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ビットコインの価格
2019年2月19日21：09現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、43万2169円となっています。
①イギリスでユーロ買いが増加！ブレグジットによるポンド安警戒か！
ブレグジット（イギリスのEU離脱）の期限が3月29日に迫る中、ユーロを買うイギリス人が増加していることが分かりました（2月18日）。
もし3月29日までにEUと条件面で合意が得られないまま離脱をするという、いわゆる「合意なき離脱」が現実になれば、英ポンドが急落する可能性があるため、ここ最近ユーロに対する需要が急増しているとのことです。
2018年11月と12月は前年同月比で5％、1月は3％多くユーロが取引されているといいます。
イギリスによる「合意なき離脱」による混乱は、英ポンドに対する懸念が高まると考えられることから、ビットコイン（BTC）をはじめとした仮想通貨の上昇材料になりえるという見方が出てきています。
先月1月18日には仮想通貨取引所Binance（バイナンス）が開設した、仮想通貨と英ポンド・ユーロの取引可能な取引所「バイナンス・ジャージー」に新規登録者が殺到していることが伝えられました。
自国の法定通貨不安の為に、仮想通貨の需要が高まったり、その国独自の仮想通貨を開発する事例はいくつかあります。代表的なものとしてイギリス・ベネズエラ・イランの事例を紹介していきます！
バイナンス新設の英取引所に口座開設申し込みが殺到！EU離脱案否決が影響か
②インドネシア政府が仮想通貨先物取引合法化の詳細を正式に発表！
インドネシア商品先物取引監督庁は、仮想通貨の先物取引に関する新たな規制を発表しました（2月18日）。
インドネシア政府は、現物の仮想通貨先物取引の詳細を2月8日に公開しており、18年9月には仮想通貨の先物取引を合法化していました。
今回の発表でさらに詳しい条件が追加され、注目の「仮想通貨の定義」についても明文化されました。
インドネシアの規制当局は「仮想通貨の定義」を以下のように説明しました。
「暗号学を用いた無形コモディティ、P2Pネットワークと分散台帳技術を駆使して新しい通貨の発行を管理するもので、第三者機関の介入を得ず、取引の承認とセキュリティを保証するもの。」
また今回仮想通貨の先物取引に関して、仮想通貨銘柄・トレーダー・取引所や清算機関に政府の許可が与えられるための基準や必須項目を明らかにしました。
規制の明確化がなされた影響からか、インドネシアにおけるビットコイン（BTC）取引量は同国政府の仮想通貨先物に関する規制の発表があった後から出来高が急上昇しています。
政府による法整備相場にどのように影響を与えるのかについての1つの例となりそうです。（日本でも資金決済法改正により「仮想通貨の定義」が明確化した当初も、出来高に長期的な影響が出ていました。）
しかし、インドネシアでは決済手段としての仮想通貨の利用は同国中央銀行であるインドネシア銀行によって禁止されている状況です。
仮想通貨市場にETFや先物といった形で機関投資家の資金が流れ込めば、仮想通貨の時価総額があがり、需要と供給の関係から仮想通貨の価格も上昇すると言われています。
将来的には日本を超える経済大国になると予想されているインドネシアでこのような動きが活発化すれば、アメリカで認められた場合ほどではないにしろ、少なくない影響があると思われます。
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③イーサリアムの先物取引の重要性を訴える意見書をErisXが米規制当局に提出！
米国の仮想通貨取引所ErisX（エリスX）は米商品先物取引委員会（CFTC）に対して、イーサリアム（ETH）の先物取引に関する意見書を提出しました（2月15日）。
この意見書はCFTC側の要請に応じて提出されたもので、ErisXは「イーサリアムの先物取引の導入は、市場の成長にプラスの影響を与えるだろう」と指摘し、「CFTCが規制するマーケットで法令に則ってイーサリアム先物が上場し、取引されることは、オープンかつ透明で、競争力があり、健全なデリバティブ（金融派生）取引市場を構築しようとするCFTCの取り組みと一致するものだ」と主張しています。
ErisXは、伝統的な先物市場を手掛けていたエリス取引所が新しく始めた取引所で、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、ライトコイン（LTC）の現物取引と先物取引を手掛ける予定で、当局の承認を得た上で19年の7～9月ごろにも取引をスタートさせる計画です。
ErisXは18年12月に資金調達を実施し、フィデリティやナスダック、また日本のマネックスグループなどから2750万ドルを調達しました。
仮想通貨市場にETFや先物といった形で機関投資家の資金が流れ込めば、仮想通貨の時価総額があがり、需要と供給の関係から仮想通貨の価格も上昇すると言われています。
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終わりに
今回はこの3ニュースを取り上げてみました！
今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。
