仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

マナ
こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

仮想通貨の種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)です!

ビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨である仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めばゼロエックス/0x(ZRX)がどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)とは?

ゼロエックスはイーサリアムベースの仮想通貨で、ゼロエックスというプロジェクトのために作られました。

ゼロエックスプロジェクトとは、Will Warren氏とAmir Bandeali氏によって立ち上げらたもので、両氏は“イーサリアム上で発行されたERC20トークンをより手軽にトレードする方法を実現する”ことを構想として掲げています。

このプロジェクトの画期的な点は、今まで分散型取引所につきものだった2つの問題を解決してくれるところにあります。

①分散型取引所で見られる流動性の低さ

②手数料が高い

ということです。

この①流動性の問題を解決するための施策として、リレイヤー(中継者)という概念がゼロエックスプロジェクトでは採用されています。

このリレイヤー(中継者)を集めることにより流動性の問題を解決してくれています。

②の手数料が高いという問題は、ゼロエックスを実装できた取引所においてイーサリアムでつくられたトークン(仮想通貨)を無料で交換できる仕組みを導入することで解決することに成功しています。

現時点ではゼロエックスでは、「スマートコントラクト」、「リレイヤー」、「分散型取引(DEX)システム」が開発されており利用可能な状況になりつつあります。

※Fincleではイーサリアムについても詳しくまとめています!気になった方は下記のリンクをチェックしてみてください。

イーサリアム(Ethereum:ETH)とは?特徴や仕組み月など徹底解説!

併せてトークンと仮想通貨の違いについても是非確認してみてください♪

トークンと仮想通貨って何が違うの?違いを徹底解説!

ゼロエックスの基本情報についてまとめてみました♪ご参考までに…

通貨名(通貨単位)ゼロエックス/0x(ZRX)
公開日2017年8月
最大発行枚数10億枚
時価総額(ランキング)¥56,337,583,333 JPY(23位)
公式サイトhttps://0xproject.com/
ホワイトペーパーhttps://0xproject.com/pdfs/0x_white_paper.pdf
公式ブログhttps://blog.0xproject.com/latest
公式Twitterhttps://twitter.com/0xproject

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の特徴は?

さっそくゼロエックスの特徴について見ていきたいと思います!

リレイヤ―の存在

他の仮想通貨と異なる点は、リレイヤーが存在していることでしょう。

リレイヤーは、ゼロエックスを利用した取引を行う上での仲介役のような役割を果たしています。ゼロエックスの参加者はリレイヤーという存在を信頼し、取引を実行していくことになります。

マナ
DEX(分散型取引所)なのにリレイヤー(=管理者?)がいるんですか?

確かに不思議なしくみですよね!ゼロエックス上でリフレイヤ―がどのような役割を果たしているのか少し詳しく見ていきましょう♪

①リレイヤー達は、手数料として徴収する金額と取引の仲介になる旨を掲示します。
リレイヤーは「〇〇円かかります。」という内容を提示し、その徴収に使う集金用アドレスも一緒に貼って取引したい人を待ちます。

②取引をしたいAさんはその料金表を見てリレイヤーを選び、集金用アドレスに既定の手数料を設定します。
そして、秘密鍵で注文を作ってリレイヤーに「取引の処理」を依頼します。

③Aの注文を受け取ったリレイヤーは、この注文が有効であること・掲示していたとおり必要な手数料を送っているかどうか確認します。

※仮に注文が無効だった場合はもちろんですが、リレイヤーが提示した条件を満たさなかった場合は注文を拒否することが可能です。
確認した後、注文内容に不備がなかった場合は、リレイヤーがその注文を板に貼り付けます。

④リレイヤーが貼り付けた情報をもとに、取引をしたいAさんがその情報をチェックします。

⑤Aさんと取引をしたいBさんが交換の契約をイーサリアムのブロックチェーンに提出することでAさんの注文を受けることができ、実際に取引が行われます。

取引手数料が安いと言われていますが、実はリレイヤーという取引の仲介役が自分で手数料を決めているんです。実際、手数料をたくさん取るリレイヤーには誰もお願いしたいと思わないので、料金自体は安くなるのが市場の原理でしょう。

もちろん、リレイヤーがいったん注文を受け付けたあとはその料金を変えることはないので安心してください。

イーサリアム系統の仮想通貨同士をつなぐ

3dman_eu / Pixabay

ゼロエックスは、イーサリアムのプラットフォームで作られたトークンの自由な取引を可能にさせる仕組みを持っています。

今まではイーサリアムのプラットフォームに合わせて、ユーザー側がビットコインやイーサリアムをあらかじめ用意する必要がありました。

簡単に言うと、同じイーサリアム系統のトークンであっても、簡単に交換できなかったのです。例えば、LOOM(ルーム)→イーサリアム→TRX(トロン)といった具合です。

そのため新規トークンはその利便性の悪さから、ICOを利用して新規トークンを発行し新しいプロジェクトを始めようとしてもでもなかなか資金が集まらないという問題を抱えていました。

マナ
新規トークンを購入しても使えなかったら意味ないですよね。

そうですよね。しかしこの問題を解決してくれるのがゼロエックスなのです!仮にゼロエックスが普及すれば、イーサリアムやビットコインといった著名な通貨を保有していなくても、イーサリアム系のトークンであれば簡単に取引できます。

ICOへの参加が容易となるため、魅力的な通貨が世界に浸透しやすくなるかもしれませんね。ゼロエックスをきっかけに、仮想通貨全体がさらに盛り上がっていく可能性にも期待できると言えます。

取引所としても利用できる

geralt / Pixabay

上述したように、ゼロエックスはトークン同士の交換を助けるという性質を持っていました。考え方によってはゼロエックスを経由して取引が活発化するともいうことが出来るでしょう。つまりゼロエックスは仮想通貨取引所のような役割を担うことも可能であるのです。

中央集権者を持たずとも、リレイヤーによるサポートがあるためユーザーはいつでも自由な取引を楽むことができます。秘密鍵を個人で管理しなければなりませんが、取引所の破産やサーバーダウンに悩まされることはありません。

もちろん、自分で管理しているからと言って盗まれないわけではないので、インターネットにウォレットを常に繋いでおくなどの行為は控えてくださいね!

マナ
イーサリアムのスマートコントラクトを利用した分散型取引所が他にもあるかと聞いたんですが、一体何が違うのでしょうか?

イーサリアムのスマートコントラクトを利用した分散型取引所は、著名なものでいうと、EtherDeltaなどが挙げられるでしょう。ゼロエックスがこれらの分散型取引所と異なる点は、オフチェーンを採用している点です。

マナ
オフチェーンについてもう少し詳しく教えてもらえますか?

もちろんです!オフチェーンとは「ブロックチェーン上には記録されない取引」のことを言います。

通常、仮想通貨の取引は全てブロックチェーンに記録されます。例えばビットコインのブロックチェーンでは、一つのブロックをマイニングするのに約10分がかかると言われています。各ブロックに保存できるデータ量も決まっているため、ビットコインの利用者が増えて取引量が多くなると、処理が間に合わず送金詰まりが起こってしまうことがあります。そう、これが度々取り上げられるスケーラビリティ問題の発生に繋がってしまうわけです。

加えてもう少し説明しておくと、ブロックチェーン上に取引を記録することは無料ではありません。マイナーと呼ばれる人たちに手数料を支払う必要があり、多数の取引を記録するとそのぶんだけ多額に手数料がかかってしまいます。

これらのスケーラビリティや手数料の課題を解決するために、全ての取引をブロックチェーン上に記録するのはやめて、ブロックチェーンの外、つまりオフチェーンで管理・取引を実行しようという発想が生まれたわけです。

EtherDeltaなどの既存の分散型取引所は、注文の作成処理やその管理をブロックチェーン上でマイナーが行っているため、手数料が高く性能もよくないと言われています。

マナ
なるほど。ですがゼロエックスでは、リレイヤーと呼ばれる人が注文情報の管理をブロックチェーン外で行うことで、低手数料で高性能な分散型取引の実現を可能にしているんですね!

完全な取引所とは言えませんが、取引所になりうるほどのポテンシャルがあることは、ゼロエックスの大きな強みであると言えるでしょう!

安く素早い取引が簡単にできる

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先ほども説明したようにゼロエックスは単純にトークン同士の交換をスムーズにすることが出来ました。しかし他にも利用者にとってさまざまなメリットがある通貨なんです。他のメリットとしては手数料の安さと送金スピードが挙げられます。ゼロエックスでは取引がブロックチェーンの外、つまりオフチェーンで実行されるため、スケーラビリティによる問題を起こさないと説明しました。

またリレイヤーと呼ばれる仲介者によって取引の標準となるAPI(APIは自己のソフトウェアを一部公開して、他のソフトウェアと機能を共有できるようにしたもの)が提供されるので、ユーザーは費用をかけずにゼロエックスを利用できるの魅力でしょう!

これにより、自分で最初からプログラムを作らなくても、自分のソフトウェアに他のソフトウェアの機能を埋め込むことができるようになるので、アプリケーション同士で連携することも可能になります。

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の最新チャート

ここでは仮想通貨ゼロエックスの価格について詳しく見ていきます。

2017年8月の取引開始当初は、ZRX=約0.1ドル前後で取引きされていました。しかし8月下旬には1ZRX=約0.5ドルとなり、5倍の値になりました。9月から12月上旬までは1ZRX=0.2-0.3ドル台を維持しました。しかしながら12月中旬から徐々に価格は上昇しはじめ、2018年1月14日には現時点での最高値であるZRX=2.4ドルを記録しました。その後は各国で仮想通貨に関する規制があったり、仮想通貨ブームが過ぎ去ったこともあり、価格が大きく下がってしまいました。

2018年8月6日時点での価格は1ZRX=1ドルとなっています。

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の買い方

WorldSpectrum / Pixabay

マナ
ZRXってどこで買えるんでしょうか?

気になった方も多いかと思います。ここではZRXの取扱所・買い方についてわかりやすく説明します。

ZRXは現在、全世界取引高ナンバーワンの「Binance」や「Bithumb」でも活発に取引されています。

ただ…問題が…ZRXは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。

ZRXを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね……

マナ
えぇー、じゃあどうやって買えばいいんですか?泣

仮想通貨ZRXの買い方についてまとめてみました!

ZRXを取り扱っている海外の取引所に登録

ZRXは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、ZRXを購入することが可能となります!

海外取引所についてですが信頼性や安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。

FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

下記はZRXを取り扱っている取引所の手数料や特徴をまとめたものです♪下記の2つの取引所でほとんどの取引が行われているようです!ご参考までに…

取引所特徴手数料
Binance香港にある取引所で取引高が世界1位。100種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。少額であれば、個人証明書が必要ではないので簡単に口座を開設できることも魅力です。0.1%
Bithumb韓国で最大の取引量を誇り、日本語の他にも英語やスペイン語など6ヶ国語に対応していて、世界的に利用されています。0.15%

※手数料は取引所のが発行しているトークンを使うと安く済みます!期間限定でクーポンも配っていたりするので是非チェックしてみてください!

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の将来性

ここではゼロエックスがもつ可能性を紐解くと共に、将来性を吟味していきたいと思います!

イーサリアム系プロジェクトが活発に

ゼロエックスはイーサリアム系統のトークンのやり取りを簡単に・安く・素早く取引することが可能でした。そのため、イーサリアムプラットフォーム上での新規トークンの開発を促進させ、取引を活発化させることが可能です。

既にイーサリアムのプラットフォームを利用したトークン(ERC20トークン)は、ICOとして世界中に広まっています。この傾向は将来ゼロエックスによって、さらにスピードアップしていくと考えることが出来ます。

ゼロエックスの機能はイーサリアムの価値を高め、それに連なるトークンたちの価格も高騰させることが出来ると考えられます!

分散型取引所モデルの先駆けに

3dman_eu / Pixabay

仮想通貨は現在、企業や運営団体が経営する取引所で売買するのが一般的です。世界ナンバーワンの取引高を誇るBinance、日本で著名なZaif、bitbankにも管理者が存在しています。しかしそこにはカウンターパーティーリスクという問題があります。仮想通貨流出事件の原因のほとんどは、管理者が存在する取引所で発生しています。セキュリティの問題、横領の問題など後が絶ちません。

そこで期待されているのが、分散型取引所と呼ばれる取引所です。

ゼロエックスはそんな分散型取引所の知名度を高め、より多くのユーザーを取り入れるきっかけとして期待されているます。オフチェーンやリレイヤーといったゼロエックスの特徴は、分散型取引所のシステムを支える大きな役割を果たしています。

将来的に分散型取引所のモデルケースのようになれれば、ゼロエックスの価値は右肩上がりに上昇することでしょう。

おわりに

今回は仮想通貨のゼロエックス/0x(ZRX)について見ていきました!特徴や仕組みは理解できましたか?最後にAugurの魅力についてもう一度おさらいしておきますね♪

➀リレイヤ―の存在

②イーサリアム系統の仮想通貨同士をつなぐ

③取引所としても利用できる

④安く素早い取引が簡単にできる

が大きな特徴でしたね!

トークン(仮想通貨)同士のトレードと流動性を加速させるゼロックスの機能は、新たな仮想通貨ユーザーと魅力的な通貨を生み出すきっかけになることでしょう。

ゼロエックスの特徴や将来性に期待を込めて、投資先の候補にあげてみてはいかがでしょうか。ゼロエックスを基軸とした仮想通貨の世界が、そう遠くない未来に実現するかもしれませんよ。