【2019年2月6日】仮想通貨市場ニュース4選!

ビットン
こんにちは!ビットンだよ!今回の記事では2019年1月30日から2月6日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年2月6日13:47現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、37万4704円となっています。

ビットン
ここ数日は37万円~38万円の間を推移してるって感じだね。2017年では考えられなかったくらい落ち着いた値動きをしてる・・・。今日もビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインの価格はこちらのリンクをどうぞ!

①クラーケンが主要5通貨の先物取引を開始!

アメリカの大手仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)が、イギリスで仮想通貨の交換業と先物取引を手掛けるCrypto Facilities(クリプト・ファシリティーズ)を買収したことが明らかになりました(2月5日8:41)。

今回Krakenに買収されたCrypto Facikities社は2015年にロンドンで設立され、同年ビットコイン先物の取り扱いを開始して以来順次取り扱う通貨を増やし、これまでにビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)リップル(XRP)ライトコイン(LTC)ビットコインキャッシュ(BCH)の先物取引を提供していました。

さらに特筆するべきことに、同社は主要仮想通貨指標の提供企業としても知られており、米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)におけるビットコイン先物の基準価格指標も提供しています。

Krakenによると現金決済の先物取引を開始する取引銘柄は、Crypto Facilities社が提供していた時と同様に、

・ビットコイン(BTC)

・イーサリアム(ETH)

・ライトコイン(LTC)

・ビットコインキャッシュ(BCH)

・リップル(XRP)

となっています。

上記の現金決済先物取引ペアは米ドル建ですが、リップル(XRP)に限ってはビットコイン(BTC)建の取引ペアも提供されています。

リップル(XRP)の最大レバレッジは25倍、それ以外の銘柄は最大50倍です。

Krakenは今回の買収を少なくとも1億ドル(約110億円)かけて行ったとみられており、同社CEOのジェシー・パウエル氏はこの合併がクラーケンの競争力促進に期待を示し、今後の目標を「最も流動性ある先物取引所を構築すること」と述べています。

ビットン
アメリカで勢いのある仮想通貨取引所といったらCoinbase(コインベース)かなって感じだったけど、Krakenも負けてないね!買収した企業は元々イギリスの企業だっていうから、Krakenはヨーロッパへの展開を狙っているのかな?

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②米フォーブス誌の「フィンテック企業50」に仮想通貨関連企業が6社ランクイン!リップル社は5年連続!

アメリカの有名経済誌フォーブスは、2019年次の「フィンテック企業50」の順位リストを公開し、中には仮想通貨・ブロックチェーン企業が6社ランクインしていることが分かりました(2月4日10:00)。

仮想通貨・ブロックチェーン企業の中では唯一5年連続ランクインしているリップル社の他、アメリカの大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)などが名を連ねました。

尚、選ばれた50社は順位で格付けされていません。

・Axoni:ニューヨークにある、世界のデリバティブ(金融派生商品)市場を審査するスマートコントラクトを開発・提供するブロックチェーン企業。

・Bitfury:ドイツのアムステルダムに本社を置く、ビットコインのマイニングマシンを開発・販売し、ビットコインの追跡ソフトをアメリカ政府に提供するブロックチェーンサービス企業。

・Circle:アメリカの大手仮想塚企業で、2018年に仮想通貨取引所Poloniexを買収。米大手仮想通貨取引所Coinbaseと連携し、米ドルに準拠した価格安定通貨USD Coin(USDC)を発行している。

・Coinbase:アメリカ最大級の仮想通貨取引所。

・Gemini:ウィンクルボス兄弟が経営するニューヨークに拠点を置く仮想通貨取引所。米ドルに連動するGemini dollar(GUSD)を発行。

Ripple Inc:米サンフランシスコに拠点を置き、国際送金の新たなネットワーク構築を目指す企業。仮想通貨リップル(XRP)を開発。

ただ2018年の「フィンテック企業50」には、仮想通貨・ブロックチェーン関連の企業が20社以上ランクインしていましたが、仮想通貨市場が低迷しはじめ以降の激動の1年を経て、今回のランキングが6社であったことから、仮想通貨市場の冷え込みを反映しているという見方もあるのかもしれません。

ビットン
リップル社は流石ってところだね!確かに2018年と比べると見劣りするけど、今の厳しい相場の中でもしっかり頑張ってる企業もいるんだっていう見方もあるはず!

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③金に裏付けられた仮想通貨をイランの銀行4社が開発!

イランの銀行4社が金(ゴールド)に裏付けられたステーブルコインPayMon(ペイモン)を開発していたことが分かりました(1月30日19:20)。

PayMonを開発した4社のなかには、OTC取引を手掛ける銀行(Iran Fara Bourse)も含まれており、同行が主導でPayMonを取り扱うことになるようです。

米国や欧州連合、国連からの経済制裁を回避するため仮想通貨の可能性に目を向けるイランは、政府による仮想通貨の発行を度々噂されていました。

1月28日付のテヘラン・タイムズによると、既にイラン政府はスイス・南アフリカ・フランス・イギリス・ロシア・オーストリア・ドイツ・ボスニアと仮想通貨での決済に関して交渉に入っているとのことです。

ビットン
イランは経済制裁の一環で、SWIFTから締め出されちゃってて、自由に他国と貿易できない状況を打開するために仮想通貨を上手く利用しようとしてるんだね。理由はともかくとして、国が仮想通貨に興味を持ってもらえるのは嬉しいことだね。ただイランではまだ仮想通貨に対する厳しい規制が設けられているから何とも言えないね。

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④Houbiがアメリカでの法定通貨建取引を開始!

世界的な大手仮想通貨取引所Houbi(フォビ)のアメリカ市場Houbi USは、米ドル建ての取引ペアを開始したことを公式に発表しました(2月6日3:55)。

同取引所では米ドルの入出金が可能となっており、USD建ての取引ペアは、

・ビットコイン(BTC)

イーサリアム(ETH)

テザー(USDT)

Houbi US (元HBUS)は2018年6月に、取引所Houbi Globalとの戦略パートナーとして米国でオープンし、今年1月にHBUS.comからHoubi.comへ移行されました。

今回の米ドル建て市場の開始は、Houbiにおいて初の法定通貨市場ということではありません。

2018年にはHoubiグループは日本の金融庁から「仮想通貨交換業者」の認可を得たビットトレード株式会社の全株式を買収し、2019年の1月より新たにHoubi Japanとして、Houbi初の法定通貨建て(円建て)の仮想通貨取引所を開設しています。

大手仮想通貨取引所Houbiが今後どのように法定通貨の市場を拡大していくのか、引き続き注目していきたいところです。

ビットン
日本やアメリカでは仮想通貨交換業者のライセンスが取りにくいって言われているけど、Houbiは何とかそこをクリアしたみたいだね。日本でも取引所を開設して、いよいよ名実ともに世界レベルの仮想通貨取引所になるぞって感じがするね!

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終わりに

今回は4つのニュースを取り上げました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
中国では2月5日から旧正月(春節)にはいるよ!この時期は市場参加者が現象することで全体の出来高が細って薄商いとなる傾向があるんだ。春節では、休暇中の旅行費用や家族・友人へのプレゼント、「赤包」と呼ばれる日本のお年玉に相当する風習もあるらしいよ。そのこともあって、多くの人による法定通貨への「換金売り」が起こるんだって。こういうわけだから春節は、短期的には仮想通貨市場にとっては売り圧力になるかもね。今回もビットンがお伝えしたよ!みんなまたね!