料理の時短化で節約かつ健康管理を! 忙しい主婦必見!

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共働き世帯やシングルマザーの増加で、フルタイムで働く主婦が増えてきました。そうなると大変なのが毎日の食事。忙しいからと言って、お惣菜で済ませたり、外食やデリバリーが増えると、たちまち家計に負担がかかり、健康面でも心配です。そこで、忙しくてもお金や時間が節約でき、かつ家族の健康面にも留意した食卓作りができないか考えてみました。

 

 

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時間と食材のムダをなくすのが節約の鍵

とにかく帰宅してからの時間は限られています。短い時間でササッと夕食作りを済ませたいもの。また、できるだけ冷蔵庫にストックしてあるものを把握して、ムダを減らす効率的な方法はあるのでしょうか。

 

冷蔵庫やパントリーのストックをチェックする

まず、食材を把握することから始めましょう。確かめずに買物に行って、安かったからといって買って帰ったら実は同じ物がストックしてあった、ということはよくあること。いくら安くてもこれではムダができてしまいます。まずはこまめに食材の在庫をチェックしてみましょう。

 

在庫を参考に、一週間分の献立を考える

食材の在庫を把握したら、それらを使ってできるメニューを考えてみましょう。メニューを考える際に大切なことは、在庫をできるだけ使えるメニューを考えると同時に、健康面に留意したメニューかどうかです。手持ちの料理本や、クックパッドなどのレシピサイトなどを参考に、バランスのとれたメニューを考えてみましょう。メニューができたら、次に買い足すものを書き出していきます。何を、どのくらい買うのか、必要なものを必要と思える量だけメモに控えてみます。

 

メモ持参で買い出しを

買い出しは特別消費期限の短いものは別に、一週間分のまとめ買いをおすすめします。毎日のこまめな買物は時間のムダにも繋がりやすく、また予定外のものをついつい買ってしまいがちです。週末に計画を立て、メモに書き出した分だけの買物をすると、平日は買物にかかる時間が節約できる上、ムダ買いも減ります。

 

 

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時短料理の方法とは?

人によって帰宅時間も様々です。帰宅してからどのくらい調理に時間をかけられるのかで、調理の方法も変わってきます。また、夕食作りのみならずお弁当も毎日必要な人は、どのようにすれば効率よく調理ができるのでしょうか。

 

仕込みは週末にまとめて

例えば、夕方5時には帰宅できる人が夜7時に夕食を食べるとすると、最大2時間は料理に時間がかけられます。しかし、それより遅い帰宅になってしまうとか、その日の疲労具合によってはそんなに時間はかけられない人もいます。週末にまとめ買いをした後、その週のメニューの仕込みをあらかたやってしまうと、後がラクです。例えば、その週にトンカツのメニューがあったなら、衣をつけてその日の朝まで冷凍しておく、みそ汁の出汁はあらかじめたくさんとっておくなど、週末の仕込みを徹底してみましょう。

 

栄養満点!常備菜づくりを

日持ちする常備菜を作ってみましょう。常備菜は野菜中心のメニューが多く、健康管理にも一役買ってくれそうです。いざというときの副菜にも困らず、お弁当にも入れられますね。

  1. ひじき煮・・・すこし長めに煮込んでおけば、約5日ほど日持ちします。また冷凍可能なので、アルミカップなどに小分けして冷凍しておくと、そのままお弁当にも。
  2. きんぴらごぼう・・・常備菜いえばこれ。これ一品でおかずになります。困った時のお役立ちメニューです。
  3. 野菜のピクルス・・・お酢を使っているので日持ちは抜群。好きな野菜や余った野菜で常備しておくと付け合わせにもできて便利です。
  4. 切り干し大根の煮物・・・こちらも常備菜の定番といえる一品。食物繊維やビタミンミネラルが豊富で、積極的に取り入れたいおかずです。

 

話題の“つくおき”で一週間分を一気に作る

平日、料理に時間がとれない主婦に人気の“つくおき”。次の週の献立を決めて、平日分メニューを一気に作って保存しておくというものです。これは、私もフルタイムで仕事をしていた時に活用していました。一見大変そうですが、つくおきするのは平日の5日分のみです。また冷蔵庫での保存も十分可能ですし、余ったら冷凍保存で翌週以降にも回せます。なにより、毎日の献立に頭を悩ませなくてよいということ、少し遅くなってもすでに料理ができていて、温めるだけでOKという安心感。お弁当作りも、ほぼ詰めるだけ。そして買物は週に一度で食費の節約にもなり、私にとっては時間と労力と経済面でのストレスからかなり解放されました。つくおきや常備菜づくりの本も多数出版されていますが、クックパッドやつくおきのサイトも開設されていますので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

クックパッドはこちら

レシピサイトつくおきはこちら

 

まとめ

時短と節約。両立させるのは大変ですが、上手にやりくりするには、一週間単位でまとめて買う、仕込み・調理することが鍵のようです。そして、食材をムダなく使うように週単位でまとめてメニューを考えると、自然と食事のバランスにも気を使うようになり、家族の健康管理にも役立つ結果になりそうです。これを習慣づけると、まさに一石三鳥!最初は大変かもしれませんが、やってみる意味はあるのではないでしょうか。週末の時間を上手につかって、日々の時間とお金のストレスから解放されてみてはいかがでしょう。