今回は、仮想通貨の「ウォレット」について説明していきます。
皆さんがBit Startで貯めたビットコインを実際に出金するためには、このウォレットが必要となります。
しかし、仮想通貨を始めたばかりの方からすると
と思う方も多いはず!
是非この記事を読んで、理解を深めて下さいね!
目次
ウォレットとは
仮想通貨のウォレットとは、通貨を保管する場所の事を指します。
よく混同されやすい「取引所」と「ウォレット」をイメージしやすく並べてみると、こんな感じです。
取引所:証券会社(お金で株を買ったりできる所)
ウォレット:通貨を保管する場所(口座、金庫、財布)
「取引所」と「ウォレット」の違い
取引所は、主に「仮想通貨の取引(売買)を行う場所」です。ただ、もちろん取引によって取得した仮想通貨を保管する機能も付随しています。
これは「取引所ウォレット」といいます。
口座の役割に近いものになります。
仮想通貨を購入する場合には、日本円やドルなどの法定通貨を取引所の口座に入金して、その資金で取引を行います。
また、種類の異なる仮想通貨同士(ビットコインでイーサリアムを買う等)で売買を行う事も可能です。
このように取引所の主な目的は、投資家同士が仮想通貨の売買取引を行う場所を提供する事になります。
これに対して、ウォレットは「取得した通貨を保管する事」が目的となります。
「取引所ウォレット」とは
先ほどもちらっと説明しましたが、「取引所」においても取引をする資金の保管する場所が必要となり、それを「取引所ウォレット」と呼びます。
「取引所ウォレット」で仮想通貨を管理しておくと、パソコンやスマートフォン等から簡単にアクセスする事ができ、とても使いやすいです。
しかし、この「取引所ウォレット」は「取引所」が保管しているウォレットなので、ハッキングの被害を受けたときには自分の保有している仮想通貨が無くなってしまう可能性があります。
「ウォレット」についてもっと詳しく勉強していこう!
ウォレットの2つのタイプ
ホットウォレット:ネットに繋がれているウォレット
コールドウォレット:ネットに繋がれていないウォレット
ホットウォレットのようにネットに繋がれているウォレットは、利便性が高いですが、インターネット経由でのハッキングやウイルス感染のリスクがあります。
一方、コールドウォレットではネットに繋がっていないので、取引に時間がかかるもののハッキングリスクはほとんど0であると言えます。
ウォレットの種類
ウェブウォレット
ウェブウォレットは、ウォレットの中で最も「利便性を重視」しているウォレットです。
メリットとして、
- どの端末でも使える
- アカウントの管理が簡単
- 決済に時間がかからない
などが挙げられます。
ただし、先ほど説明したホットウォレットになるのでセキュリティ面での不安は出てきます。ハッキングの被害を受けた場合、最悪保管していた仮想通貨が全て無くなってしまう事もあります。
ソフトウェアウォレット
これは、自分のPC上にウォレットをインストールして管理するウォレットです。
ウェブウォレットではハッキングの被害にあった場合、警察の捜査等が入るので仮想通貨の入出金ができなくなります。
これに対しソフトウェアウォレットは、自分のパソコン上にウォレットがあるので、いつでも使う事ができます。
ただしソフトウェアウォレットの場合、リスク管理はすべて自分で行わなければいけません。
管理方法として、ウォレットの提供元から発行される秘密鍵を使ってセキュリティの管理を行います。
その為この情報を個人でしっかりと管理する必要があり、パソコン上だけでなく紙など物理的なもので管理する事をおススメします。
ハードウェアウォレット
これは、名前の通りUSB等の物理的な物で仮想通貨を保管するウォレットになります。
USBをイメージしてもらえばわかるようにパソコンにつないでいるとき以外は、ネット環境から遮断されているため、ハッキングされるリスクはほぼ0になります。
更に、万が一ハードウォレットが故障してしまった場合にもパスワードさえしっかりと保存しておけばデータの復元は可能になります。
このハードウォレットは、やはり「セキュリティの強さ」が最大の魅力です。
その為、パソコンにずっと刺しっぱなしにしているような使い方はあまりお勧めしません。
デメリットとしては、対応できる仮想通貨が少ないや取引に時間がかかるなどが挙げられます。
利便性 | セキュリティ | ウォレットタイプ | |
ウェブウォレット | ◎ | △ | ホットウォレット |
ソフトウェアウォレット | ○ | ○ | ホットウォレット |
コールドウォレット | △ | ◎ | コールドウォレット |
ウォレットアドレスって?
最後にウォレットアドレスとは、銀行の「口座番号」のようなものです。
どのウォレットにも必ずついていて、入出金の際に必要となります。
最後に
次回は、「取引所」について詳しく紹介していきますのでお楽しみに!
これからもBit Startでビットコインを貯めて、新しい資産を築いていきましょう!!