ネットオークション出品で少しでも高い収入を得るための裏技!

引用: pakutaso

不要になった物を売って収入が得られるネットオークションは、パソコンだけでなくスマートフォンでも簡単に出品できるため、世代を問わず利用者数が増加しています。

ここでは、そんなネットオークション利用者にお教えしたい出品時の裏技をご紹介したいと思います。ほんの少しの手間で売れ方も変わってきて、ますます楽しくなりますよ。

引用: pakutaso

画像の掲載

オークションに限らず、ネットで買い物をする立場からすると画像だけが頼りなのです。例えば色に関しては特に「届いた物の色が画像と違う」とクレームになる事もあります。

黒や白などは画像よりも濃い、薄い、真っ白かと思ったら生成りっぽいなどという程度ですが、ベージュやグレーに関しては撮り方や光の加減で全く変わってしまう事も。

①画像は何枚か掲載する

1枚だけだと判断がつきにくいような物も、何枚かあれば「こちらの画像が実物の色に近いです」などとコメントしておけば後でクレームになることも防止できます。

②比較対象と一緒に撮る

何に関しても言えることですが、特に小物類や置物類、雑貨などは、縦・横・奥行などのサイズを文字で書かれてもイメージしにくい人もいます。

中には「手のひらサイズ」というような記載しかしていない出品者も見かけます。これでは分かりにくいので、誰もが分かるタバコや500円玉などと一緒に撮影したり、実際に手のひらに乗せて撮影しましょう。

こちらの画像をご覧ください。これはハンドメイドで人気のニードルフエルトで作った猫の頭部だけです。「手のひらサイズです」だけで大きさのイメージができるでしょうか?

こちらだとどうですか? 手のひらサイズというのも分かりますし、実際の大きさのイメージができますよね。ちょっとした事で閲覧数も増えますよ。

 

③ピンボケ画像は使用しない

これもよく見かけるのですが、欲しい商品を検索している方はまだいいとして、暇つぶしに見ている人の目に留まる事は絶対にありませんので、何か分からずスルーされます。

画像に関しては「これでいいか」の妥協はせず、うまく撮影できなかった場合は迷わず撮り直しをしてください。

引用: pakutaso

商品の詳細は細かく

商品のタイトルを入力して画像をアップロードしたら、その商品について細かく説明する必要があり、とても重要な作業です。

①面倒がらずにコツコツと

出品するのは収入が欲しいからですよね? 仕事もそうですが、楽をして稼ごうという思いでは商品を買ってくれる人はいません。一気にやらなくてもいいので1品づつ時間をかけて入力してください。

②服の海外サイズ

私たちが洋服を購入する際に見るサイズの多くは、S・M・L、または○○号という表記が一般的ですが、ブランド服などになると海外サイズで38・42などの数字のみになります。

知らない方も多く、肩幅や胴回りの実寸を書かれても全く分かりません。「日本サイズだとMにあたります」などと必ず記載するようにします。靴も同様です。

③簡単スッキリと

最低限の情報を記入したら、余計な事をダラダラ書かないようにします。伝えたい事を簡単にまとめて、いかに少ない文字数で全てを伝えるかという事が重要になります。

しかも小さな文字でダラダラと長文になっているのを見た途端に読みたくなくなってしまいます。文字は見やすい黒字で。ネオンカラー等の文字は見にくいので止めましょう。

引用: pakutaso

出品する商品

自分にとっては不用品でも、それを探していたり偶然見つけて購入してくれる人がいるからこそ成り立つネットオークション。だからといって要らない物を何でも出せばいいというわけではありません。

①出品のタイミング

ショップとしてオークション販売している企業は別として、個人の場合は季節の物などはその季節に出品するようにします。クリスマス関連の商品なら11月の末頃が良いです。

季節外れの商品も売れない事はないのですが、確率はかなり低いです。季節ものはその少し前から検索され始めますので、掲載しっぱなしよりも日付が新しい方がヒット率も上がります。

②他の出品商品

ほとんどの方は1点だけでなく複数の出品をしていると思いますが、「送料が同じなら他にも何か良い物があれば一緒に」という気持ちで、貴方が出品している商品の一覧を見る人もいます。

どうでもいいような思いで適当にアップした商品があったりすると、不安になって購入を止めてしまう可能性がありますので、商品はたとえ安価スタートでも気を抜いてはいけません。

引用: pakutaso

価格設定

もともと高額の物でも、中古であれば購入する側も慎重になります。価格設定にも注意して欲しい事がありますので参考にしてください。

①オークション価格と即決価格

商品を閲覧していて、気に入った物が見つかると商品ページを見ることになりますが、オークション価格が100円スタートでその場で落札できる即決価格が10,000円だったらどう思いますか?

そもそも希望の売値は10,000円なのに100円で出品されていると、友人などによる価格つり上げなどの不正も心配になってしまいます。

即決価格を設定する場合は、不信感を持たれないようにスタート価格との誤差は大きくても数百円程度にしましょう。

②最低落札価格の設定

これも購入を考えている側からすれば、ちょっと困惑してしまいます。最低落札価格が設定されていると、1円スタートになっていても、1円では入札できないのです。

最低落札価格に達してない旨のメッセージが出てきて、2円、3円、100円と金額を少しずつ上げていっても同じ。これでは数回で嫌になってページを離れてしまいます。

①と同様、そもそも1円では手放したくないのであれば、始めから「最低でもこれぐらいは欲しい」と思う金額で出品するようにしましょう。

③送料込み

買う側には嬉しい送料込みという記載。それはもちろんOKなのですが、どんな発送方法でどんな梱包で発送するのかを分かりやすい場所に記載してください。

全員が隅々まで読むかどうか分からない詳細ページへの記載は一回り大きなフォントで、色付きにするもの良いでしょう。いちいち質問しなくても読めば分かる状態にするのです。

同じ価格の商品が、同じく送料込みで出品されているとします。片方はきちんと記載されていて、もう片方は宅配便なのか定形外でポストに投函されるのかも不明だとしたら、わざわざ質問して返事を待ちますか?

全く同じ物で価格も同じ物があれば、きちんと記載されている方に決めますよね。

nasilzang / Pixabay

まとめ

ネットオークションは顔の見えない相手との取引です。落札者は商品が手元に届くまで「掲載通りの物がどうか」とても不安です。だからこそ、買う側の立場になって出品する必要があります。

全く同じ商品が複数ある場、ビジュアル的にスッキリまとまっていて妥当な金額の物が売れるのは間違いありませんので、手間を惜しまずに丁寧に掲載するよう心掛けてみてください。