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ビットコインの価格
2019年2月8日18:40現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、37万6295円となっています。
①「仮想通貨取引所Bakkt」の偽サイトが出現
そのBakktを装った偽サイトが発見されました(2月8日)。
この偽サイトはかなり巧妙に作られていますが、そのページのトップには19年2月8日現在、Bakktの公開日は公表されていないにも関わらず「Bakkt ローンチ(公開)予定日3月12日」と記述されています。
ページ内の文章を読み進めると、「投資家の方で、Bakktのプラットフォームに投資をしたい方は登録してください。」とリンクと共に記載され、そのリンクをクリックすると、個人情報の入力フォームへと移ります。
そこで個人情報を入力すると、得た利益を還元するためと謳い、入力欄にビットコインアドレスを入力されるように指示されます。
しかしアドレスを入力しても、ビットコインが振り込まれることはありません。
このサイトの情報を、登録者情報を確認できるWebサイト「Whois」で調べると、登録日が2019年の1月31日、登録地域はパナマとなっています。
Bakktの親会社であるICEの関係者も、「あのサイトはBakktのサイトではなく、我々がそのような手段でコミュニケーションを図ることはない。」と発言しており、同サイトが偽サイトであることは明らかとなっています。
Bakktはそのバックグラウンドの影響の大きさから、先物取引開始のニュースがETF承認関連のニュースと同じくらいの注目度で見られています。
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②30世帯分の電気を盗み、仮想通貨のマイニングに使った6人が逮捕
ドイツのザクセン州クリンゲンタールで、盗電してマイニング企業を運営していたとして、6人が逮捕されました(2月6日)。
警察当局は、元電力サービス企業のPGHエレクトロの敷地内で49台のコンピュータ・システムが稼働しているのを発見。このマイニング企業は少なくとも17年から、30世帯分の電力を消費し、電力会社に与えた損害額は約22万ユーロ(2750万円)に上るとみられています。
ドイツのニュースサイト「フライエプレス」によると、49台のコンピュータの内30台に特殊なマイニング装置が搭載されていました。
マイニング事業のために盗電した疑いで強制捜査が行われ、男性5名と女性1名が逮捕されました。
マイニングのための盗電は世界規模で発生しており、台湾では18年12月にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)をマイニングするために300万ドル(3億3000万円)相当の電気を盗んだ疑いで、台湾人男性1人が逮捕されました。
逮捕されたヤン容疑者は、盗電により1億元(15億9500万円)相当の仮想通貨をマイニングした疑いが持たれています。
また中国でも18年10月、ビットコイン(BTC)のマイニングのために鉄道駅から電気を盗んだとして、中国人男性1人が懲役3年半の実刑判決を受けました。
男性は17年11月から12月にかけて盗電し、ビットコイン(BTC)採掘機50台と冷却ファン3台を24時間体制で稼働させていました。
ウクライナでは、国家警察地方本部に勤務していた職員が職場で4ヵ月に渡り仮想通貨をマイニングしているのを発見されています。
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③パスワードを知る人物急死により、仮想通貨160億円分を引き出すことが不可能に
ビットコイン(BTC)などを扱うカナダ最大の仮想通貨交換所で、パスワードを知る唯一の創業者が亡くなったことで、およそ160億円分の仮想通貨が引き出せない状況になっていることが分かりました(2月5日)。
カナダの仮想通貨取引所「QuadrigaCX(クワドリガCX)」によると、顧客およそ11万5000人が預けている160億円分の仮想通貨が引き出せない状態になっています。
これは仮想通貨を引き出すためのパスワードを1人で管理していた創業者のジェラルド・コットンCEOが、2018年12月に訪れた先のインドで急死したためだといいます。
QuadrigaCXは2月5日現在、資産保全の申請を裁判所に対して行い認可されましたが、顧客からは「仮想通貨が取り戻せないのでは」といった不信感が広がっています。
仮想通貨は自分のコールドウォレットなどで管理するのが一番良いです。
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終わりに
今回はこの3ニュースを取り上げてみました!
今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。