仮想通貨Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)の特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

マナ
こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

仮想通貨の種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)です!

なんとICOにおいてわずか3日間で5,000万ドルを調達したそうですよ!

しかしながらビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨である仮想通貨Kyber Network。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めばKyber Networkがどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!

Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)とは?

Kyber Networkは仮想通貨の送金/決済を容易にするシステムを開発するプロジェクトです。

プロジェクトの概要を簡単に説明すると、別々のブロックチェーン同士での決済ができる技術を開発しています。

これはクロスチェーンと呼ばれる技術によって成し遂げられています。この技術を利用することで、別々のブロックチェーン間での仮想通貨の交換を可能にする決済API(後述します)を提供することが出来ます。

よく知られている分散型取引所(DEX)プロジェクトもその一環で、将来的には別々のチェーン同士の取引も高セキュリティ・安い手数料でできるようになります。

また、イーサリアム(ETH)の創始者がアドバイザーを務めており、今後もさまざまな取引をサポートする予定があるため、その将来が期待されています。

以下、Kyber Networkの基本情報についてまとめてみました。ご参考までに。

通貨名(通貨単位)Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)
創業者Loi Luu
公開日2017年8月
総発行枚数226,000,000 KNC
現在の発行枚数215,625,349 KNC
時価総額(ランキング)¥5,396,668,647(97位)
公式サイトhttps://kyber.network/
公式Twitterhttps://twitter.com/kybernetwork
公式ブログhttps://blog.kyber.network/
ホワイトペーパーhttps://bitscreener.com/coins/kyber-network/whitepaper

                                           (2018年8月14日)

Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)の特徴

ここではKyber Networkの特徴について見ていきたいと思います。

決済API(Application Programming Interface)

mohamed_hassan / Pixabay

Kyber Networkの『決済APIでは、あるトークンから別のトークンに変換して支払いをすることができます。

たとえば相手がETHでの受け取りを希望したときに、Kyber NetworkのAPIを利用すれば、どんな通貨を送ったとしてもKyber側で勝手にETHに変えてもらうことが可能です。

これは、ICOを支える役割も担っているとも言われています。例えば、ICOの支払い通貨がイーサリアム(ETH)に限定されていた場合、通常なら持っている仮想通貨をイーサリアム(ETH)に換金してから参加する必要があります。

ICOでは基本的にイーサリアム(ETH)やビットコインでの出資が原則でしたが、Kyberの決済APIを利用することで、イーサリアムやビットコイン以外の通貨でも支払いができるようになっています。Kyber Networkの仕組みを利用すれば好きな通貨で払えて好きな通貨で受け取ることが可能なのです。

マナ
すごく画期的な仕組みですね!是非利用してみたいです。

そうですね!Kyber Networkと提携するサービスがが増えれば増えるほど、仮想通貨の送金・決済が便利になっていくでしょう。

分散型取引所

Kyber Networkには『分散型取引所』という機能があります。

分散型取引所には管理者がいないため、基本的に自分の資産は自分で管理します。自分で通貨に鍵をつけて管理できるため、仮想通貨取引所のハッキングなどの心配をする必要はなく、セキュリティ面にも強いと言えます。またイーサリアム(ETH)のブロックチェーンを採用しているので、処理速度も速いのが特徴です。

「分散型取引所っていいところばかりではないですか」と思った方もいるかもしれませんが、流動性の低さという問題があります。

流動性とは、取引の活発さのことをいいます。つまり流動性が低いというのは、取引が活発でないことを意味します。

分散型取引ではトランザクション(決済)の反映に時間がかかるためにタイムラグが生じ、流動性が低くなってしまうことが度々ありました。しかしながらKyber Networkの分散型取引では、リザーブ・ウェアハウスを利用することで、流動性を確保し、問題を解消することに成功しています。

マナ
リザーブ・ウェアハウスとは一体どのような仕組みなのでしょうか。

あらかじめリザーブ・ウェアハウス(倉庫)に十分なリザーブ(トークンや通貨)が用意されていて、そこから取引が行われる仕組みです。簡単に言うと、Kyber Networkは販売所と言い換えることもできます。

リザーブ・ウェアハウスに保管されているトークンは、AI(Reserve Manager)でレートが決められていて、即時に取引ができるシステムになっています。そのため、取引所のように約定を待つ必要もないため素早く取引をすることが出来ます。

マナ
買い手や売り手がきちんと見つかり、約定まで早いのはすごく便利ですね!そういえば以前紹介していた0xいうプロジェクトとどこか似ている気がするのですが…

そうなんです。では次は仮想通貨0xとの違いについて少し見ていきましょう!

仮想通貨ゼロエックスとの違い

仕組み的には0xと類似しています。Kyber Networkのホワイトペーパーの競合との違いで0xの名前が挙がっていたので間違いないでしょう。

マナ
違いはどこにあるのでしょうか?

プロジェクトの目的が違うということが挙げられます。

0x分散型取引のプロトコルを提供し、イーサリアム上で発行されたERC20トークンをより手軽にトレードする方法を実現するプロジェクト

0xの技術を利用すればDEXが簡単に作れるようになります。つまり、0x自体はDEXではなく、DEXを作るためのツールというイメージです。

そして0xを利用している各DEXは0xを通じて繋がっていて、各々の取引所が注文を共有することで流動性の高いDEXを作ることが可能となっています。

Kyber Network決済のシステムを作ろうとしているプロジェクト

目的は違うのですが、分散型取引所(DEX)を利用してプロジェクトを推し進めようとしている点で、よく比較されることがあるのです。

以下、表に違いを簡単にまとめてみたので参考にしてください。

Kyber Network0xのDEXの違い

Kyber Network0x
取引オフチェーンオフチェーン
形態販売所に近い取引所に近い
クロスチェーン対応対応予定未定(導入はささやかれていますが…)

※Fincleでは0xの記事についてもまとめています!是非チェックしてみてください!

仮想通貨ゼロエックス/0x(ZRX)の特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)の最新チャート

Kyber Networkは取引が開始されたばかりの2017年9月では1KNC=約2.5ドル程度を推移していました。しかしながらその後、大きく価格を下げ、1KNC=約1-1.2ドル程度になってしまします。

しかしながら2018年1月11日の仮想通貨ブームの際には1KNC=約5.45ドルに到達しました。その後は仮想通貨取引規制が各国でささやかれたり、仮想通貨ブームが過ぎ去ったこともあり、価格は徐々に下がってしまいました。

2018年8月14日現在では1KNC=約40円なっています。他の仮想通貨と同様の価格変動をしているので、Kyber Network自体に問題があるわけではなく、仮想通貨市場自体が現在は落ち込んでいる状態であると言えそうです。

とはいえ、価格は上昇下降を繰り返します。長期的な目で見れば当たり前の現象と言えます。ポジティブに考えれば、今が買い時と言えるでしょう。

Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)の買い方

Mediamodifier / Pixabay

マナ
Kyber Networkはどこでで買えるんでしょうか?

気になった方も多いかと思います。ここではKyber Networkの取扱所・買い方についてわかりやすく説明します。

現在は、全世界取引高ナンバーワンの「Bithumb」をはじめ、「Binance」や「OKEx」でも活発に取引されています。

ただ…問題が…Kyber Networkは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。

Kyber Networkを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね……

マナ
えぇー、じゃあどうやって買えばいいんですか?泣

仮想通貨Kyber Networkの買い方についてまとめてみました!

Kyber Networkを取り扱っている海外の取引所に登録

Kyber Networkは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Kyber Networkを購入することが可能となります!

利便性や信頼性、安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。

FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

以下、Nebulasの流動性が高い取引所を3つまとめてみました。参考にしてみてください。

取引所特徴手数料
Binance香港にある取引所で取引高が世界1位。100種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。
少額であれば、個人証明書が必要ではないので簡単に口座を開設できることも魅力です。
0.1%
OKEx香港の仮想通貨取引所。Binance、Huobiと並ぶ世界最大規模の取引所。-0.01% ~0.2%
Huobi香港系の仮想通貨取引所。日本企業のSBIホールディングスと一時提携したことでも有名。0.20%

Kyber Network/カイバ―ネットワーク(KNC)の将来性

3dman_eu / Pixabay

ここではKyber NetWorkの将来性について見ていきたいと思います。

仮想通貨を日常の決済に使用しようとしても、ビットコインやイーサリアムなどの著名な通貨以外は利用できないことがあります。そのような社会で、ウォレットやサービスと提携してKyber Networkの仕組みが共有されるようになると、仮想通貨の送金・決済は非常に便利になるでしょう。

以下、わかりやすい事例を挙げてみました。

・ETHのみを受け付けているICOにビットコインを送っても、自動的にETHに変更されて送金が完了する

・ビットコイン決済を受け付けているお店での決済で、ビットコインを持っていなかったとしても、自分の持っている通貨をKyber Netweorに送れば自動的にビットコインに変更されて決済できる

仮想通貨全体が抱える決済や送金の問題を解決してくれるKyber Networkは、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、仮想通貨市場全体を活性化させる画期的なプロジェクトであるといえます。Kyber Networkが普及し、その価値が認めらるのもそう時間はかからないでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回は今話題の仮想通貨Kyber Networkについて、深く掘り下げてみました。さてもう一度Kyber Networkの主な特徴について少し振り返ってみましょう♪

①決済API(Application Programming Interface)

②分散型取引所

が主な特徴でした。

この記事を読んで、Kyber Networkはもちろんですが、少しでも仮想通貨に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。今後はKyber Networkに関する新しい情報が入り次第追記していこうと思います。