クレジットカードの審査が通らない? その理由とは。




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現代では、現金で支払うより、クレジットカードの利用率がぐんと上がっています。というのも、買い物をすると集まるポイント制や、優遇制度により、クレジットカードを利用する会社や企業・小売店が増えていることもあり、勧誘もお店に入れば受けることがあるからです。

しかし、勧誘からクレジットカードを申し込んだけど審査が通らなかった、もしくはクレジットカードを所持したかったけど審査が通らなかったという経験が誰しもあるのではないでしょうか。また、これからクレジットカードを持ちたいけれど、審査に通るかわからないという方もいらっしゃることでしょう。

そんな方のために、クレジットカードの審査が通りにくい人のケースやどうして審査に通らないのか理由としてあげられるものをご紹介いたします。

総量規定とクレジットカードの関係

なぜこのような法律ができたかといえば、以前、消費者金融の貸金にかかわる利息が29.8%以上とグレーゾーンであり、返済しても元金がなかなか返らず、多重債務者がどんどん増えたことが原因です。

多重債務することで返済能力がなくなり、自己破産や債務整理など法的措置をとる人も増え、借金苦で生活にも影響を及ぼすことが問題となり、貸金業者にも年収の三分の一以上はお金を貸してはいけません、利息もグレーゾーンから下げなさいという法律に改正されたのです。

今や日本で発行されているカードの約95%には、ショッピング利用可能枠とは別に、カードローン・キャッシング利用可能枠というATMから現金を借りられるシステムがついてしまっています。

意外と知られていないのは、ショッピング利用枠は総量規定には引っかからないのです。しかし、総量規定に引っかかるのはカードローン・キャッシングの部分なのです。

自分の持っているクレジットカードのキャッシング利用や消費者金融からお金を借りている場合は、総量規定に引っかかるので、クレジットカードを新しく作りたくても作りにくいという状態になっています。

クレジットカードの審査に通らない理由

①過去に金融事故があった場合

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金融事故というのは、俗にいう銀行・消費者金融・貸金業者と問題になったりしたことを言います。

例えば

・支払いが著しく滞っている場合(クレジットカード・カードローンや公共料金など複数月支払いを滞らせてしまったり、支払が滞ることが頻繁に起こっている)

・法的措置をとった場合(自己破産など)

・多重債務履歴のある場合

銀行や貸金業者には、個人信用情報機関というものが閲覧できるようになっています。その中にはこれから取引する人は金融事故を起こしたことがないかということを調べ、返済能力があるのかないかを調べるためです。そのため、上記のような例えが当てはまる場合はクレジットカードの審査がなかなか通らないとみなされることが多いようです。

②職についているか、職業などの問題

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お金を貸してもらったら返すのが当たり前です。ではどこからお金を返すのかといえば、自身が仕事をして収入を稼ぎ返す、もしくはほかのだれかが仕事をして返していくという方法しかありません。

最近でいう主婦でもアルバイトでもクレジットカードが作れるというのは、ご家族がほかの仕事についていて収入が安定しているのかどうかも見られているということもあります。主婦であればご主人がしっかり年収も安定していて収入があり、返す能力があるのかどうか、仕事についているのとついていないのとではクレジットカードが作れるか作れないかもかかわってきます。

クレジットカードを作るのにはそれほど職業種別については厳しくないので、どの職業でも収入が発生していれば問題はないものとされています。ただし、カードローン利用枠を大きめの金額で希望してしまうと通らないことがありますので、キャッシング枠をなくしてショッピング枠のみのほうが通りやすいということはあるそうです。

③クレジットの申し込みに落ちていろんな会社に申し込んでしまった場合

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個人信用情報機関というのを先ほどご説明した通り、申し込みをしてもその個人情報機関に登録されます。どの会社に申し込んだのか、いつ頃申し込んだのかも閲覧できてしまいます。そのため、一社クレジットカードに申し込んだけれど通らなかったという場合、どこならクレジットカードを作れるのかといろんなクレジットカードに多数申し込みをしてしまうと不審者と同じような登録をされてしまいます。

クレジットカードが作れなかった・審査に通らなかったという場合は何らかの理由があり、所持できないのです。一度でも落ちた場合は必ず見直しをしましょう。たくさんカードを持ちすぎていないか、過去に金融事故を起こしてから免責時期に至っていないのか、何か延滞金が発生していないのか考え直すことも必要です。

④個人信用情報機関に登録がない場合

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このケースは非常に少ないのですが、例えば、今まで現金主義で高い買い物もすべて現金で一括で支払い、金融機関に融資の履歴やこれまでにクレジットカードなどを作ったことも、持ったこともないとします。

その場合、クレジットカードの審査に通りにくいということがあるそうです。

というのは、今まで融資もクレジットカードの申し込み履歴もないという人は、俗にいうブラックリスト(金融事故を起こした人)であった人が、免責になってデータを抹消された時と同じ状態であるため、貸金業者も怪しがり、クレジットカードの審査を通さないとしてしまうからだそうです。

いつもニコニコ現金払いとは言いますが、それで情報がないから信用がないというのは理不尽な話ですよね。

通らない場合は一度あきらめることも大切

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クレジットカードは確かに便利ですね。後で支払えばいいので、現金を持ち歩かなくてもいろんな場所で買い物ができます。ポイントもたまって景品に変えたり、利用枠に反映されたりお得感があって便利ですが、沢山持ちすぎてしまうと支払いの仕方を忘れてしまったり、それだけでもリスキーな部分はあります。

また、破産などの金融事故を起こしているとなかなかクレジットカードが通らないというのはどうしてもあります。その場合は、やはりクレジットカードを一度はあきらめ、どうしても必要な場合はデビットカードやウェブマネーの利用できるものを利用するのが得策といえます。今やインターネットでもクレジットカード払いが主流となっており、クレジットカードがないと不便な場合もありますが、別の方法もいくらでもありますので、多重申し込みは信用を無くすことにもなると考え、一度あきらめましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今やクレジットカード社会といってもおかしくないほどクレジットカードは多様化されています。クレジットでも現金でも使えるポイントカードなど謳い文句も様々ですが、総量規定が発行されてからは、クレジットカードも作ることが難しいこともあるようです。

一度クレジットカードを申し込んで落ちた方は、自身の生活や金融事故について見返してみることも必要ではないでしょうか。

ただショッピングだけに使いたい場合は、キャッシング枠を申し込まなければ審査が通ることもあるそうなので、審査を通してみたい人はキャッシング枠0で一度申し込んでみるのもありかもしれませんね。ただし、いろんな会社に短期間でたくさん申し込むのはNGですよ。