必ず抑えておきたい旅行積立のメリットとデメリットとは?

家計の中で、大きな位置を占めるのが帰省などにかかる旅費やお土産代。

年に一度ぐらいは、旅行でリフレッシュしたい! と思うこともありますよね。

節約したい! と思う出費ですが、子供たちにとっても楽しみなイベントの一つだと思うと、なかなか減らせない出費です。

家族全員で出掛ける機会がこれから少なくなってしまうことを考えると、家族旅行もしたい…そんなあなたにおすすめの、旅行積立という旅行にぴったりの貯金方法についてご紹介します。

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旅行費用の貯金につながる旅行積立って何?

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旅行積立とは、旅行会社などがサービスを行っている旅行代金の積立プランのことで、積立を行う期間と、結果満期で受け取れる金額をあらかじめ決めるといったものです。

銀行などで行っている積立貯金とよく似ていますが、旅行積立は短期の積立のほうが利率が高くなっていたり、満期で受け取るものが原則旅行券などの点で違いや、銀行口座の引き落とし以外に、窓口に直接預け入れする方法やクレジットカードによる支払いといった違いがあります。

帰省する時期が決まっている、また繁忙期などで切符の値段が高くなる時期に利用することが多い、といった人には特におすすめしたいプランです。

では、旅行積立のメリットとデメリットについて、詳しくご説明しましょう。

旅行積立のメリット

旅行積立が銀行などの預け入れよりも、お得だという話はよく聞きますが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

旅行積立のメリットを詳しくご紹介します。

預け入れ期間が短いほど金利が高い!

普通銀行の積立貯金は長く預けるほど、高い金利になります。今はマイナス金利なので、そのメリットはあまり感じられませんが、たとえば逆にローンなどを借りた場合、借入期間が長くなると金利が上がります。

しかし旅行積立は、預け入れ期間によっては、短いほうが利率が高くなっている場合があります。

積立を行う会社にもよりますが、実際満期時に受け取れる利息は、だいたい年利換算で1.5%~3%ほどで、銀行の定期預金に比べると、圧倒的に利息が高いです。銀行は高くても0.1%などですからね。

また、旅行積立の場合は、銀行の預金とことなり、利息分には税金がかからないのもメリットかと思います。

ただ、設定されているプランにもよりますが、積立の期間が長くなると利率は下がっていきます。これは長期間預けてもらうよりは、すぐに旅行に行って積立を使って欲しいという旅行会社など提供する側の要望が反映されているためです。

また他の会社よりもお得な利率を設定して、「いつもウチを使って欲しい」という顧客の取り込みを行っている場合もあります。

毎年決まった時期に利用することがあらかじめ分かっているなら、ぜひ活用したいですね。

JALやANAを利用するならマイルが貯まる

JALやANAの旅行積立は、クレジットカード払いのみで旅行積立が可能です。それにより、クレジットカード払いとしてのマイルがしっかりと貯まるのです!それぞれのカード利用という縛りはありますが、マイルが貯まることを考えるとお得ですよね。

マイルは旅行だけでなく日常の生活でも貯めることが可能なので、帰省や旅行のためにマイルを使うこともできます。

旅行パックだけでなく、JRや私鉄、国内航空券でも利用可能な旅行積立も

近畿ツーリストがサービスを行っている旅行積立、旅したくなら、積立をパッケージツアーだけでなくJRや私鉄の切符に加え、国内航空券でも利用可能となっています。

このようにメリットがたくさんある旅行積立ですが、もちろん制限やデメリットもあります。

旅行積立のデメリット

旅行積立にはメリットも多いのですが、デメリットもあります。

デメリットも理解した上で、活用するようにしたいですね。では、デメリットについても詳しくご説明します。

コースの変更はできない

旅行積立のプランは、最初提示された物の中から選ぶことになります。

そのため後で急に予定が変わったり、また行き先を変更したくなっても、変えることができません。どうしても行けない場合は中途解約することになります。

中途解約しても現金では返金されない

基本、解約した場合でも、返ってくるものはその旅行会社の旅行券などになります。また積み立てたお金の利息が1000円未満だと切り捨てとされることもあり、金額によっては元本割れしてしまうこともあります。

この旅行積立に関しては、満期で受け取るにしても、途中で解約するにしても、旅行にしか利用できないという点においてはデメリットに感じる方も多いのではないでしょうか?

会社が破綻した場合の保証がない

そうそうあることではないのですが、倒産などした場合の払戻の保証がありません。ただしJALの破綻のときには、私は全額保証されたことがありますので、破綻したからといって、全額返ってこないというわけではないとはおもいますが、あくまでもこの場合は、他の会社でも同じように保証が確実にされるとは限らないということも肝に銘じておきましょう。

旅行積立を始める際には、どこの会社で始めるかも吟味することが大事ですね。

使用期限が決まっている

銀行の積立と違い、長期に渡っての預け入れはできません。予定が決まっている旅行や帰省に合わせて、予算を決めて預け入れするなど、上手な運用をしましょう。

旅行積立を行っている会社は?

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旅行積立をはじめてみたいけれど、どこを選べばわからないし、破綻する可能性もあると考えると悩む…そんなときに選びたいのは、自分のよく知っている旅行会社や旅行代理店が扱っているプランを利用することです。

旅行積立を行っている旅行会社は多くありますが、人気のプランをいくつかご紹介します。

利用している人も多く、知名度の高いものを選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ANA旅行積立プラン

毎月積立をする「毎月払いコース」と一括で預ける「一時払いコース」があり、最大金利は3%。

満期時にANA旅行券で受け取りができます。旅行券はANA旅行プランの他、ANA航空券、ホテル、レンタカーやゴルフ場での利用も可能となっています。

WEBで申請ができたり、クレジットカード(ANAカードのみ)で支払うと、ポイントが溜まるのでこちらもお得です!

また満期で受け取った旅行券には有効期限があるのでお気を付けください。

参考:ANA旅行積立プラン

JAL旅行積立たびつみ

毎月払い、一定期間預け入れする一時払い、積立期間6ヶ月を一時払いするコースがあります。

積立から最初の1年間はサービス額率が3%。満期時にJAL旅行券で受け取り、JALグループの商品やサービスの利用に使えます。

こちらもWEBで申請ができたり、クレジットカード(JALカードのみ)で支払うと、マイルが溜まるのでこちらもお得です!

有効期限はこちらもあります。

参考:JAL旅行積立たびつみ

JTBたびたびバンク

JTBのプランで旅行することが多いならおすすめ。

定期積立プランとフリープランがあり、大きな旅行を考えているなら定期積立、いつでも旅行に行きたいという人にはフリープランがおすすめです。

銀行引き落としや、JTB窓口での振込も可能で、旅行券ではなくカードがもらえます。そのカードで旅行プランを申し込み支払いをおこないます。

定期積立は満期が決まっていますが、フリープランは決まっていないので自由な使い方ができます。

参考:JTBたびたびバンク

近畿日本ツーリスト

3000円から積み立てることができ、満期時に受け取れるツーリスト旅行券はJRや航空券、宿泊券などにも利用できます。

ボーナス併用積立など、色々な積立方が積立コースが選べるようになっています。

この他にも色々な旅行会社が旅行積立を行っているので、よく利用する旅行会社があれば、利用してみましょう。

参考:近畿日本ツーリスト

旅行積立以外にできる旅行資金の貯め方は?

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近くに旅行会社などがない場合は、申し込みだけで交通費がかかってしまうなど、逆にメリットが少なくなる場合もありますよね。

そんな場合には、積立以外の方法を考えてみましょう。すぐにまとまった資金が用意できない場合などもありますので、こちらも参考に、今後計画を立てるようにしていきたいですね。

帰省の日をずらす

年末年始やGW、お盆などは繁忙期ですから飛行機も新幹線も金額が高くなります。

日程をずらすだけでも、かなりの節約になります。

早割や金券ショップを利用する

日程が動かせないのであれば、早割で切符や航空券を購入する方法、また金券ショップを利用する方法があります。

家族の人数が増えると難しいですが、回数券を併用するのもおすすめです。

帰省費用用の口座を作る

お金を預け替える手間がかかりますが、口座を別にしておくことでうっかりをなくせます。

急に帰省しなければならなくなったときなど、非常用に作っておくと安心です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

旅行積立、聞いたことはあるけどよく分からない、と敬遠していた旅好きのあなたにこそぜひ利用していただきたいプランです。

有効期限のないフリープランなど、1年に1度は旅をすることがあるなら、お得なプランになっています。

銀行に預けるよりぐっと金利も高くなっていますので、ぜひ旅の予定と一緒に利用を考えてみてはいかがでしょうか。