皆さんは仮想通貨のSIRIN LABS Token(SRN/サイリンラボトークン)を知っていますか?
SIRINは2017年に誕生した通貨で、スマートフォンとブロックチェーンを組み合わせたプロジェクトで利用されるトークンとなっています。
しかも、そのスマートフォンは既に実機も完成しているということで、大きな注目を集めています。
いったいどのような通貨なのでしょうか、今回はSIRIN LABS Tokenについて詳しく解説していきます!
目次
SIRIN LABS Tokenとは?
先ほども解説したとおり、SIRINはスマートフォンとブロックチェーンを組み合わせたプロジェクトで利用されるトークンとなっています。
SIRINをトークンとして利用するのがFINNEYというスマートフォンで、2018年11月末に発売される予定となっています。
世界初のブロックチェーン搭載スマートフォンということで、いまとても注目を集めています!
FINNEYの情報含め、後ほど詳しく解説するのでまずはSIRINの基本情報について確認していきましょう。
通貨名 | SIRIN LABS Token |
通貨単位 | SRN |
時価総額 | 約79億円 |
発行上限 | 5億7200万枚 |
ホワイトペーパー | https://whitepaperdatabase.com/sirin-labs-token-srn-whitepaper/ |
公式サイト | https://sirinlabs.com/ja/ |
公式Twitter | https://twitter.com/sirinlabsjapan |
時価総額ランキングでは現在78位(2018年11月現在)に位置しています。
また、取引価格は1SRN=15円(2018年11月現在)で取引されています。
2018年5月に一時1SRN=50円前後の値を付けていましたが、その後は10円前後で安定しています。
SIRIN LABS Tokenの特徴
SIRINの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう。
世界初のブロックチェーン搭載スマートフォン・FINNEY
↑コチラの動画からどのようなスマートフォンか確認することができます。
SIRINは、世界初のブロックチェーン搭載スマートフォンであるFINNEYで利用される仮想通貨です。
FINNEYは、2018年11月末に発売される予定となっており、いまとても注目を集めています。
現代でスマートフォンは当たり前のように利用されていますが、対してセキュリティなどがおざなりになっていると言わざるを得ません。
今後、スマートフォンでブロックチェーンや仮想通貨の機能性を活かすためにはこのような問題を解決する必要があります。
FINNEYではスマートフォンの中にコールドウォレットを搭載することで、仮想通貨を安全に守ることができるようになっています。
また、ブロックチェーン技術を活かし決済や認証におけるプロセスを効率的に処理し、高い安全性を実現すると共に決済手数料をゼロにすることを目標としています。
具体的なスペックは以下のとおりです。
- 5.2インチQHDディスプレイ
- 内部メモリ容量256GB
- 8GB RAM
- Wi-Fi 802.11ac
- BT 5.0
- 16MPメインカメラ
- 12MP広角自撮り用カメラ
予定販売価格:999USD
参考:SIRIN LABSが12/12(火)よりクラウドセール実施と世界初オープンソース・ブロックチェーン・スマートフォン「FINNEY™」を発表
Googleと提携
FINNEYのOSはAndroidとなるため、Androidを開発しているGoogleと提携を結んでいます。
なので、FINNEYを使う場合は通常のAndroidスマートフォンと同様にGoogle Playからアプリのインストールが可能です。
ちなみに、日本だとiPhoneを使っている人が多いイメージがありますが、世界的にみるとAndroidの方がシェア率は上(74%)となっています。
FINNEY内で利用される
SIRIN LABSは主に、FINNEY製品・アプリの販売で決済する際に利用される通貨となります。
なので、一般的な仮想通貨とは違い活用される場所は限定される形となりそうですね。
SIREN LABSが流通するかどうかは、FINNEYが売れるかどうかに掛かっているといえるでしょう。
メッシを広告塔に起用
FINNEYを開発するSIREN LABSは、自社の広告塔としてあの超有名サッカー選手、リオネル・メッシ氏を起用しています。
公式発表されたのが2018年3月でしたが、発表直後にSRNの価格が一時20%アップするなど、とても大きな話題を呼びました。
SIREN LABSの公式Facebookにアップされた同動画は、19万いいねを集めることに成功するなど広告効果も上々のようです。
SIREN LABS Tokenの将来性
SIREN LABSの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう。
FINNEYの成功次第
SIREN LABSに将来性があるかどうかは、搭載スマートフォンであるFINNEYに懸かっています。
現状SIREN LABSはFINNEYでのみ利用される通貨なので、FINNEYが普及しない限り通貨も利用されないからです。
スマートフォン自体がリリースされてから間もないため、今後普及するかどうかは判断が難しいでしょう。
SIREN LABSを購入する際には、FINNEYがどれぐらい普及している・しそうか確認する必要があります。
ブロックチェーンスマートフォンの普及
FINNEYは世界初のブロックチェーンを搭載したスマートフォンとして注目を集めていますが、今後ブロックチェーン搭載がデフォルトとなるか注目が集まります。
ブロックチェーンの可能性は多くの人が認めているだけに、より大衆に受け入れられるかが鍵となるでしょう。
SIRIN LABS Tokenの取引所
国内取引所はSIRIN LABS Tokenは取り扱われていません。
SIRIN LABS Tokenを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
Upbit | 韓国 | 0.05%~0.25% | 124種類 |
Bittrex | アメリカ | 0.25% | 約200種類 |
Huobi | 香港 | 0.2% | 108種類 |
HitBTC | イギリス | 0.01%~0.1% | 500種類以上 |
SIRIN LABS Tokenの買い方
SIRIN LABS Tokenをどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。
SIRIN LABS Tokenを取り扱っている海外の取引所に登録
SIRIN LABS Tokenは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。
何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。
国内の取引所に登録してビットコインなどを購入
海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。
海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引しなければなりません。
そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。
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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金
国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。
送金が完了すれば、SIRIN LABS Tokenを購入することが可能となります。
おわりに
今回は仮想通貨のSIREN LABS Tokenについて詳しく解説しました。
世界初のブロックチェーン搭載スマートフォンFINNEYで利用される通貨ということで、大きな注目を集めています。
FINNEYがどれだけシェアを伸ばせるかが大きな鍵となるでしょう。
今後、ブロックチェーン搭載スマートフォンが当たり前に利用される世の中となるのでしょうか…?
最後に、もう一度特徴について確認していきます。
- 世界初のブロックチェーン搭載スマートフォン・FINNEY
- Googleと連携
- FINNEY内で利用される
- メッシを広告塔に起用
以上となっています!
今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。