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ビットコインの価格
2019年2月26日13:16現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、42万5782円となっています。
①Coinbaseがリップル上場を発表!価格も10%以上も上昇!
米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(Coinbase)はリップル(XRP)の上場を段階的に開始していくことを発表しました(2月26日0:00)。
発表によると、リップル(XRP)上場は以下の4段階を経て行われます。
・入金のみ
・指値注文は可能、取引はまだ不可
・指値取引が可能に、成行注文は不可
・指値、成行、逆指値全ての取引提供が開始
※指値注文=買いたい価格を予め指定して注文をすること。
※成行注文=買いたい価格を予めしていせず注文をすること。
※逆指値注文=指値注文では買いの場合「○○円以下になったら注文」、売りの場合「○○円以上になったら注文」と、経済法則に則った形で取引がなされるが、逆指値注文はこの逆で、買いの場合「○○円以上になったら注文」、売りの場合「○○円以下になったら注文」という形になる。主にトレーダーが損切などの際にこの形式での注文を行う。
リップル(XRP)はまず米国(ニューヨーク以外)、イギリス、EUの一部、カナダ、シンガポール、オーストラリアで開始され、XRP/米ドル・XRP/ユーロ・XRP/BTCのペアで取引可能とのことです。
アメリカ最大手のCoinbaseへのリップル(XRP)上場は以前から期待されていましたが、同取引所は法規制を遵守する姿勢から、「本当の意味で仮想通貨ではない可能性のある」リップル(XRP)の上場を見送っていました。
しかしリップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏も「リップル(XRP)はリップル社と独立しており、有価証券ではない」点を再三強調しており、今回そのような成果が実り、リップル(XRP)の上場につながりました。
米国において大きな影響力をもつCoinbaseへの上場はリップル(XRP)の「流動性面」と「アメリカでの規制面(有価証券か否か)」で大きな大きな意味を持つビックニュースです。
このニュースの発表直後から、リップル(XRP)は10%以上の高騰をみせ、2月26日11:58現在でも、約8.5%の上昇率を示しています。
リップル社が発行するリップル(XRP)は、国際送金の分野で活躍が期待されている仮想通貨です。
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②Bitbankが国内取引シェア48%を達成し、現物取引高が事実上のNO.1に!
国内仮想通貨取引所Bitbank(ビットバンク)は、2018年12月の仮想通貨の現物取引高が3736億円だったことを発表しました(2月25日)。
自主規制団体である日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が2月20日に発表した統計によると、2018年12月の国内現物取引高は7774億円であったため、Bitbankは国内現物取引高の48%を占める形となり、「国内18社(みなし業者含む)のうち事実上のNO.1を示している」としています。
Bitbankは現物取引高の銘柄ごとの内訳は公表していませんが、同社ではビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BCC)の取り扱いがあります。
JVCEAが公表した統計情報によれば、仮想通貨の取引高は現物で7774億円、証拠金取引(≒レバレッジ取引)では8兆4152億円にのぼります。
現物取引ではビットコイン(BTC)が約4051億円で1位、続いてリップル(XRP)が3051億円で2位となっており、現物取引高の90%超を占めています。
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③韓国の取引所Coinbinが約29億円の損失を出し破産申請、経営幹部による横領か
韓国の仮想通貨取引所Coinbin(コインビン)が先週2月20日に現地で破産申請を行っており、利用者約4万人が影響を受け、損失額は約293億ウォン(約29億円)にのぼっていることが分かりました(2月22日12:01)。
Coinbinでは経営幹部による横領が発覚し、今回の破産に至ったといいます。CoinbinのCEOは「内部従業員による横領と運用コスト増による負債増加のため、弁護士と破産の準備をしている」と語っています。
Coinbinは2017年に仮想通貨取引所Youbit(ユービット)を買収。Coinbin側の主張によれば、今回の横領はYoubitの元CEOだった人物が犯したとされています。
この幹部は2018年11月に、ビットコイン(BTC)で520BTC、イーサリアム(ETH)、101.26ETHが入ったコールドウォレットの秘密鍵を紛失したといいます。
紛失した仮想通貨は金額にして約23億ウォン(2.2億円)に上り、Youbit側は「この幹部は仮想通貨の専門家であることから、この紛失は意図的なものであり、横領にあたる。」と主張しています。
Youbitは17年12月にもハッキング被害を受けており、この時には預かっていたユーザーの資金の5分の1以上が流出したともいわれています。
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終わりに
今回はこの3ニュースを取り上げてみました!
今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。