ハンドメイドを販売するには?自分にぴったりの売り場を探す方法

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趣味で作った小物やアクセサリーなどを売って、楽しみながらおこづかい稼ぎもできるハンドメイド販売。

自分の作ったものをたくさんの方に喜んでいただけて、お金を稼ぐだけではない満足感が得られるのも良いところです。

筆者も元々趣味であった小物作りの技術を活かし、数年前にハンドメイド作家デビューをしました。ありがたいことにインターネットやカフェなどで販売実績を積むことができましたが、周囲の作家さんやハンドメイド好きの友人と話をしていると、作った後の販売について不安を持っている方が多いことに気がつきました。

そこで今回は、ハンドメイド販売をするときにどんなところで売ったらいいのか、またそれぞれの特徴などについて、筆者の経験も交えながらご紹介していきたいと思います。

インターネットで売る

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素敵な作品が仕上がったら、早速売る場所を探しましょう。

インターネット販売であれば、つてや経験がなくても自宅にいながらすぐに始められます。

また、全国各地から注文を受けることができるので、人の少ない地域に住んでいても販売の機会に困らないのも利点です。

ハンドメイドサイトで売る

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ハンドメイド作品をインターネットで売るならば、まず利用したいのがハンドメイドサイトです。

テイストの合うサイトを選ぶ

minne、tetoteなど色々なハンドメイドサイトがありますが、それぞれ手数料やサービスなどが異なりますし、「かわいらしい」「スタイリッシュ」というように雰囲気にも違いがあります。

手数料の安いところ・・・といった基準で選んでももちろん良いのですが、自分の作っている作品とテイストが似ている作品が出品されているサイトを選ぶのがおすすめです。

例えば私は、子供用のグッズはベビー用品や出産祝いの品ぞろえが多いtetoteで販売するようにしていました。同じような商品が多いと、競争率が上がって売れにくくなるように感じるかもしれませんが、「こんなハンドメイド作品が欲しい」と思って探しにくるお客様が集まりやすいので、かえって購入してもらう頻度があがることもあります。

色々なサイトを試してみても

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どのハンドメイドサイト同じように見える・・・そんな方は、とりあえずいくつかのサイトに登録し、実際に使ってみた感じで決めるのもおすすめです。

出品画面の使い勝手、他メディアとの連携、発送業務のアシストサービスなど、使ってみてわかることもたくさんあります。

複数サイトに同時に出品することも可能ですが、その場合は必ずそれぞれのサイトに対応した在庫を確保したうえで出品しましょう。万が一複数サイトで注文が同時に確定してしまった場合、在庫が1つしかないと困ってしまいます。

フリマアプリで売る

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手軽に売買を始められるという意味では、フリマアプリを利用するのもおすすめです。

ハンドメイドに興味のない人も含めて、たくさんの人の目に留まる機会が増えますし、ハンドメイドサイトよりも雰囲気作りや包装資材などに手間をかけなくても済むのが利点です。

フリマアプリを使うにしても、ハンドメイドサイトを使うにしても、顔の見えないインターネット上の取引だからこそ、商品説明やお客様とのやりとりは丁寧に行うようにしましょう。取引回数が増えてお客様からの高評価が蓄積されれば、信頼できるハンドメイド作家として売上も自然とアップしてくるはずですよ。

店舗で売る

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チャンスがあれば、ぜひ店舗での販売にチャレンジしてみてください。

インターネットとはまた違う楽しさを感じることができますよ!

カフェで売る

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カフェの中には、店舗の一部をちょっとした小物販売コーナーにしている店舗もあります。そういったコーナーに自分の作品を置かせてもらえれば、カフェに来るお客様へハンドメイド作品を常時販売することができます。

カフェに作品を置かせてもらうには、お店から募集があったときに応募するほか、オーナーからの伝手であったり、既存の作家さんからの紹介という方法もあります。

いずれにせよ、インターネットの販売と異なり、一定の経験や作品のクオリティを示すことができないと置いてもらえないという所が大半です。

また場所代や手数料、売上金の支払い方法等はお店によって異なりますので、もし置かせてもらえるという事になった時にはよく確認しておきましょう。

私が作品を置かせてもらっていたカフェでは、場所代はありませんでしたが、売り上げ金額の20%が手数料としてお店に差し引かれるというシステムでした。また支払いは数カ月に一度直接店舗へ受け取りにいくというシステムでしたが、お金だけもらって帰るのも気が引けてちょっとしたお茶や食事をすることになり、結局売上の半分くらいは使ってしまうということも多々ありました。

駆け出しのハンドメイド作家さんにとっては、カフェでの販売はかなり厳しいと感じるかもしれませんが、何事も試してみないことは始まりません。作品を持って売り込みに行ってみたり、知り合いの伝手をたどって地道に探してみるのも良いと思いますよ!

クラフトフェアなどのイベント

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ハンドメイドサイトや地域自治体が主催するクラフトマーケット に出品するのも楽しいものです。色々なお客様が自分の作品を手に取ってくださり、直接やりとりができるのは対面販売の醍醐味ですよね。

こういった出店型のイベントでは、一定面積に対して出品料が徴収されることが多いです。例えば長机ひとつといっても、机の上を埋めるほどの作品を作るのにはかなりの労力を要します。

おすすめは、ハンドメイド仲間と誘い合って一緒に出店することです。休憩も交替でとることができますし、場所代も折半したり、それぞれの作品を出し合って、販売スペースが寂しくなるのも防ぐことができますよ!

まとめ

いかがでしたか?

心を込めて作ったハンドメイド作品は、ハンドメイドサイトやカフェなど、色々な場所で売ることができます。

自分に合った取引の場所を見つけて、ぜひ楽しいハンドメイド生活を送ってくださいね!