20代主婦に世帯年収を聞いてみたら共感できる夫へのグチが爆発!




近年「女性の社会進出」が謳われています。消費税や保険料の増額により、日々の生活にかかるお金のことを考えると、ポジティブな意味での「社会進出」ではなく、女性が積極的に働きに出ないと生活が回らない、そんな印象を正直抱いてしまいますよね。

それに加え、超高齢化社会による現在の経済的負担や、自分たちの老後の生活に対して不安を抱える20代の方も少なくないでしょう。この不安を解消するためには、20代という若いうちから、日々の生活や将来に向けたお金へと関心を向け、計画立てて貯金をしたり、投資でお金を増やす必要があると考えています。

そこで、今回は20代既婚女性100名の方を対象に、気になる世帯年収についてアンケート調査を行いました。この記事ではfincleの実施したアンケート調査にもとづき、20代既婚女性のお金にまつわる気になる話題を徹底的に分析していきます。既婚女性ならではの「夫×お金」にまつわるグチや面白い話もご紹介します。

現在の世帯年収を教えてください

まず100名の20代既婚女性に、現在の世帯年収についてお答えいただきました。

世帯年収とは、世帯全員分の税金などを差し引く前の全ての支給額(額面総額)のことを指します。例えば夫婦2人の世帯で共働きの場合、その2人の額面総額がその世帯の世帯年収となります。

補足ですが、手取りは税金や社会保険料などが差し引かれた、実際に使うことのできる金額のことです。手取りの総額が世帯年収の額とならない理由は、人によって額面総額より差し引く金額(税金や社宅費、車内預金など)が異なることが挙げられます。

平均値と中央値

今回20代既婚女性にお聞きした世帯年収は以下の通りです。

日本における世帯年収についての調査で、厚生労働省が提出している平成22年国民生活基礎調査の概況を比較・参考とします。この調査結果では、アルバイトやパートタイマー、非正規雇用、正社員全てが含まれているため、既婚者のみの年収ではありません。

しかし全国全ての世帯年収平均は549.6万円となっており、今回お答えいただいた平均値427万円から大きく逸脱していないという印象はありますね。ちなみに全国の世帯年収平均の分布ですが、

世帯年収分布割合
100万円~150万円約6.3%
300万円~350万円約6.6%
350万円~400万円約6.5%
400万円~500万円約6.0%
600万円~700万円7.5%
900万円~1,000万円3.7%

となっています。

また年代別で世帯年収を確認してみると、

年代世帯年収
20代322万円
30代464.6万円
40代597 .5万円
50代735.9万円

となります。

参考文献:平成22年国民生活基礎調査の概況 厚生労働省

20代既婚に限定せず、出された世帯年収の結果から見ても、今回のアンケート調査で分かった平均値427万円(中央値400万円)は一般的な平均年収と捉えても問題ないように思えます。

 

ちなみに、私も20代既婚女性の一人です。夫は会社員なので、その手取りと私の手取りから換算すると、私達夫婦の世帯年収も今回の平均値427万円くらいに値するということが分かりました。

 

低年収を生き抜くための出費を抑える術

まず低年収を生き抜くためには、基礎中の基礎ですが”出費を抑える”はとても大切なことです。もちろんジリ貧生活に自らを追い込む必要はありませんが、出費がかさんでいる場合には、いつまでたっても貯蓄ができないどころか、生活費が赤字となっている可能性だってあります。

出費を抑えるためには、自分の価値基準にしっかり優先順位をつけることがポイントとなります。優先順位の低いものに対して、積極的に出費を抑えていきましょう。例えば私達夫婦の場合には、優先順位が高いものに「食事」があります。「食事」に関してはプチ贅沢を楽しむことも多々ありますが、その分「通信費」などを抑えて生活にかかる経済的なバランスを保っています。

具体的な例ですが、

食費
・自炊頻度をあげて食費を抑える
・コンビニには入らない
・欲しいものではなく、必要なものを買うようにする
・外食は○円までと予算を決める

私達夫婦は「食事」の優先順位が高いため、休日の外食頻度は高いです。ただそれだけだと出費がかさんでしまうため、平日は自炊を心がけています。休日には1時間ほど時間をとり、平日の食事やお弁当のために常備菜をまとめてつくり、平日の食費出費をセーブするよう心がけています。

買い物
・現金払いにする
・買いたいものをその場ですぐ買わない
・月の予算を決め、先にお金をおろしておく
・価格が安い場合だけネット通販

クレジットカード払いはとても便利なのですが、どのくらい利用したかが把握しづらいため、貯金や節約下手だと自覚のある人にはあまりオススメできません。私がそうだからです笑。クレジットカードでの支払いは”来月払う借金”だと考えています。出費を抑えたいのであれば、私は現金払いをオススメします。

「買いたいものをその場ですぐ買わない」も非常に効果的です。「即決で購入したけど、結局あまり使わずに捨てたことがある」そんな経験がある方はぜひ活用してください。買いたいものがあったら一度その場に置いて、店内をまわってみましょう。まわっているうちに購買意欲が落ち着いたり、買いたいもの自体を忘れることも案外あるものです。

20代女性のリアルな貯金額を調査

気になるお金事情、続いては現在の貯金額です。独身の時とは違い、稼いだお金を自分の好きなように使うことがしづらくなった方も多いのではないでしょうか。結婚によって職業が変わったことで収入に変化が生じた人もいれば、妊娠・出産にかかる費用や、子供の養育費を考えて貯蓄が必要と感じる人もいるでしょう。20代既婚女性のリアルな貯金額をご紹介します。

20代既婚女性の貯金額

100名の方に聞いた貯金額は以下のようになっています。

100万円以下、100万円〜300万円の割合が多くなっていますね。ちなみに貯金額別の世帯年収平均を見てみると

となっています。世帯年収平均と比べてみると、皆さん堅実にお金を貯めている印象がありますね。ただアンケートにお答えいただいた方の声の中には、私はいいけど夫の貯金への取り組み方が不安・・・といった声をよく見かけます。

Aさん
夫はお金に無頓着で、自分のお小遣いの分、貯蓄分など全くお金を分けていないところがイライラする。毎月これだけは絶対に貯蓄する金額なんて決めていないからこの先ちゃんとお金が貯まっていくのか不安

私達夫婦の場合もお財布がバラバラなので、夫の貯金への取り組み方が不透明な部分があります。少々プライドの高い夫なので笑、私にお金を管理されるのが心底嫌なようです。「自分のお金は把握できている」と言われましたが、家計簿アプリで夫の分の記録した結果、収入と支出が同額以上だったことがあり驚愕した記憶があります笑。2人の将来についての貯金も興味がないようなので、不安ですね笑!

夫よ!子供が欲しかったら妊娠・出産貯金に協力してくださーい!

夫に貯金を協力してもらうには

今回のアンケート調査で分かった100万円以下、100〜300万円以下という貯金額は、世帯年収平均から考えて極端に少ない訳ではないと考えています。しかし将来への不安を解消するためには、これからも貯金を心がけていかなければなりません。

アンケートにお答えいただいた方の声からは、夫の貯金に対する考え方への不安や不満も寄せられました。まずは夫婦でしっかり話し合う必要があります。一方がお金を管理するパターンでも、お財布は別というパターンでも構いません。大事なのは互いに不透明な部分を解消することにあると思います。

月に1回はお金の使い方について確認し合う時間をつくることをおすすめします。各夫婦ごとに最適なパターンは異なりますが、収入割合に応じた家計負担の提案や、予算範囲内で1ヶ月生活するチャレンジなど、ゲーム感覚で楽しみながら、お金と向き合うことが重要だと考えます。

現在は共働きですか?

アンケート調査では「女性の社会進出」にも関係する”共働きか否か”についても回答いただきました。前年代の共働き世帯の割合は、「2014年夫婦のお金実態調査」によると全体の約55%を占めていると言われ、専業主婦(主夫)世帯よりも多くなっています。

参考文献:【2014年夫婦のお金実態調査】マネーフォワード

20代既婚女性の共働き率

今回のアンケート調査結果は以下の通りです。

今回お答えいただいた回答では、「はい」と答えた方が34名、「いいえ」と答えた方が66名となりました。先に紹介した全年代での共働き率は約55%ですが、今回の結果は、産休中や育休中で現在「いいえ」と答えている方も少なくありません。またこんな声もあります。

Bさん
旦那は貯金する意思がなく、余ったお金は全て自分のお金にしてしまいます。また、出産祝いで貰ったお金も全て使い切ってしまいます。それにもかかわらず、あたしのことは働かせてはくれません。
Cさん
専業主婦でいてほしいと言うくせに、お小遣いが3万円じゃ少ないと文句を言います。タバコに1万、ケータイに15000円もかけているからと、こっちも怒ります。

専業主婦として家にいてほしいと願う夫も少なくないようです。ただ今回いただいたご意見を見ると、専業主婦でいてほしいという割には、お金に少々無頓着な方が多いようで、ちょっと理不尽に感じてしまいますね笑。

女性の社会進出も大事だけれど

昨今謳われている「女性の社会進出」への国の取り組みは、積極的に働きに出たい女性にとっては後押しになることでしょう。しかし未だに女性にとって働きやすい環境なのかどうかは、正直怪しいと感じています。むしろ「女性の社会進出」ではなく「男性の家庭進出」への関心を高めてほしいな、と私は思います。

「男性の家庭進出」について近年注目は集まっています。しかしその発展の生涯となっているのが、日本の経済の発展に貢献した世代である中高年男性の存在です。性別役割分業の考え方が根強い世代のジェンダー意識によって、男性は男性で「家庭進出」を阻まれている現状があると聞きます。

”夫婦2人で暮らしていく””子供が増え、家族で暮らしていく”ためには、お金の協力ももちろんのこと、家庭内での協力も必須項目だと考えています。仕事と家事のバランスを取る必要があるのは、女性だけではありませんよね。家庭への関わり方についても、夫婦で話し合う機会は必要と言えます。

あなたは今幸せですか?

お金事情にまつわる調査の中に「幸福度ランキング」を見つけました。世界の国々の「幸福度ランキング」によると、日本の幸福度は51位です。ランキング上位は北欧の国々が占めています。北欧では税金や社会保障を合わせた国民負担率は6〜7割です。しかし不思議なことに、日本の負担率4割程度と比較して高額にも関わらず、軒並みランキング上位を占めるのです。

参考文献:WORLD HAPPINESS

幸せ度と世帯年収の関係

先に紹介した「幸福度ランキング」は世界の国々を対象にしたものですが、20代既婚女性に聞いた「幸せ」についての回答は以下の通りです。

今回お答えいただいた方のほとんどが「はい」と回答していただけましたが、興味深いデータを取る事ができました。それが”幸せ度と世帯年収の関係”です。

「いいえ」と答えた方が世帯年収平均が高かったのです。もちろん人によって”何に対して”幸せと捉えるかは様々です。しかし全年代を対象としたある調査では、恋愛・結婚への不満を抱く割合がもっとも高かった層が「世帯年収800万円以上」という結果が出ています。

世帯年収が高い層の傾向として、共働きや働いている人の忙しさによって、夫婦間でのすれ違いが生じる場合が挙げられています。夫婦で話し合う時間、過ごす時間が少ないことも原因として挙げられるのでしょう。幸せ度を高める要因はすでに”お金”ではなくなっているのだな、と感じました。

参考文献:PGF生命調べ  今のパートナーに満足していること  1位「優しさ・思いやり」2位「家族を大切にする」

ちなみに「いいえ」と答えた方の中には、こんな悩みを抱える方もいらっしゃいました。

Dさん
旦那の浪費癖が酷くて困っています。ただでさえ今妊娠中でこれからお金が必要になってくるのに、私に何も相談せずゲームや本などを買ってきます。そのくせに私が何かを買ってくると怒り出すのです。無駄とか本当に必要なのかとか。私は本当に必要なものしか買いません。節約のためです。服1着を買うのにも考えるくらいです。チラシを見て一番安いお店で買い物もします。それに比べ旦那ときたら…欲しいと思ったものはほぼ全て買ってしまう始末。本当に将来のこと、子供のこと、貯金のことを考えているのか不安で仕方がありません。

正直ものすごく気持ちが分かります・・・!将来のことを本当に考えているのだろうか?という瞬間は、私達夫婦間でもちょくちょく生じます。私から見ると浪費にしか見えないものが、彼曰く「コレは自己投資!」と言われてしまったりして笑。根気づよく対話を続けていきたいところですね。

お金ではなく時間が幸せのカギ?

幸福度をあげるためには、もちろんお金を稼いだり、貯めることは大切なことでしょう。ただお金は目的ではなく手段です。

1970〜80年代、バブルの時代にはお金を稼ぎ、高価なものを買うことで注目を集めたり、自分を鼓舞するようなモノで幸せを得られる時代でした。しかし現代では、ライフスタイルの充実といった”時間”を大切にすることで幸せを得る人が増えている傾向にあるのではないでしょうか。

生活を続け生きていくために、お金はもちろん必要です。ただかならずしも「年収が高い=幸せ」という式は成り立たないのです。夫婦でお金について話し合う際には、「何万円必要だから節約」というよりも「何のために」「何をするために」を重視した話し合いをしましょう。

「夫xお金」のグチや少し笑ってしまう話

「夫×お金」にまつわるお話をいくつかご紹介します。アンケートにご協力いただいた100名の方に、丁寧にお答えいただいたのですが、正直「分かる分かる!」と同意せざるを得ない内容ばかりでした笑。

「夫×お金」のグチ

まず多かったのは、会社勤め経験のある人なら「あるある!」とうなづいていただけるはずの「○○代」へのご意見です。

Eさん
毎月お小遣いを渡しているが、会社の飲み会などで足りなくなり月途中で追加を催促してくる
Fさん
仕事柄仕方ありませんが、旦那の職場の飲み会だけで月に少なくとも10,000円は飛んでいきます・・。ほしい服を我慢したり、外食を控えたりしているのが本当にバカバカしくなってきます。

 

Gさん
お金がないという割には飲み会に度々参加している。共働きだからなんとかなっているものの先が不安。
Hさん
結婚前から結構お給料をもらっていたのに、結婚が決まるまで全部飲み代につぎ込んでしまって今貯金が全くない

私達を悩ませる宿敵とも言える「飲み会代」に関しては、結構な数のご意見をいただきました。会社の在り方が変わっていく中で、飲みニケーションの頻度は減少傾向にあるような気もするのですが、1回にかかる費用が意外とバカにならないんですよね・・・!

私自身は非常に飲み会が苦手で、会社に勤めていた時期もアレコレ理由をつけて避けていたタイプなのですが、夫はやはり「付き合いが大事」と社会人1年目の時には毎週3回くらいは飲み会に参加していましたね!私の場合、夫婦一緒のお財布はないので、彼が赤字になっても援助はしませんでしたが笑。

Iさん
通帳を見て節約しなきゃな~と言った1時間後にはその決意を忘れるらしく、旅行や外食などお金がかかることを計画する。主人の節約しようは当てにならない。
Jさん
これからお金が必要という時に限って、お小遣いアップの相談をされてイライラしてしまいます。
Kさん
最近まで働いていましたが、産休に入った為私の収入がなくなりました。なのに旦那が、俺の方が支払い多いと文句を言います。現時点で収入がないのにどうやって払えというのか!無神経な旦那に苛立ちます。

また上記のような、言葉は悪いですが少々”無神経な言動や行動”にイラッと来ている方も少なくないようです。大体この場合、相手に悪気がないのでタチが悪い気がしています笑。

 

「夫×お金」の少し笑ってしまう話

最後は、夫婦で生活にかかるお金に関してのほっこりとした話で占めたいと思います笑。

Lさん
現在は主人の収入のみですが、毎月の給料日にお互いに「お疲れさま」と言い合いながら手渡ししあってます。

素敵な習慣ですよね。私も見習わなければ!と思いました。何気ないことですが「お疲れ様」とか「ありがとう」と声をかけあうことも、夫婦間にすれ違いを生じさせないためには必要なことだと思います。

Mさん
お小遣い1万円しか渡していないのに、イクメンのおかげで一万円で子供のために服を買ってくれているので、家計から子供の服を買うことがなくとても助かっています。

なんて優しいんでしょう!お小遣いを子供のために使う旦那さんは、きっと本当に家族思いの方なのでしょう。

Nさん
夫と2歳になる息子と猫が2匹と暮らしています。去年、家と車を購入し、貯金がほぼありません。収入はいい方ですがローンも出来て支払いが多く、なかなか貯まりません。来年息子が幼稚園に入るので、今年は贅沢せずボーナスを貯めて行こうと思います。冬のボーナスで、どうにか100万の貯蓄をしたいです。でも、毎日遅くまで頑張っている夫には、大好きなお酒を我慢させずに飲ませてあげるようにしています。お金の事を考えると、胃が痛くなる事もありますが、大好きな家族と猫と暮らせて幸せです。

お金のことを考えれば、苦しいことがあるのも事実。それでも大好きな家族と暮らせて幸せだというNさんのご意見は”「お金=幸せ」ではない”ということに気づかせてくれる貴重なご意見です。

まとめ

20代既婚女性の気になるお金事情についてご紹介しました。同じく20代既婚女性である私の話も合間にさせていただきましたが、どんな方でも「お金は目的ではなく手段」ということを頭に入れておくことをおすすめします。

厳しいお金の現実もアンケート結果から目の当たりにしましたが、大切なのは「何のために」お金を使うかだと考えています。お金に振り回されることなく、豊かな人生を歩んでいきたいですね!