Basic Attention Token(BAT)とは?取引所や将来性など徹底解説!

 

こんにちは、fincle専属ライターのケントです!

今回はBasic Attention Token(BAT)という仮想通貨について詳しく解説していきたいと思います!

BATは既存のウェブ広告を根本から変えるために開発されました。

ウェブ上の広告は、時に鬱陶しく感じることもありますよね…。

そんな広告に対するマイナスイメージを、BATは大きく変えようとしているのです。

 

仮想通貨Basic Attention Token(BAT)とは?

FirmBee / Pixabay

BATは先ほども紹介した通り、従来のウェブ広告を変えるべく開発されている仮想通貨です。

従来のウェブ広告というのは広告主がパブリッシャー(または代理店)にお金を払うことで、ユーザーに広告が認知される仕組みでした。

BATはその流れを変えて、広告を見るユーザーにもお金が入る仕組みを作ろうとしています。

無料スマホゲーム内で放送される広告を見ることで、ゲーム内通貨が手に入ることがありませんか?理屈としては同じことをBATは行おうとしています!

具体的には、BAT開発チームが運営しているBraveというウェブブラウザでユーザーデータを匿名で集計しパブリッシャーに送信します。

そうすることで、ユーザーはBATを見返りとして受け取ることができるという訳です。

ウェブブラウザとは、Internet ExplorerやGoogle Chromeなどウェブサイトを見る時に使うモノのことです! 

BATの目的が分かったところで、基本情報をチェックしていきましょう!

通貨名Basic Attention Token
通貨単位BAT
発行上限15億BAT
時価総額約411億円
ホワイトペーパーhttps://basicattentiontoken.org/BasicAttentionTokenWhitePaper-4.pdf
公式サイトhttps://basicattentiontoken.org/
公式Twitterhttps://twitter.com/attentiontoken

時価総額ランキングでは現在41(2018年7月現在)に位置しており、注目度の高さが伺えます。

現在(2018年7月時点)は1BAT=40円で取引をされています。

最も価格が高騰した頃(2018年1月)は1BAT=108円だったので、価格は下落傾向にありますが今後の状況を注視したいところです。

 

Basic Attention Tokenの特徴

markmags / Pixabay

BATの基本情報が分かったところで、次に特徴を確認していきましょう!

 

BATに欠かせないBraveブラウザ

BATとBraveはセットで一つというぐらい、解説するにあたり欠かせない存在です。

先ほども解説した通り、BATはBraveブラウザを利用すると無料で支給されます。

従来のブラウザでは、検索エンジン(GoogleやYahooなど)が広告の管理をしていました。

しかし、検索エンジン側は広告費を多く確保するため過剰に広告を張るなどしユーザーにとっては良くない状況が続いていたのです。

さらにそのような広告を排除するため、ブロックソフトが流通するなど本来の広告としての役目を果たせていません。

このような問題を解決するために、Braveブラウザが開発されました。

 

広告を見るとBATが支給される

先ほども解説した通り、Braveブラウザでユーザーが広告を見ると報酬としてBATを得ることができます。

見返りとして、Braveブラウザはユーザーのデータなどを広告主に提供することでそれぞれを繋げるようになっています。

広告主側も、ユーザーの具体的なデータを提供されることでより効果の高い広告を配信することができ高い投資効果を得ることが可能になります。

 

高速ブラウジング

従来のウェブブラウザだと、余計な広告配信によって読み込み速度などが遅くなってしまうことがありました。

また、スマートフォンだと広告を読み込むために余計なデータ通信量が掛かるなど大きなデメリットとなっていたのです。

Braveブラウザの場合、余計な広告は一切表示されなくなるため高速ブラウジングを行うことが期待できます。

 

ICO開始30秒で3500万ドルを資金調達

BATは注目度の高さから、ICO開始30秒で15万6250ETH(=3500万ドル)を調達することに成功しました。

【初心者向け】ICOとは?概要からメリット・デメリットまで徹底解説!

日本円に換算して約40億円と、多額の資金が調達されたのです。

これは仮想通貨業界に大きな衝撃とBATの可能性をもたらしました!

ICOで、短期間にこれだけの資金を集めるケースはあまり無いため注目度の高さが伺えます。

 

Basic Attention Tokenの将来性

BATの特徴が分かったところで、次に通貨の将来性について確認していきましょう!

BATの将来性は、Braveブラウザが一般的に普及するかどうかに掛かってきます。

やはり、ブラウザがメインとなる仮想通貨なのでとても重要になってきます。

 

Googleなど競合に勝てるかどうか

皆さんはこの記事をどのブラウザでご覧頂いていますか?

多くの人が、Google ChromeやFirefox、Safariなどを利用してるのではないでしょうか。

各ブラウザのシェア率ですが、なんとこれら3つのブラウザだけで世界の約60%を占めています!

特にChromeはそのうち約30%のシェアを占めており、Braveブラウザはこの競合に勝てるかどうかがカギとなってきます。

現状、Chromeはとても強いのでここに打ち勝つのは時間が掛かるでしょう。

 

Mozila元CEOが開発に参加

BATの開発チームには、Firefoxを開発しているMozila社の元代表ブレンダン・アイク氏が参加しています。

世界第2位のブラウザシェアを誇るFirefoxを作り上げたアイク氏の参加はとても大きな意義をもたらします。

このような点から、ブラウザに対する信頼感はリリース当初から高いといってよいでしょう。

 

広告主にシステムが受け入れられるかどうか

先ほど説明したとおり、Braveブラウザの特徴は利用者に広告料(BAT)を払うという点にあります。

従来であれば、広告主はBraveブラウザにのみお金を払えば良かったところを二重に支払う必要がでてくるのです。

広告主は見返りにユーザーの詳細データを貰えるなどのメリットはありますが、この点が広告主に受け入れられるかがブラウザ普及の大きなカギとなりそうです。

 

Basic Attention Tokenの取引所

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国内取引所でBATは取り扱われていません。

BATを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
Binance(バイナンス)中国0.1%111種類
Huobi(フオビ)中国0.2%108種類
Upbit(アップビット)韓国0.05%~0.25%124種類
Bittrex(ビットトレックス)アメリカ0.25%約200種類

BATを取引する際には中国最大の仮想通貨取引所であるBinanceがオススメです!

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!
↑Binanceの登録方法や入金方法などを知りたいと思った方はコチラの記事をご覧ください

 

Basic Attention Tokenの買い方

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BATがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うとなると少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

BATを取り扱っている海外の取引所に登録

BATは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、BATを購入することが可能となります!

 

おわりに

geralt / Pixabay

今回は仮想通貨のBATについて詳しく解説しました。

ウェブ広告を根本から覆す可能性を秘めているBAT。

現状では他のブラウザといかに競合できるかがカギとはなっていますが、今後の普及がますます期待されます!

最後に、もう一度BATの特徴を確認していきます。

  1. BATに欠かせないBraveブラウザ
  2. 広告を見るとBATが支給される
  3. 高速ブラウジング
  4. ICO開始30秒で3500万ドルを資金調達

このような特徴があります!

Braveブラウザの開発も順調に進んでおり、今後さらに大きな注目を集める仮想通貨となりそうです。

今後は是非Basic Attention Tokenも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!