専業主婦にはなりたくない? 20代女性の結婚相手に求める年収を聞いてみた!

20代は結婚について考え始める時期です。日本人の晩婚化は進んでいるものの、やはり女性は若い頃から結婚について思いを巡らすものですよね。私も同じ20代として「結婚した方がいいのかな、それともしなくていいかな」と揺れ動いているところではありますが、やはり結婚について理想を持つことは多々あります。

そんな20代女性の皆さんのご参考となるよう、今回はfincleが20代女性100名を対象に、理想の結婚相手についてアンケート調査を行いました。ガールズトークでも結婚の話題は尽きないものですが、100名の方がどんな理想像を抱いているのかとても気になるものです!

ここでは、結婚相手に求める年収や許せる歳の差、何歳までに結婚したいか、そして専業主婦になりたいかなどに関するアンケート結果を大公開します。意外な発見もあるかもしれません。楽しみながら読んでみてくださいね。

結婚相手に求める年収

20代の女性であれば、結婚相手に求める理想もまだそれなりに高いのではないでしょうか。「将来はこんなマイホームを購入したい」「結婚式や新婚旅行は贅沢したい」など、夢のような限りない妄想劇が頭の中でせわしなく繰り広げられていきます。考えるだけで幸せの薄笑いを浮かべてしまいそうになります。きっと私だけではありませんよね…?笑

それはさておき、20代の女性の皆様は結婚相手にどのくらいの年収があって欲しいでしょうか。最近、若い世代においては共働きの夫婦が多いため、「年収は1000万円以上欲しい!」といった方はそれほどいないのかもしれません。

一般的にも、「生活して行けるくらいの収入があればいい」と思う方が多いようです。男性側も、女性に対して「結婚しても主婦ではなく働いて欲しい」と望む方が多いですよね。

fincleが行ったアンケート調査では、実際どのような数値が出ているのでしょう。

今回の調査では、結婚相手に求める年収について、全体の平均は482万円、全体の中央値は500万円となっています。平均が中央値を下回っているので、どちらかというと500万円が正確な数値だと言えるでしょう。平均は極端に小さな数字や大きな数字に引っ張られやすいので、中央値の方が正確です。

さて、500万円が理想の収入という結果になりましたがどうでしょう。とても妥当な理想額なのではないでしょうか。一般的にも500万円台の収入が理想だと答える方が多いようです。

基本的に男性の収入は20代後半から30代で350万円あれば、結婚しても支障はないとされています。ただし、これは共働きの場合に限って言えることであり、専業主婦を望んでいるのであれば、やはり旦那さんには500万円以上の年収があって欲しいところです。

しかし、20代で500万円の年収がある男性は、ほんの一握りであるため、同世代の結婚相手を見つけるのは至難の業でしょう。でも、年の差結婚であれば、年収500万円以上のお相手が見つかりやすくなりますね。

共働きで相手に500万円の収入があれば、少し贅沢な生活もできるでしょう。40代ともなると旦那さんの収入も500万円以上になる可能性も無きにしもあらず。共働きで世帯年収1000万円以上は決して夢ではありません。

ただ、実際のところ30代であっても年収300万円~400万円の男性が多いのが現実なので、20代の若さで年収500万円を誇る結婚相手を見つけられる方はかなり少数なのではないでしょうか。理想と現実の溝は深いものですね。

結婚相手に求める貯金額は?

貯金は将来の家族設計や老後の生活を考える上で、間違っても見落とせない要点です。しかし、それだけではありません。恐ろしいことに、貯金額を見ることで、お相手の性格も露呈するものです。

たとえ年収が多くても、浪費家でお金の管理がずさんでは、夫婦生活も危ぶまれますよね。きちんとお金の管理ができる人か、ということを見極めるためには貯金額を見れば一目瞭然なのです。そこで、「結婚相手に求める貯金額」について今回fincleが行なったアンケート結果を見てみると次のようになりました。

100~300万円が圧倒的大多数を占めていることが分かります。貯金については、お相手の年齢により変わりますが、20代であれば100万円以上あればまずまずの貯金額でしょう。

実際にいくつかのサイトで20代男性の平均貯金額を調べてみても、100万円~200万円の間がほとんどです。300万円ほど貯金があれば、随分貯金できている方だと言えるでしょう。

次に多かったのは300~500万円でしたね。同世代である20代男性で300万円以上の貯金額となるとかなり限られてくるので、各段に結婚対象となり得る男性は減ってしまうのではないでしょうか。

3番目に多かった500~700万円以上の貯金であれば、お相手の男性は20代ではなく30代、40代となり、歳の差結婚の可能性が高くなることでしょう。

貯金は実家暮らしか一人暮らしかで随分と変わってくるので、比較的実家暮らしの男性の方が貯金も多いと言えるでしょう。また、貯蓄方法は銀行預金のみならず、資産運用でも行えるので、株式投資や投資信託に強いお相手であれば、安心して貯金を任せることができますね。

いずれにせよ、貯金計画のしっかり行える男性が良いに越したことはありません。

結婚後、専業主婦になりたい!?

一時期、結婚したら専業主婦になりたいという願望を持つ若い女子大学生が多い、ということが話題になりました。しかし、今は結婚しても働きたいと望む女性が多いと言われていますよね。

本当にそうなのでしょうか。Fincleが集計したアンケート結果を見てみると次のようになりました。

「いいえ」と答えた方が「はい」と答えた方の倍以上であることが分かりました。専業主婦にはなりたくない、という方が多いことが明らかになったのです。

このデータから、女性も経済的に自立できるようになったという結論を導くこともできますが、実は専業主婦になることで負うリスクを回避するために、結婚しても働き続ける方が多いとも言えます。

専業主婦になりたい理由・なりたくない理由については次の項目で確認してみますが、その前に、専業主婦になることで考えられるリスクについて確認してみましょう。

専業主婦が負うリスクとは?

専業主婦が負うリスクとしては以下の3つを挙げることができます。これらのリスクを踏まえれば、結婚しても働き続けたいと思ってしまうのも無理ありません。

離婚したらすぐに貧困状態になる

結婚し、専業主婦になる道を選んだ場合、当然自分の仕事を退職しなければなりません。たとえ仕事の収入が少なく、年収200万円に満たない場合であっても、収入0の専業主婦よりはお金を稼いでいるので、経済的に自分の身は自分で守れる状態です。

専業主婦も旦那さんの稼ぎが良い場合には、経済面においては安心して暮らせますが、お金の面で上手く行っても、旦那さんと上手く行かず、残念ながら離婚してしまうこともあります。

専業主婦が何の準備も無しに離婚してしまうと、その後が大変です。仕事の口を見つけるまでは収入0で生活して行かなければならず、子供がいる場合には子供も養って行かなくてはなりません。

離婚の不安を常に背負って専業主婦を続けるよりは、自分の職を持って仕事も楽しんだ方が、ずっと安心していられるのでしょう。離婚率も高まりつつある日本の状況を考えれば、結婚後も働きたい女性が多いことに頷けます。

一度専業主婦になると再就職が難しい

これも日本が抱える大きな問題です。女性が一度でも仕事を辞め、家庭に入ってしまうと、再び正社員の職に就くことは困難です。職を得ることができたとしても、パートとして雇用される程度であり、満足できる収入を得ることはできません。

家庭に入っても復職できるシステムは、日本においてはまだ遠い夢のような幻想に過ぎないのです。

旦那さんの理解度で、専業主婦の幸せが左右される

専業主婦の幸福度を決める決定的な要因は旦那さんです。旦那さんが非常に謙虚で、専業主婦としての立場を理解してくれるような人でない限り、順調な主婦生活を送ることはできません。

「俺が稼いでやった金だ」という態度を取る夫では、結婚生活にも限界が来てしまうでしょう。「自分が稼いだお金は、妻の家事で働いた分の収入でもある」という認識を持ってくれるような旦那さんでないと、夫婦で互いに歩み寄ることはできません。

このように、旦那さんの寛容さによって、人生の幸福そのものが大きく左右されてしまう危険性を考えれば、専業主婦にはなりたくないと思うのも無理はありませんね。自分の幸せは自分で決めたいと誰しも思うものです。

以上が専業主婦の負うリスクについてです。専業主婦の優雅な生活に憧れるかもしれませんが、実際そのように幸せな主婦生活を送っている人は現代社会においてほんの一握りでしょう。その点を考慮に入れると、専業主婦にさえなれれば幸せだ、とは決して言えないのですね。

専業主婦になりたい理由・なりたくない理由

専業主婦になることを選んでも、共働きを選んでも、どちらの場合にもメリット・デメリットはあるものです。デメリットがありながらもどうして専業主婦になりたいのか、あるいは働きたいのか、実際にアンケートで調査してみました。

この項目では「専業主婦になりたい理由」と「専業主婦になりたくない理由」のそれぞれについて確認してみましょう。まずは前者から見て行きますね。

専業主婦になりたい理由

専業主婦という言葉からイメージするのは、「のんびりとした優雅な生活」でしょう。社会の荒波にもまれずに済めば、精神的にも体力的にも助かるものです。

専業主婦になりたいと答えた方はどのように考えているのでしょうか。早速コメントを見てみますね。

共働きと家事の両方は大変

現代において大きな問題の1つであるのが家事と仕事の両立です。今回のアンケート結果を見てみても、やはり両立を懸念する声が多く見られたのが印象的です。

結婚したら子供も欲しいし、家の中のことは手を抜かずにやりたいです。また、家事育児を一緒にしてくれる旦那さんならいいですが、お互い働いていて何もしてくれなかったら不公平だし腹がたつので程よく休憩しながら家事育児をしたいです。
共働きになっても家事・育児はどうせ女がやらなければならないので、それなら専業主婦になって負担を減らしたい。

共働き夫婦は家事の分担を行う必要がありますよね。でも、実際には女性が多くの家事をこなすこと多いようです。そうなると、仕事も家事も両方行なわなければならない女性に大きな負担がかかってしまいます。

子どもができたら、その負担もさらに大きくなるでしょう。そのような状況にならないようにするためにも、専業主婦になるという対策を講じることができるのですね。

家のことやりながら仕事をこなすのは仕事上難しいので、専業主婦1本でいきたいとおもった。体調も崩しやすいので、慣れるまでは専業主婦をやりたい。新婚ならなおさら、夫婦の時間も大切にしたいので、しっかり夫を支えられるよう家事などは完璧にして、仕事終わりの夫を癒せるくらいになりたい。また、子供ができた時に子供が成長しても、帰ってきたらお母さんが家にいるという安心感を子供には感じさせてあげたいため。

「夫婦の時間」「子供との時間」を確保したいという考えを持っているため、専業主婦を希望するのですね。本当におっしゃる通り、仕事と家事の両立はとても難しいものです。

仕事をしていると経済面での安定は確保できますが、家族関係に支障を与えてしまうことがあります。あまりにも多忙で、家族を思いやる余裕も無くなってしまうという悲しい結果にもなりかねません。

夫や子供にほっこりしてもらえるような居場所を提供するには、専業主婦になるのが一番だと私も思います。「プロの専業主婦」が家庭内にいるからこそ、家族は穏やかに暮らすことができるのかもしれません。

家事が好きだから・専業主婦に向いていると思うから

専業主婦の仕事は家事全般です。苦手な方も多いものですが、もともと家事が好きな方もいらっしゃるのですね。

私は家事が好きなので。彼氏と同棲中に仕事をやめて、2ヶ月ほど有給消化で働かず家事をしていましたがとても幸せでした。

仕事が始まると家事との両立が大変なので、専業主婦になりたいです

家事が好きであれば、専業主婦に向いているのかもしれませんね。専業主婦は外で仕事をしない代わりに、毎日たくさんの家事仕事をする必要があります。案外家事は大変で、子供ができるとさらに仕事の量が増えて大変ですが、好きなことであればこなせてしまうものですよね。

自分は社会で活躍できるタイプではなく、人のサポートをする方があっていると思うから。

一度社会に出て働いてみると、なかなかその世界に馴染めないことが多いでしょう。この気持ちは私も度々感じてきました。

数字で結果を出すことよりも、人そのものに関わる仕事で自分を活かせることだってたくさんあります。主婦も立派な仕事の一つでしょう。家庭の中で働くことで、自分の能力を発揮できる人も多いはずです。

人との関わりが苦手・在宅ワークに興味がある

人との関わりが苦手で、在宅ワークに興味があるというコメントも寄せられています。

在宅ワークに興味があるし、子供が産まれる事を考えたら、家にいても、お小遣い程度なら、稼げるように、なっておきたいので、専業主婦として極めたい。、
近年、在宅ワークの種類が豊富ですし、自分が自由に使えるお金ぐらい、自分で稼ぎたいという考えや行動力も身についてきたので、専業主婦という生き方はある意味、会社という組織に捕らわれなくていいですし、専業主婦の方が自由に生きれるな、という考えに自分の中では納まりました。単に私が人と関わりをもつ仕事が苦手なだけですから、こういう思想に行き着いたとも言えます。

 

組織には縛られたくないけれど、できることに手をつけて、自分のお金をしっかり稼ぎたいと思う気持ちがあるのですね。

最近は<自由な生き方>という言葉を本当によく耳にするものです。インターネットが登場し、情報共有に革新的な発展がもたらされたため、以前に増して仕事形態も多種多様になりました。

いわゆる「仕事」というものを持たない主婦でも、家に居ながらにしてお金を稼げるようになったので、専業主婦の在り方も変わってきているのですね。

楽をしたいから

この理由も非常に多く寄せられましたね。確かに、専業主婦は時間にも人間関係にもあまり縛られることはありません。早速コメントを見てみましょう。

毎日働くことが苦痛でたまらないので、専業主婦になってのんびり暮らしたいです。

外に出て仕事をしていると、仕事そのものに関する悩み・人間関係の悩みをはじめとして、多くの悩みを抱えるようになるので、仕事に苦痛を感じることが多いものです。それに比べて専業主婦は精神的にも解放されるので魅力的ですよね。

専業主婦になれるということはそれだけ旦那が稼いでくる給料がよく、お金に困らず裕福な生活が出来そうだから。働きたくない。

やはり、働きたくないというという理由ですね。専業主婦であれば、旦那さんが働いてくれるので、自分が外に出て働かなくても生活できるお金をいただけます。ただ、ただ旦那さんには感謝をして、きちんと家事をこなしたいところです!

専業主婦になりたくない理由

その一方で、専業主婦になりたくない理由としてはどのようなものが挙げられるのでしょうか。次のようなコメントが多く寄せられました。

家にいるのは耐えられない

家にいるのは耐えられないというコメントが非常に多かったですね。他の人との交流も持ちたいとの意見が印象的です。

毎日家にいるのはたえられないから。友達、知り合いを増やしたいから。

家にいても知り合いは増えませんよね。外交的・社交的なタイプの方には、専業主婦は不向きなのでしょう。これなら、外で仕事を続けたいと思うのは当然です。

ずっと家にいて家事をしていると、自分がおかしくなってしまいそうだから、少しでも外に出て働きたい気持ちがあります。

専業主婦は常に一人で家事仕事を行うので、他の人との交流の幅も狭まると考えられます。家にいた方が落ち着くという方がいる一方で、他の人と接点を持ちたいと思う方もいるのです。こればかりは個人差がありますね。

社会で自分の能力を試したい

自分の能力は何かを始めてみない限り分かりません。一度社会に出てみて、思わぬ能力に気づくこともあります。その場合には、やはり結婚しても働き続けたいと思われる方が多いことが分かりました。

自分自身せっかく大学まで通わせてもらったので、自分でも働きたい。主婦は人生のやりがいがなさそうと思ってしまう。

今の時代、女性の大学進学は当たり前なので、大学まで出て専業主婦になることに疑問を感じる方も多いのでしょう。確かに、大学を出なくても専業主婦にはなれるので、大学を出たからにはその学歴を活かしたいと思うのは自然なことです。

もともとは専業主婦希望でしたが、社会人になり働いてみたら、仕事をすることが自分に合っていると感じたため、結婚してからも仕事を続けたいと感じています。

また、今自分の好きなことを仕事としておりますので、続けたいです。

仕事が楽しいのであれば、結婚しても仕事を続けたいものですよね。何より、自分が幸せを感じる時というのは、自分の能力を役立てることができた時です。仕事に意義を見出せるのなら、結婚しても働くことで、かえって生活も上手く回るでしょう。

経済面で自立していたい

パートナーに頼らず、自分も経済的に自立していたいというコメントも多く寄せられていました。

養ってもらっている感覚に陥ってしまう気がするからです。俺がいなきゃ暮らせないんだぞと言われてしまいそうで嫌なので自身でも稼ぎたいです

お金の力は大きいもので、専業主婦だと家庭内での立場が弱くなってしまう可能性もあるのですね。確かに、旦那さんから「俺に養ってもらっているんだぞ」と言われたらあまりいい気持ちがしませんね。自分も稼いでいれば、経済的な自立を手にすることができます。

自分で使うものには自分で稼いだお金を使いたいから。このご時世何があるかわからないので、収入源を夫のみに頼るのはリスクが高すぎる。

確かに結婚した後には何が待ち受けているか分かりません。最近は3組のうち1組は離婚するような状況であり、離婚も決して珍しいことではありません。専業主婦の身で離婚してしまうと、離婚後に経済的な困窮に直面することになってしまいます。それを避けるためにも経済面では自立していたいものです。

何歳までに結婚したいか

今回のアンケートでは、「何歳までに結婚したいか」という質問も行いました。子供を望む場合には、結婚する年齢についても慎重に考える必要がありますよね。

厚生労働省の発表によると2015年の女性の全国平均初婚年齢は29.4歳となっており、女性の出産年齢についても2005年以降は30~34歳が約40%の割合を占めています。

第一子の出生時の平均年齢も2014年の時点では30.6歳になっており25.7歳であった1975年を比べると随分と年齢が引き上げられたことが分かります。

参考元:

厚生労働省 平成27年人口動態統計月報年計の概況(2017年著者調べ)

厚生労働省 平成26年人口動態統計月報年計の概況(2017年著者調べ)

今回のアンケート結果でも、結婚したい理想の年齢の平均は30歳とのデータが出ていることから、女性の晩婚化が進んでいることが分かります。今の時代は、女性も自由に仕事を選べるようになり、結婚して家庭に入るという選択肢以外にも、様々な世界に足を踏み入れることができます。

現に私も文筆業の経験を積んで、将来はより一層仕事の幅を広げて行きたいと思う気持ちを持っています。人生の選択肢が増え、それらを自由に選べることが、かえって結婚や出産の妨げになるのかもしれません。

ただ、20代は仕事で経験を積んでさらなる高みへと到達し、安定した30代以降に結婚したいと望む女性が増えていることは明らかです。今回のアンケート結果を見ても、30代以降に結婚を希望する方は100名中56名となっており、半数以上を占めていました。

そして特に30代前半に結婚したいと答えた方は56名中42名となっています。子供のことを考えると、30代前半に結婚する必要がありますよね。30代後半、40代になってくると子供を産むことはかなり難しくなってしまいます。子供を望むならば、30代前半がタイムリミットなのですね。そう考えると、30代前半までに結婚したい方が多い理由も分かりますね。

年齢差は何歳まで許せる!?

年齢差は何歳まで許せるか。これは女性だけでなく、男性にとっても非常に興味深い質問となるのではないでしょうか。女性側がどう思っているのか気になりますよね。

今回のアンケート結果は以下のようになりました。

この図を見てみると、20代女性の多くがそれほど年齢差を気にしていないことが分かりますね。10歳差が一番多く、100名中40名を占めていることが分かります。今20代であるということなので、30代であれば許容することができるということでしょう。あるいは、自分が30代になった時に年下の20代と結婚するケースもあり得るでしょう。

ただ、結婚相手に求める理想の年収を考えれば、年上男性と結婚する方が女性にとっては良いでしょう。さらに、現実的なことを考えて、10歳年上であればまだ相手も30代なので定年も先です。20歳30歳の年の差になると、結婚して間もないうちに相手が退職してしまうので、収入が入らなくなってしまいます。こうなると、多少経済面での対策を行う必要が生じます。

しかし、相手が10歳年上の30代であれば、定年を迎えるまで一緒に貯金や家計のやりくりを考えることができるので、許容の範囲内となるのでしょう。

結婚相手に求める年齢として次に多かったのが5歳差でした。5歳差というのは年が離れているようで、案外その差を感じないものです。ちょっと古いな、と思うこともあるかもしれませんが、このくらいの差であれば大方の話題は合いますし、相手が年上であれば適度に頼ることもできます。

収入も多くはないかもしれませんが、それなりに安定して生活して行けるので、ちょうど良い年齢差でしょう。私も「自分よりちょっとお兄さんで頼れる夫ならいいな」と思ってしまいますね!

そして3つ目に多かったのが「年齢は関係ない」でした。愛に年齢は関係ない…といったところでしょうか。理想論になってしまうかもしれませんが、夫、そして男女に限らず様々な年齢の方と接することができれば、相手に対する自分の寛容さ・理解度も驚くほど広がるでしょう。結婚相手の歳を気にしないのであれば、それなりの寛容さを持つ必要がありそうですね。

「同年代以外許容できない」という回答は見られませんでした。これだと結婚相手も限定されてしまい、相手が見つからないので結婚が難しくなりますよね。やはり、それなりの年齢差も許容することで結婚相手を見つけられるのでしょう。

以上のデータから、結構な年の差があってもあまり気にしない20代女性が多いことが分かりました。

最後に

今回のアンケートで非常に興味深かったのは、やはり「結婚しても専業主婦にはなりたくない」と思う方が多かったことです。事実、私もそう思いますし、周りの友人もそう考えているケースが多いのです。これは世代によって異なりますが、今は女性も働くというのが”常識”になってきているのでしょう。

ただ、結婚後も働くことで様々な弊害が出てきてしまいます。離婚の原因として「お互いの価値観が合わないため」という言葉をよく耳にしますよね。価値観の違いを話し合うことができ、受け止める余裕があれば離婚しなくても済むものかもしれません。しかし、仕事を持ち、自分のことで精一杯になってしまうと、相手のことを考えられなくなってしまいます。

結婚を考える際には、このような点についても考えてみたいところですね。