無駄遣いを防ぎ、賢く節約するために欠かせないのが、家計簿ですよね。
ただ、家計簿をつけるのは大切! と思って始めてはみたものの、3日坊主で終わってしまった…という方も多いのではないでしょうか。
実は筆者もその一人です。家計簿に挑戦しては、すぐに飽きてしまって続かずじまい…、という事が何度もありました。しかし色々な試行錯誤の末、今では楽しく家計簿が続けられるようになりました!
今回は、実体験を交えながら、家計簿が苦手な人でも続けやすくなるコツについて、ご紹介していきたいと思います。
目次
自分に合った家計簿のスタイルを見つける
ひとくちに家計簿と言っても、子供のお小遣い帳のようにシンプルな記入式なものから、見開きでクレジットカードや銀行残高の推移まで把握する大がかりなもの、レシートを貼るだけのものなど、色々な方式があります。
媒体もさまざまで、紙のノート以外にも、PCや携帯のアプリで入力するものや、複数媒体でデータ連動が可能なものもあります。
やりにくい作業ではなかなかやる気も起きにくいもの。まずは、自分に合った家計簿のスタイルを見つけることをおすすめします。
家計簿アプリを使ってみる
スマホやタブレットで入力ができる家計簿アプリをダウンロードすれば、お買い物をした時すぐに入力したりと、便利に家計簿をつけることができます。
アプリによって、家族との家計簿情報共有ができたり、見やすいグラフにして表示してくれたり、レシートの自動読み取りができたりといろいろな特徴がありますので、求める機能によって選ぶこともできますよ!
家に帰ったらとにかくリラックスしたい方や、ついつい家計簿のノートを開くのを忘れてしまう…と言った方には、家計簿アプリの活用がおすすめです。
紙媒体の良さもある
アプリで便利に家計管理をするのもいいけれど、ノートに書き込む方がじっくり取り組めて楽しい…という方もいますよね。
筆者もアプリを試してみたものの、結局紙媒体の家計簿に落ち着いて現在に至ります。
紙媒体の家計簿ノートの良さのひとつに、記入の自由度が高いという点があります。
支出に関連したメモ事項を書いたり、今後気をつけて出費を抑えたい点、反省すべき項目などにマーカーを引いたりと、自分仕様にカスタマイズしやすいのが紙媒体の良いところです。
また家計簿は、数字の羅列で情報がわかりにくくなりがちです。その点ノートなら、見開きで情報を一覧できて視認性が良いですし、家計情報を把握しやすいという特徴もあります。
筆者のおすすめ! まっさらのノートを自分専用の家計簿にする方法
あらかじめ記入欄が設定された家計簿ノートやアプリを用意するのも良いのですが、筆者がおすすめしたいのは、まっさらなノートに自分仕様に項目をカスタマイズして書いていく家計簿です。
この方法には、いくつかのメリットがあります。
記入項目をカスタマイズできる
まっさらなノートで家計簿をつけるメリットの一つに、個人的な状況に対する項目のカスタマイズができるというものがあります。
例えば、筆者は以下のような項目を基本的な家計把握情報として毎日書き込んでいます。
- 現在財布に残っているお金
- 本日分のクレジットカード利用額の明細
- 本日分の現金会計の明細
- 今月の、クレジットカード利用額の累計
- 今月の、現金会計の累計
なぜこのような項目を書いているかというと、
- 常に残金の様子を把握しておきたい(赤字防止)
- 出費しすぎていないかチェックしておきたい(浪費防止)
- クレジットカードで浪費をする傾向があるので、常にクレジットカードの利用額をチェックしておきたい
といった理由があるからです。
これらの理由は、誰にでもあてはまるものではありません。筆者個人の浪費傾向や、チェックすべきポイントに特化した項目なのです。
記入項目を自分仕様にカスタマイズしてしまえば、余計な項目への記入をする手間と時間も節約できますし、自分に必要な情報はきちんとチェックしていくことができるので、家計簿の効果をさらにアップさせることができますよ。
特別な情報も一括管理できる
資金の流れを全体的に把握したい時や、各銀行口座残高がいくらあるのかをまとめたい時、また将来の計画と一緒に家計について考えたい時などは、1~2ページを割いて絵をまじえながら情報を整理することもあります。
頭の中で考えているだけではモヤモヤとしたことでも、書き出してみるとそれぞれの関係性がはっきりして進むべき方向がわかりやすくなります。
これらは毎日の細かな収支データと違う特別な情報ですが、今後の家計管理の方向性を決めたり、指針になったりする大切な情報です。そのため、毎日の家計管理の上でいつでも参照できるように、家計簿と一緒にしておいた方が便利なことも多いのです。
その点、まっさらなノートであれば、ページの使い方は自由自在です。
いつもの家計簿記入の合間に、こういった特別な情報を記載することもできるのです。
進むべき方向や、大きな視点から見た家計の情報をいつでも確認できると、日々の節約や家計管理に迷いがなくなります。「あの旅行のために節約をがんばろう」「何はともあれ学費を貯めなくては」など、ついつい忘れがちな情報にアクセスしやすくなるので、本当におすすめですよ。
好みのノートを見つけやすい
ささいだけれど大切なのが、「好みのノートを見つけやすい」というポイントです。
家計簿用のノートだと、どうしても装丁の種類が限られてきてしまいます。また、普通のノートよりも高めの価格設定であることも多いのです。
その点、まっさらなノートを使う家計簿であれば、とにかくノートであればなんでもよいので、好みに合わせて選べる範囲が広がります。
そもそも、家計簿をつける、という作業はあまり楽しいものではないことが多いので、ノートも気に入らないものだとますますやる気がなくなる…という状態に陥りがちです。
少しでもやる気をアップさせ、楽しい気持ちで家計簿をつけるためにも、見るだけでウキウキするようなノートを選ぶのがおすすめですよ!
まとめ
いかがでしたか?
家計簿が苦手…という方でも、項目を自分仕様にカスタマイズしたり、お気に入りのノートを用意することで、家計簿が楽しく続けやすくなりますよ!
ぜひ、試してみてくださいね。