【2019年2月20日】仮想通貨市場ニュース3選!

ビットン
こんにちは!ビットンだよ!今回の記事では2019年2月18日から2月19日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年2月20日17:52現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、43万5835円となっています。

ビットン
「今のビットコイン(BTC)の値上がりは15日に発表されたJPモルガンのJPMコインのおかげだ」って言う人がいるけど、「あれは本物の仮想通貨じゃない」ってものすごく叩かれてるね。急な値上がりだったからその反発には気を付けてね!今日もビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインの価格はこちらのリンクをどうぞ!

①機関投資家向け米資産管理企業が「仮想通貨保険」を発表!

機関投資家などの大口顧客向けにウォレットや資産管理サービスを展開する米企業BitGo(ビットゴー)が、英国の保険会社ロイズ・オブ・ロンドンと提携して最大110億円分の「仮想通貨保険」を提供することが発表されました(2月19日8:40)。

BitGo社によりますと、保険が適用されるのは以下のケースだといいます。

・第三者による秘密鍵のハッキング・盗難

・従業員など内部関係者による秘密鍵の盗難

・秘密鍵の物理的損傷または損失

2018年9月に米サウスダコタ州の銀行部門当局から資産管理サービス提供企業として認可されているBitGo社が仮想通貨に関する保険を開始したことは、仮想通貨セキュリティ面を懸念する機関投資家の信頼向上につながる動きです。

ビットン
米SECが中々ビットコインETFを認可しない理由の1つとして、「資産管理の不透明性」がよく挙げられるけど、BitGoみたいなちゃんとした会社が保険業務を担い始めたことは、ビットコインETF実現っていう面からも前進なんじゃないかな!

仮想通貨市場にETFや先物といった形で機関投資家の資金が流れ込めば、仮想通貨の時価総額があがり、需要と供給の関係から仮想通貨の価格も上昇すると言われています。

秘密鍵などの関連ワードはこちらの記事でも紹介されています!

仮想通貨の送金の仕組み

機関投資家って誰?その手口や動向を一挙公開!

仮想通貨のウォレットとは?一覧やおすすめのウォレットなど徹底解説!

②弁護士が投資被害110番を開設!仮想通貨関連トラブルにも対応!

NHKによると、高額配当を謳い投資話を巧みに持ち掛ける詐欺などで被害が相次いでいることを背景に、弁護士が無料で電話相談に応じる「全国一斉投資被害110番」が全国各地で開かれたそうです(2月18日)。

仮想通貨に関するトラブルも報告されており、ビットコイン(BTC)運用益80%還元を謳い、投資金を集めた後に連絡が途絶えるケースもあったといいます。

これに先駆け、消費者庁では金融庁・警視庁と連名で仮想通貨に関するトラブルについて消費者に注意喚起しており、困った時の相談窓口も開設しています。

消費者庁で実際にあった相談事例としては、

・仮想通貨購入のために仮想通貨交換業者のウォレットに「10万円」を振り込んだつもりが、IDを誤り第三者のウォレットに振り込まれてしまった。返金してほしい。

・口座登録していた仮想通貨交換業者から突然「廃業する」と連絡があった。出金をしたいが相手から返事がない。

・息子から「借金して仮想通貨を購入したが、今日中に返済しないと裁判になると言われた。300万円必要だ。」と電話が来た。

・インターネット上で知り合った人から、ICOで発行された仮想通貨で大手取引業者に上場するものがあるというので購入したが、上場が実現せず損失をだした。

・知人に外国の政府が公認している仮想通貨の販売代理店にならないかと勧誘された。

消費者庁では、「仮想通貨や詐欺的なコインに関する相談が増えている。仮想通貨のもつ話題性を利用したり、仮想通貨交換業の導入に便乗したりする詐欺や悪質商法に注意してほしい」と呼び掛けています。

ビットン
ICOを謳った本格的な詐欺から、仮想通貨のトレンドに乗っかった普通の詐欺まで沢山あるね。びっとんの周りでもICOやクラウドマイニングで利益が出るって言われて危うく騙されそうになった人たちを何人も知っているよ。皆も気を付けてね!

仮想通貨市場はまだ新興の市場なので、今後しばらくはこういった類の詐欺に遭遇する可能性があるかもしれません。このニュースに関連した記事もfincleにはありますので、是非読んでみてください!

仮想通貨詐欺の手口や事例を紹介!被害に遭った場合の相談先なども解説

【初心者向け】ICOとは?概要からメリット・デメリットまで徹底解説!

クラウドマイニングって本当に利益がでるの?メリット・デメリットを考察!

③米有名氏フォーブスやThe Blockが相次いでプロ投資家向けに仮想通貨関連記事有料購読サービスをスタート!

著名経済誌フォーブス、そして仮想通貨・ブロックチェーン特化型ニュースサイトであるThe Blockが、相次いでプロの投資家向けの有料購読ニュースサービスをスタートさせました。

The Blockは2月19日、「The Block Genesis(ザ・ブロック・ジェネシス)」というプレミアムコンテンツを開始しました。このプレミアムコンテンツは年間1000ドル(約11万円)で、調査・分析記事を配信するサービスです。

The Blockは2018年9月に創刊したばかりの仮想通貨・ブロックチェーン業界に特化したニュースサイトで、数多くのスクープや解説分析記事などで、既に業界の中でも知名度が高まりつつある存在です。

「Genesis」購読者はプレミアムコンテンツへのアクセスだけでなく、編集部の記者やプレミアム会員が参加するチャットへの参加も可能で、The Blockが将来開催するイベントや他の商品の割引も得られるといいます。

一方フォーブスは2015年から早くもフィンテック50の特集を開始し、早い段階から仮想通貨・ブロックチェーン業界の動向をカバーしてきました。

2019年初旬からは「Forbes cryptoAsset & Blockchain(フォーブス クリプトアセット & ブロックチェーン)」という有料購読型のデジタルニュースレターを開始しています。

このニュースレターは年間595ドル(約6万5000円)で、今後はリップルCTO(最高技術責任者)であるデービット・シュワーツ氏や、Zcash(Zキャッシュ)共同創業者&CEOのズーコ・ウィルコックス氏などへのインタビューコンテンツも予定されているといいます。

ビットン
老舗ビジネスメディアのフォーブス、そして創刊から5カ月で知名度を伸ばしてきたThe Blockによる相次ぐ仮想通貨ニュースの有料コンテンツ開始は、今後の機関投資家や大口顧客の市場参入を予測する1つの兆候なのかもしれないね!

フィンテックやZcashなど、気になるワードがあった方はこちらの記事も合わせてどうぞ!

フィンテックって何??

ブロックチェーンやマイニング、フィンテックなどを分かりやすく解説!

Zcash(ジーキャッシュ)とは?特徴やチャート、取引所について徹底解説!

機関投資家って誰?その手口や動向を一挙公開!

終わりに

今回はこの3ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
市場全体が機関投資家の参入を待ち望んでいる中、少しずつ外堀が埋まってきているなって印象だね!今回もビットンがお伝えしたよ!みんなまたね!