仮想通貨のSyscoin(シスコイン)とは?特徴や取引所一覧など徹底解説!

こんにちは、fincle専属ライターのケントです!

皆さんは仮想通貨の一つであるSyscoin(シスコイン)についてご存知でしょうか。

公開されたのは2014年と比較的前なのですが、意外とまだあまり知られていないのではないでしょうか。

SyscoinはMicrosoftと提携するなど実用性は既に認められつつあります!

そんなMicrosoftからも一目置かれるSyscoinについて詳しく解説していきたいと思います!

 

仮想通貨Syscoinとは

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Syscoinはビットコインのような低コストの金融取引だけではなく、商品や資産などさまざまな取引を安全に行うインフラストラクチャを企業に提供するために開発されました。

つまり、ビジネスでの活用がとても期待されている仮想通貨となっています。

Syscoinはビットコインと同様に低価格の手数料でトランザクションを行うことができます。

さらに、ビットコインとは違い非常に速いトランザクションスピードを兼ね備えていることも特徴です。

ビットコインはトランザクションスピードの遅さが欠点として指摘されています…。

時価総額ランキングでは77位(2018年7月時点)にランクインしています!

Syscoinの基本情報としては以下の通りとなります。

仮想通貨名Syscoin
通貨単位SYS
発行上限枚数888,000,000SYS
時価総額約164億円
開発者Blockchain Foundry
公式サイトhttps://www.syscoin.org/
公式Twitterhttps://twitter.com/syscoin
ホワイトペーパーhttps://www.syscoin.org/whitepaper/
公開日2014年7月4日

 

Syscoinの特徴

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Syscoinはビジネスを対象とした仮想通貨なだけあり、ビジネスを行う人からみてとても魅力的な仮想通貨となっています。

詳しく見ていきましょう!

 

分散型マーケットプレイスの提供

Syscoinはブロックチェーンを用いた分散型マーケットプレイスを提供しています。

マーケットプレイス?何か聞いたことがあるな…。

マーケットプレイスとは、インターネット上で商品をやり取りする場所のことを指します。

Amazonや楽天と聞けば、マーケットプレイスがどのようなものか具体的に想像できるのではないでしょうか。

Amazonでは公式が販売している商品とは別に一般ユーザー(店舗)が販売している場合もあります。

Amazonという巨大なマーケットプレイスを利用することで、店舗自体の知名度は無くても多くのユーザーがAmazonを介して購入することができます。

しかし、商品を販売したい場合は手数料をAmazonに支払わなければいけません。

手数料は商品によって異なるものの、だいたいどの商品も手数料が10%以上かかり決して安くありません。

Syscoinは分散型マーケットプレイスを提供することでこの課題を解決しようと取り組んでいます。

分散型なので、中央管理者が必要ないため販売手数料を安く抑えることができるのです。

これにより、手数料が抑えられるので業者にとって嬉しいのはもちろんのこと、これまで手数料の問題で参入できなかった業者が参入することにより購入可能な商品の幅を広げることができます。

なお、このような取引はすべてSyscoinで決済されるようになっています。

 

エイリアス(ALIASES)機能

Syscoinにはエイリアス(ALIASESA)という機能が搭載されています。

ユーザー同士で仮想通貨のやり取りをする際には、互いにアドレスを教え合うようになっています。

しかし、一般的に仮想通貨のアドレスはとても長く煩わしいので代わりにQRコードを利用しているケースが殆どです。

エイリアスを使えばアドレスがとても短くなり、コピー&ペーストができない際にも手入力で問題なくやり取りが行えるようになります。

ケント
いちいちQRコードを読み取るのも地味に面倒くさいので、ささやかな機能ではありますが嬉しいですね!

 

Microsoftと提携

冒頭でも書いた通り、2016年にSyscoinはMicrosoftと提携しました。

具体的には、Microsoftが運営しているクラウドコンピューティングプラットフォームのMicrosoft Azureと提携をしています。

このサービスに参加するには厳正な審査をパスする必要があるため、サービスとして採用されているSyscoinは信頼性の高い仮想通貨と考えて問題ないでしょう。

 

Syscoinの懸念点

geralt / Pixabay

販売業者、消費者双方にとってメリットのある仮想通貨であるSyscoin。

先ほども書いた通り、Syscoinは分散型で管理者が存在しないのでどのような物が出品されているのか確認する仕組みがありません。

マーケットプレイス上で違法物品(薬物など)が取引されているケースが既に報告されており、今後開発チームはどのような対応を取るのかが注目されています。

このまま何も対策が実施されない場合、マーケットプレイス自体が規制を受ける可能性も十分に考えられます。

どのようにマーケットプレイスの安全性を向上させるかが、今後の鍵となりそうです。

 

Syscoinの取引所

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国内取引所でSyscoinは取り扱われていません。

Syscoinを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
 Binance(バイナンス) 中国 0.1% 111種類
 Yoibt(ヨービット) ロシア 0.2% 1000種類以上
 Bittrex(ビットレックス) アメリカ 0.25% 約80種類
 Poloniex(ポロニエックス) アメリカ 0.15%/0.25% 68種類

Syscoinを取引する際には中国最大の仮想通貨取引所であるBinanceがオススメです!

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!
↑Binanceの登録方法や入金方法などを知りたいと思った方はコチラの記事をご覧ください

 

Syscoinの買い方

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Syscoinがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うと少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

 

Syscoinを取り扱っている海外の取引所に登録

Syscoinは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Syscoinを購入することが可能となります!

 

おわりに

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今回は仮想通貨のSyscoinについて見ていきました。

マーケットプレイスの常識を根本から覆しているSyscoin、これが定着化すれば小売業などはより活性化することでしょう。

最後に、もう一度Syscoinの特徴などを確認していきます。

  1. 分散型マーケットプレイスの提供
  2. エイリアス(ALIASES)機能
  3. Microsoftと提携

このような特徴があります!

マーケットプレイスのセキュリティ対策問題など懸念点はあるものの、その部分が対策できればとても有意義なものとなるでしょう。

今後はぜひSyscoinも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!