どっさり溜まった洗濯物や、散らかった部屋を見ると、これを今から片付けるのか…とうんざりしてしまうことはありませんか?
元々片付けが苦手な方はもちろん、仕事や子供の世話が忙しい方など、やる気はあってもなかなか片付けに手をつけられないでいる場合もあるかもしれませんね。
私は元々片付けが苦手です。以前はとにかくがんばって片付けをしていたのですが、毎日続けているうちに疲れてしまいました。そこで、がんばらなくても家が片づく方法を色々と試行錯誤するようになったのです。
今回は、私の経験も交えつつ、がんばらなくても家が片付く3つの方法をご紹介していきたいと思います。
がんばらなくても片付く方法とは?
がんばらないと言っても、何もしないでいいという訳ではありません。
片付けも何もしないでいたら、ますます家が散らかってしまうのは当然です。
これからご紹介する3つの方法でも片付けの作業自体は必要ですが、ストレスや負担を感じないで済むようになるというのがポイントです。
この方法を取ることで、がんばった感じがしないのに、片付け作業はきちんと進んでいくようになりますよ。
作業時間を決める
普段、片付けをするときには「とりあえず全部終わるまで」というボンヤリとした時間設定で取り組むことが多いかと思います。
中には、時間なんて気にしたこともなかった! という方もいるかもしれませんね。
この「いつまでかかるかはっきりわからない」という点が、気づかないうちにストレスになっていることがあります。特に、まとまった時間をとることが難しいほど忙しいときには、時間がかかる家事や片付けにネガティブな気持ちを抱きがちです。
そんな時には、5分や10分など、「これくらいの時間なら負担にならない」と感じられる具体的な時間の区切りを決めて作業に取り掛かるようにしてみましょう。
終わりの目処がわかることで心理的な負担がぐっと減り、面倒な作業でも気分よく取り組めるようになります。
はじめは、作業の途中で終わってもいいのかな…と思うかもしれません。しかし、たとえ1分という短い時間だったとしても、何もやらないでいるよりは確実に片付けが進みます。
時間が来たら、休憩するなり、他の家事をするなりして、一旦その作業から離れましょう。
そして、また「ちょっとやってもいいかな」と思ったら、再度時間を設定してやれば良いのです。
そうしたサイクルを繰り返すうちに、片付けの作業がハードルが低いものに感じられるようになります。すると、片付けの回数や時間も自然と増えるようになりますよ。
作業量を決める
私が家事の中で一番苦手なのは、食後の洗い物です。シンクに溜まっているたくさんの洗い物をみるとうんざりしてしまいます。
そんな時私が取っている方法に、『作業量を限定する』というものがあります。
全ての洗い物をいっぺんに片づけようとするとあまりにも面倒でやる気が起きないため、「とりあえずお茶碗と箸だけ洗おう」と思って作業を始めるのです。
一度やり始めてしまえば、ついでにコップも洗ったり、小さなお皿も洗ったり…と、気がつけばシンクがだいぶ片付いていることが大半です。
もちろん、決まった量だけ終わったらそこで作業をやめても構いません。
ただ、少しでも片付けを進めることによって、作業量がはっきりと減りますし、達成感も得られて気分がよくなるため、「もう少しやろうかな」と思うようになることが多いと思います。
洗い物の場合は量を決めますが、部屋の片付けなどであれば場所を限定するのもよいでしょう。
「リビングだけ」「ダイニングテーブルの上だけ」と範囲を決めておけば、気楽に取り組めるようになります。
ながら作業をする
時間を決めたり、場所を限定してもなお、片付けのやる気が起きない場合もあります。
そんな時は、自分の好きな曲をかけたり、録画していたテレビ番組をつけて、それらを楽しみながら作業をしてみましょう。
「曲や番組が終わるまでやる」という風に、時間や場所を限定する方法と組み合わせて取り組むのもいいですね。
実際、私はあまりにも洗い物が苦手なので、「茶碗と箸だけとりあえず洗う」×「好きなアーティストの曲をかける」という組み合わせで、片付けに取り組むようにしています。
いい気分で作業ができ、結果として片付けもはかどるのでおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか?
まとめてやると面倒な片付け作業も、時間や量を決めておいたり、好きな音楽や番組を楽しみながら作業をすることでストレスを溜めずに取り組むことができます。
作業のストレスが減ってくれば、結果としてこまめに片付けをすることにつながり、家の中もだんだんと片付いてくるはずですよ!
がんばらなくても片付く方法、ぜひ試してみてくださいね。