仮想通貨の種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨NEO(ネオ)です!
ビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨である仮想通貨NEO。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めばNEOがどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!
目次
仮想通貨NEOとは?
仮想通貨NEO(ネオ)は「Onchain」という中国企業が生み出した仮想通貨で、2016年10月から取引が始まりました。誕生した当初の通貨名は「AntShares(アントシェアーズ)」でしたが、2017年6月22日にその後「NEO(ネオ)」に改名されました。現在の時価総額ランキングは14位(2018年6月)で、世界有数の仮想通貨の一つとなっています。日本でも注目を浴びつつありますが、中国ではかなり人気の仮想通貨です♪
他の仮想通貨と同様、ブロックチェーン技術を基盤としており、構想があのイーサリアムと類似していることから、中国版イーサリアムなんて呼ばれています!
以下、NEOについてまとめてみました♪
ティッカーシンボル(銘柄) | NEO |
コンセンサスアルゴリズム | dBFT |
循環枚数 | 6500万枚 |
最大枚数 | 1億枚 |
時価総額 | 1982億円 |
公式サイト | https://neo.org/ |
ホワイトペーパー | http://docs.neo.org/ja-jp/ |
https://twitter.com/neo_blockchain | |
主要な取引所 | Binance |
仮想通貨NEO(ネオ)の特徴
「スマートコントラクト」を利用
NEOの基本構造はイーサリアムと同じで、ブロックチェーンに契約内容を書き込むことのできる「スマートコントラクト」という機能を持っているのが特徴です。通常、ブロックチェーンには金銭のやり取りのみが記録されますが、それに加えて、取引の中で発生する契約の文面もすべて記録するという画期的なシステムです。
中国の独自技術が含まれている
中国生まれの仮想通貨であるネオ(NEO)は、将来的に中国における経済や金融分野などでのインフラ技術として使われることを目指していると言われています。(ホワイトペーパーより)そのため、「DBFT」、「NeoX」、「NeoFS」、「NeoQS」など、中国独自の技術が多数含まれています。
ネオ(NEO)を基盤にしたアプリを作ることができる
NEOのもう一つの特徴は、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションのプラットフォームにもなっているという点です。つまり、NEOを基盤にして、ゲームなどのアプリを作ることが可能なのです。
さて、仮想通貨NEOの大まかな特徴はつかめました?
簡単に言うと3つの大きな違いがあります!
・中国版のイーサリアムとして独自の地位を築いていること
中国ではアマゾンの代わりにアリババ、フェイスブックの代わりに人人網など、欧米の影響を受けず、中国独自の発展をとげる企業が多く存在します!仮想通貨NEOもこれらの企業と同様、中国で独自の地位を築き、大きく成長しています!
・技術者向けの開発環境が豊富であること
アプリ開発を行う上で、プログラミング言語は必須です。
イーサリアムは「Solidity」という開発人口の少ないプログラミング言語のみ対応しています。(わたしもSolidityは使用したことない…)
これは、エンジニアが何か新しいものを開発をしたい時に、言語の勉強から始めないといけないため、大きなハードルになります。
一方でNEOの場合、Solibityには対応していませんが、「Java、Kotln、Go、Python、Microsoft.net」など、開発人口の多いプログラミング言語に対応しています。このため開発ハードルは低く、より多くのエンジニアの参加が期待できます。
そのためたくさんのアプリが次々に生まれてきます♪
・独自の技術を担保していること
NEOはすごい処理能力を持っているようです!上記の表でも少しまとめましたが、NEOは「dBFT」という独自のアルゴリズムを採用しており処理能力に優れています。
これは将来多くのシステムが稼働したり、多くのICOが行われても遅延を起こしにくいという事です。2017年6月のイーサリアムICOブームを思い出してください。
イーサリアムは空前のICOブームによって処理遅延を起こし、大きな問題となりました。
NEOはイーサリアムと単純比較し、100倍ほど処理能力が高いので、ICOブームになった際にはイーサリアムのような遅延は起こしにくいと考えた方が自然でしょう。
さて、1秒間あたりの処理能力について比較を行ってみました♪
因みにtpsとはトランザクション(一連の処理を1つのグループと考えたもの)をどれくらいこなせるかを表す単位です!
ビットコイン・・・7tps
イーサリアム・・・15tps
クレジットカード(VISA)・・・8000tps
NEO・・・1000tps(環境により最大10000tpsまで可能)
※fincleではICOについての記事をとてもわかりやすくまとめています。ICOについてもっと知りたい方は下記のリンクをチェックしてみてください! 初心者向け】ICOとは?概要からメリット・デメリットまで徹底解説! ※イーサリアムについてもっと知りたい方はこちらをチェック!とってもわかりやすくまとめられていますよ♪ イーサリアム(Ethereum:ETH)とは?特徴や仕組みなど徹底解説! 気になった方も多いかと思います。ここではNEOの取扱所・買い方についてわかりやすく説明します。 NEOは現在、全世界取引高ナンバーワンの「Binance」をはじめ、「Bittrex」や「Cryotopia」でも取引されています。 現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。 ただ…問題が…NEOは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。 NEOを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね…… 仮想通貨NEOの買い方についてまとめてみました! ①国内の取引所に登録する。 ②取引所でビットコインを購入。 ③NEOを取り扱っている海外の取引所(Bianceなど)に登録する。 ④国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金。 ⑤NEOを購入。 という流れになります。 信頼性や安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。 FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪ BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説! 下記はNEOを取り扱っている取引所の手数料をまとめたものです♪ご参考までに… まだ決済可能店舗は存在しないようです!しかし急成長している通貨であるため、近い将来は利用できるようになるかもしれませんね!NEOは特に中国での人気が高いため、中国では今後、現金の代わりとして利用できるようになる可能性は高いでしょう。 今回は仮想通貨NEOについて見ていきました。NEOの特徴やイーサリアムとの違いは理解できましたか?最後にNEOの魅力についてもう一度おさらいしておきますね♪ ➀中国版イーサリアムとして独自の地位を築き上げていること ②アプリを作成する際に利用できるプログラミング言語が豊富 ③優れた処理能力 が他の通貨に比べ優れている点でしたね! セキュリティに強くて、高速取引で、簡単にやりとりができる。あの中国で急成長している仮想通貨…今後、通貨としてさらに成長していきそうですね♪ まだ実現はしていないものの、NEOでトークンを買えたりと、基軸通貨のような役割を果たすという構想もあるようです。 もし基軸通貨のひとつとなった場合は、すべての取引の元となりますので、価値、価格の上昇が期待できます。 通貨を選ぶ際には、ぜひNEO(ネオ)も考慮に入れてみてくださいね♪ 仮想通貨NEO(ネオ)の取扱所・買い方
取引所 取引手数料 Binance 0.1% Bittrex 0.25% Cryptopia 0.2% Hitbtc 0.1% 仮想通貨NEO決済対応店舗
おわりに