【2019年1月7日】仮想通貨市場ニュース4選!

ビットン
明けましておめでとうございます!ビットンだよ!新年最初の記事では2018年12月26日から2019年1月6日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年1月7日14:50現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、43万3265円となっています。

ビットン
ここしばらくは40万~44万円の間で価格が動いているね。さあ、2019年最初のビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインのチャートはこちら

①株の価格と連動する仮想通貨が誕生!

エストニアの仮想通貨取引所DX.Exchangeが、Appleやfacebookなどの株式をトークン化して発行するサービスを始めることが1月3日分かりました。

トークン化される株式は、Apple、facebook、Google、Netflixなどのナスダック証券取引所に上場しているハイテク企業で、これらの株式と1:1で連動。イーサリアムブロックチェーン規格であるERC20を基盤にするとのことです。

※ERC20=イーサリアムブロックチェーンを用いた、ICOを行う際の技術的統一規格。従来のICO参加者はトークンやそのブロックチェーンが「きちんと売買できるのか」「果たして安全なのか」を判断することが難しかった上に、各トークンごとに規格の異なるウォレットを用意する必要がありましたが、この統一規格の誕生により解消されました。

このように株式と連動するペッグ通貨を導入することで、株式が24時間、国外でも取引可能になるほか、流動性を高める効果も狙えるといいます。

ビットン
法定通貨に連動する仮想通貨は今まで何度も見てきたけど、株式に連動する仮想通貨が登場するなんて驚きだね!あくまで仮想通貨だから経営権とか配当とかは貰えないかもしれないけど、売買差益が欲しいっていう投機家にとっては価値ある仮想通貨になりそう!

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②みずほ銀行が独自のデジタル通貨発行へ!

みずほファイナンシャルグループが2019年3月にデジタル通貨を発行することを決定したと発表しました。

このデジタル通貨は、日本円にペッグ(連動)されており、買い物などの決済に利用でき、その際の送金手数料は無料。

価格は1通貨1円で固定し、仮想通貨のように市場で動くことはないといいます。

参加する銀行は全部で60行に上り、参加している銀行に口座を持つ顧客に共通ブランドで同じサービスを提供できるようになります。

加盟店が支払う手数料がクレジットカードと比較した際に大幅に下回るようにする計画で、キャッシュレス化を推進する日本において、デジタル通貨の普及が進む1つの契機になるかもしれません。

みずほファイナンシャルグループは以前、キャッシュレス構想の概要として、「日本は他の先進諸国と比べてキャッシュレス化が十分進展しておらず、現金決済比率が高い状況にある。クレジットカードやデジタルマネー等のキャッシュレス決済の普及により、利便性・効率性の向上と、現金取扱等に関わる社会コスト削減を図ることが急務と考え、統一規格の「QRコード」決済を促進することにより、日本におけるキャッシュレス社会を2020年までに進展させることを目指す。」としていました。

ビットン
とうとう日本円にペッグするステーブルコインが誕生するんですね!このデジタル通貨が何か他の仮想通貨との取引ペアが発表されたら、僕たち日本人にとっては大きなニュースになりそうです!

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③OKExがイーサリアムの永久先物取引を開始!

 

世界有数の仮想通貨取引所であるOKExが、日本時間12月26日21時よりイーサリアム(ETH)の永久先物取引「Perpetual Swap(パーペチュアル・スワップ)」の提供を開始しました。

※Perpetual Swap=いわゆる仮想通貨FXと同義とされ、「買い注文」を入れて価格の上昇に伴って利益を」得られるだけではなく、「売り注文」から入って価格の下落によっても利益を得られることができる先物取引にも似た取引方法。特徴としては、「半永久的にポジション(注文)を維持することができる」、「最大100倍までレバレッジ取引が可能」などがあります。

OKExでは今回発表したイーサリアム(ETH)に加え、ビットコイン(BTC)とイオス(EOS)でも永久先物取引ができます。

さらにOKExの公式発表によると、近いうちにライトコイン(LTC)イーサリアムクラッシック(ETC)リップル(XRP)ビットコインキャッシュ(BCH)・ビットコインSV(BSV)でも同類商品の開始を予定しているとのことです。

ビットン
日本の取引所では最大でも25倍までしかレバレッジをかけることしかできないけど、OKExなら100倍までかけることができるんだね!でもその分大きく損失を出すリスクも大きくなるから十分気を付けてね!

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④DMMがマイニング事業から撤退

DMM Bitcoinなど仮想通貨関連事業を展開するDMM.comが、マイニング事業から撤退することになるようです。

DMM.comは2017年9月に仮想通貨事業部を発足させ、2018年2月に石川県金沢市に開設していました。

通常のマイニング事業は、電気代が安い海外の立地で検討されることが多いですが、DMM.comは電力コストが高い日本の金沢市にその拠点を構えました。

当初の狙いとしては、仮想通貨のマイニングマシンが大量に稼働している非日常的な空間を体験してもらえるようなショールーム的なマイニング施設を目指していたといいます。

DMMは18年12月25日に、開設予定を延期していた仮想通貨取引所「cointap」のリリース中止に続き、2つ目の仮想通貨関連サービス撤退となります。

日本のマイニング事業関連の動きとしては、同月25日にGMOがマイニング事業の業績不振により355億円の特別損失を計上。マイニングマシンの開発・製造・販売事業の中止、事業の収益構造を再構築すると発表したばかりでした。

ビットン
ビットメインの例のように世界的にマイニング事業の悪化が際立っていて、DMMやGMOもその波にのまれちゃったって感じだね。

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ビットメインが従業員の50%を解雇へ

終わりに

今回はこの4ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
ビットンがお伝えしたよ!2019年は仮想通貨市場にとってどんな年になるんだろう!みんな今年もfincleをよろしくね!