤は、全て100円ショップで購入でき、長く使えるのでコストパフォーマンスにも優れているのです。

 

今回は、このナチュラルクリーニングについてご紹介します。

 

ナチュラルクリーニングとは?

ナチュラルクリーニングとは「汚れの種類によって石鹸・重曹・クエン酸・アルコールの4種類の洗剤を使い分ける掃除方法」のことです。

 

 

具体的な使い分けについては後ほど紹介しますが、酸性の油汚れにはアルカリ性の重曹、水あかや石鹸かすなどのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を使います。

 

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ナチュラルクリーニングの利点

ナチュラルクリーニングの主な利点は、「購入する洗剤の数を減らすことができ、長い目で見ても節約になる」こと、「自然由来のものでクリーニングを行うため、合成洗剤と比較して肌に優しい」ことが挙げられます。

たとえば、重曹・クエン酸は100cc~200ccにつき5gを加えて使用します。

すると、100円ショップのクエン酸120gにつき、スプレー24回分を作れることになります。

したがって、市販の合成洗剤を買うよりもかなり安くて済みます。

ちなみにナチュラルクリーニングで使用する洗剤は全て100円ショップで購入できます。

お財布にとても優しくて嬉しいですよね。

 

さらにナチュラルクリーニングは、「自然環境に戻るものを使っており、洗剤・水の使用量を減らせるので、環境にも優しい」ことも利点です。

合成洗剤は「お風呂場用」「トイレ用」「食器洗い用」と用途別に分けて売られていますよね。しかし、ナチュラルクリーニングで使う洗剤は石鹸・重曹・クエン酸・アルコールの4つのみで合成洗剤を用途別に買い揃えるよりも安く購入できます。

また、合成洗剤は使用後にあとに残らないよう仕上げの水拭きをしなければならないこともありますが、ナチュラルクリーニングであれば濃度だけ守れば拭きっぱなしでも良いという利便性があります。

 

しかし、ナチュラルクリーニングは、市販の合成洗剤より泡立ちが悪いため、洗った気がしないという難点があります。

 

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ナチュラルクリーニングに必要な知識

ナチュラルクリーニングを実践する時のポイントとしては、「洗剤の性質を理解する」ことと「汚れの種類を判別すること」の2点が挙げられます。

 

基本は落としたい汚れが「酸性かアルカリ性か」を判断することです。

汚れを落とすには「中和させること」が基本であり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が必要だからです。

 

それでは、酸性の汚れ・アルカリ性の汚れにはどのようなものがあるのでしょうか。

具体的に見て行きましょう。

 

酸性の汚れ:食器・コンロなどの油汚れ / 手あか・汗・皮脂など体から出る汚れ

アルカリ性の汚れ:水あか(水道水の成分により白い塊になったもの) / 石鹸かす

 

では、これら酸性・アルカリ性それぞれの汚れに対応する洗剤はどれでしょうか。

次はナチュラルクリーニングで使用する4種類の洗剤の性質と効用をご紹介します。

 

 

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ナチュラルクリーニングで使用する4つの洗剤について

ナチュラルクリーニングでは、石鹸・重曹・クエン酸・アルコールの4種類を使用します。

以下では、それぞれの効能と用途について詳しく見てゆきましょう。

 

石鹸

石鹸の特徴は界面活性剤であり、アルカリ性であるという点です。

界面とは油と水といった2つの混じりあわない物質の境界を示し、界面活性剤はこの界面に作用して、界面の性質を変化させるものを指します。界面活性剤を使えば、水と油を混ぜることができるのです。

 

石鹸は必ず水場(お風呂場、キッチンなど)で使用するようにしましょう。というのも、石鹸は油でできているので、残ると油汚れになる恐れがあるためです。

使用する石鹸のタイプは個体でも粉でもなんでもOKです。

 

重曹

重曹は拭き掃除の時に使います。特に焦げ付き・油汚れを落とすのに役立ちます。

家の汚れは大部分が酸性の汚れなので、迷ったらとりあえず重曹を使って掃除してみるのが良いでしょう。

 

重曹は、200mlの水に小さじ2分の1を入れて溶かした重曹水の状態で使用します。

 

焦げ付いた鍋を洗う際は、鍋に水と重曹の粉末を入れて、ひと煮立ちさせます。すると、発生した炭酸ガスのために、鍋底の焦げ付きが落としやすくなるのです。

 

油汚れは、お湯で漬け置きして落とします。

ちなみに重曹は脱臭効果もあるので、靴箱の中に置いておくと臭いを消してくれます。

脱臭効果は2∼3か月持続し、その後も普通に使えるので、臭い消しとして使用した後にナチュラルクリーニングの洗剤として使えば、一石二鳥ですね。

 

クエン酸

クエン酸は水あか・石鹸カス・トイレなど水回りの汚れを落とす際に使用します。使用基本量は水1カップ、クエン酸は小さじ2分の1です。

使用する際には注意点が1つあり、クエン酸は酸が強いので金属に吹きかける際、吹きかけっぱなしだと錆びてしまいます。

金属に使用する際には必ず乾いた布を使って拭き上げてきださい。

また、大理石など酸に弱いものには使用しないように気をつけましょう。

 

アルコール

アルコールは、テーブル・鏡・押入れ・畳など拭き掃除の時に役立ちます。

消毒用のアルコールを使用しましょう。

アルコールは、「蒸発しやすく、除菌・殺菌効果があり、カビ予防になる」という特徴があります。湿気の気になる場所の拭き掃除には最適です。

消毒用アルコール90mlと水110mlを混ぜてスプレーボトルに入れて使用します。

 

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まとめ

ナチュラルクリーニングはとてもシンプルな掃除方法です。

おさえるべきポイントは「酸性の汚れはアルカリ性の洗剤で、アルカリ性の汚れは酸性の汚れで中和させる」ということです。

ナチュラルクリーニングで掃除を行えば、節約できるだけでなく、汚れについても詳しくなり、生活の知恵をつきますね!

楽しみながら試してみてください。