ブロックチェーンやマイニング、フィンテックなどを分かりやすく解説!

こんにちは!fincleライターのゆうやです!

今回の記事では、分かるようで分からない、ブロックチェーン、マイニング、フィンテックとは何なのかを分かりやすくお伝えする記事にしたいと思います!

ブロックチェーンって何??

ブロックチェーンとは、仮想通貨関連に限って定義するなら、仮想通貨という「お金」の価値を、民主的に保証することができる仕組みです。

これまで知られていた、国が発行・運用している円やドルといった通貨、あるいは企業が発行・運用しているポイントやゲーム内通貨の価値というのは、皆それぞれ一つの組織・団体が管理し、その通貨や発行ポイントの価値を保証していました。

こういった従来のシステムには、長い時間をかけて培われた安心と信頼、一つの組織が運営することによるシステムの管理のしやすさがありますが、欠点もあります。

それは、その一つの組織がダメになって破綻したり、倒産したり、ハッキングを受けたりしただけで、その通貨やポイントの信用が崩れ、「お金」としての価値を持たなくなってしまうことです。

2018年現在、南米のベネズエラでは政府が信用を失い、ハイパーインフレが起こって大混乱に陥ってますよね。

Amazonポイントも仮に万が一、Amazonという会社が倒産して無くなってしまったら、使い物にならなくなりますよね。

ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨なら、そんなことは起こりません。

皆の力でお金の価値を保証する

仮想通貨は従来のように、一つの組織が管理・運営して、その価値を保証しているのではなく、世界中の仮想通貨を利用する人々皆がネットを通じて一つ一つの取引記録を確認し、承認することによって、その価値を保証しています。

このように、運営する主体が「分散」しているため、たとえその中の誰かが取引を承認できなくなったとしても、代わりの主体が現れて補ったり、誰かのパソコンがハッキングされたとしても、その他皆が持つデータを突き合せれば、不正を発見することができるわけです。

そして、この仮想通貨の通貨としての価値を、「民主的に保証する」のがブロックチェーン技術です。

ブロックチェーンとは取引記録帳

ブロックチェーンとは、言ってみれば「電子上の台帳」とよく言われます。台帳とは記録用メモ帳といったところでしょうか。

ここに仮想通貨を用いて行われた決済・送金などのすべての取引の記録を、この「メモ帳」に記録していくわけです。

さらに、何かの取引が行われる度に過去の取引記録と矛盾がないか、いちいち確認していきます。

とんでもなく果てしない作業ですよね。これが、仮想通貨では絶対に不正ができないと言われる理由がここにあります。

ですが、文字通り取引が行われる度にいちいち確認していくのは、いくら何でも不便ですよね。

そこで取引の確認は10分ごとに一括で行うようにして、その一括で承認された取引を一括りにブロックにしちゃえ、となったわけです。

そして、次の10分に承認されたブロックを「ガチャっ」っと繋げていく、という感じで、どんどん繋げていくと、一本の鎖(チェーン)のようになっていきますよね。

これがブロックチェーンがブロックチェーンと言われる所以です。

マイニングって何??

先ほど、「皆で取引を承認する」と書きましたが、これはライトな感じで「うーん、まあいいか、おっけー!」なんて感じでやっているわけではありません。

そんなテキトーな感じでやっていたら、誰も仮想通貨の価値を信じなくなってしまいます。

ですから、この取引の承認作業を行うと報酬が貰えるようになっています。この報酬は例えばビットコインでいうと、2018年現在12.5BTC貰えるようになってます。

2018年11月7日現在、ビットコインの価格は約74万円なので、1回の報酬が925万円になりますね。これが10分に1回支払われるというのは、物凄いことですよね。

しかし、そんなに甘くはありません。この報酬を貰えるのは10分に1人だけです。

沢山の人が、取引を承認している中で、一番早く10分間の取引記録が正しいと承認出来た人だけが貰えるのです。

つまり競争です。

この「誰が一番取引を承認し、報酬を得るか」という競争を「マイニング」といい、このマイニングを行う人のことを「マイナー」と言うわけです。

フィンテックって何??

フィンテックとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、テクノロジーを通じて金融業界に革新を与えるサービスやもののことです。

もちろん、仮想通貨やブロックチェーンも含まれますが、他にもまだまだいろんなサービスが続々と登場しています。

THEO(テオ)

THEOは、AI技術を用いた投資信託のサービスです。

簡単な質問に答えるだけで、あなたにあった投資プランを立て、入金を済ませるだけで後はAIが勝ってに投資を始めてくれます。

「投資に興味があるけど、勉強する時間がない」、「投資をやってみたいけど、不安で中々手が出せない」という方にオススメです。

WealthNavi(ウェルスナビ)

WealthNaviもTHEOと同じく、AIを用いた投資信託サービスです。

簡単な質問に答えるだけで、あなたに最適なプランを用意してくれます。

THEOと違う部分は、最低入金額がTHEOなら1万円であるのに対し、WealthNaviは10万円であること、WealthNaviの方が投資先がやや少ないことがあります。

ドルベースなら、WealthNaviの方が運営実績がよく、円ベースならTHEOの方が運用実績がよいという違いがあります。

WealthNaviもSBI証券と提携するなど、注目されていますよ!

FILIO(フィリオ)

株式投資というと、従来は、1つ1つの銘柄ごとに投資をするのが普通です。

しかしこれでは、投資先を検討するのに、いちいちその企業の業種の動向やその企業の業績を調べなければならず、大変ですよね。

FILIOを使えば、「京都」、「人口知能」、「寿司」などテーマが決められていて、そのテーマに関連した企業の株を集め、ポートフォリオを組んでいるので、自分が注目しているテーマ、上がりそうだなと思うテーマに対して投資ができるという仕組みが出来上がっています。

まとめ

仮想通貨とはブロックチェーン技術に支えられていて、そのブロックチェーンとはフィンテックという大きな分野の中の1つであったことが分かりましたね。

フィンテックが発達していけば、これまで敷居が高いと思われていた「投資」「資産運用」というものが、もっと身近なものに変わってくるかもしれないですね。

ブロックチェーンもフィンテックもまだまだこれからの分野です。これからどんな風に発展していくのか楽しみですね!

以上、ゆうやがお伝えしました!