こんにちは!fincle専属ライターのケントです。
仮想通貨に興味はあるけど、「どうやって仮想通貨で利益を得ることができるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
身近にある株取引などと比べると、仮想通貨に関してはどうしても知識が疎くなりがちですよね。
そこで今回は、仮想通貨でどのように利益をだすのか詳しく解説していきたいと思います。
目次
どのように仮想通貨で利益を得るのか?
仮想通貨業界では利益を得る方法がさまざまありますが、基本的には「仮想通貨を安く買い、価格が高騰した時に高く売る。」という原則で仮想通貨取引が行われています。
つまり、売却額-購入額=利益となります。
仮想通貨取引というと難しく感じますが、原則は株取引と同様にシンプルです。
仮想通貨の価格差
仮想通貨は売却額-購入額=利益となると先ほど解説しましたが、実際に仮想通貨で最も有名である「ビットコイン(BTC)」を例にして解説していきます。
こちらのチャートは、2015年から2018年6月時点までの年別チャートです。
ご覧の通り、仮想通貨元年とも呼ばれる2017年を境にチャートが高騰しています。
2017年12月には1BTC=200万円台まで記録するなど、2015年と比べ大幅に上昇していることが分かります。
それ以前にBTCを購入し売却した人は大儲けができたということですね。
価格差が生まれる理由
なぜ仮想通貨に価格差が生まれるのでしょうか。
仮想通貨に価格差が生まれる理由は、大きく分けて3つあります。
- 希少価値
- 仮想通貨の需要
- 今後価値が上昇するかどうか
細かくみると価格差が生まれる理由は他にもありますが、投資家はこれら3つを重点的に考え投資をしていきます。
その結果、仮想通貨の価格差が生まれるのです。
仮想通貨に限らず、例えば野菜の価格が高騰する際も同じ原則が当てはまります。
ある野菜の生産が落ち込むと、消費者は数少ない野菜を求め購入する(需要)ので結果的に希少価値が生まれ価格が上昇します。
仮想通貨も、買い手が増加することにより需要と希少価値が上昇し、今後の価値上昇が見込まれるということになります。
仮想通貨で利益を得るまでの流れ
ここまで仮想通貨で利益をだす方法や価格差が発生する理由を解説しました。
それでは、実際にどのような流れで利益をだすのか解説していきます。
実際に取引を行うまでの流れとしては以下のようになります。
取引所の口座を作成→口座に入金→そのお金で仮想通貨を購入→仮想通貨の価格高騰を待つ→取引所で売却⇒お金を口座から出金
大まかにはこのような形で取引を行うことになります。
取引所って何?と思った方はコチラの記事を参考にしてみてください。
初心者が仮想通貨で利益を得るために必要なこと
どのような仕組み・方法で仮想通貨の利益を得るか理解できましたか。
理解できたところで、今度は初心者が仮想通貨で利益を得るために必要なことを勉強していきましょう。
書籍を読んで仮想通貨について学ぶ
仮想通貨で利益を得る前に必要なのが、仮想通貨に関する知識です。
仮想通貨に関する知識はウェブサイト上で学ぶこともできますが、仮想通貨に関する書籍を読むのも有効です。
ここで、初心者向けで評判の良い書籍をいくつか紹介します。
1時間でわかるビットコイン入門
ビットコインについてイチから勉強したいという方にオススメなのが「1時間でわかるビットコイン入門」です。
ビットコインの仕組みや使い方などが丁寧に説明されており、挿絵なども多く読みやすい書籍となっています。
いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン
はじめて仮想通貨の勉強をする人向けにオススメなのが「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」です。
著者である大塚氏は仮想通貨取引所「コインチェック」の代表を務めており、分かりやすい解説でビットコインやブロックチェーンについて学びたい人にオススメな書籍となっています。
仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない
なぜ仮想通貨はこれほど騒がれているのか?と疑問に思う方にオススメなのが「仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない」です。
著者の野口氏は財政の専門家であり、仮想通貨の技術的・経済的両面の仕組みが理解できるように詳しく解説されており、仮想通貨の仕組みを理解したい人にオススメな書籍です。
仮想通貨がブームになる前の2014年に出版された書籍でありながら、いま読んでもなお学ぶ部分が数多くある本となっています。
また、fincleの記事でも仮想通貨について分かりやすく解説しているのでぜひご覧ください。
取引所の口座開設をする
本を読んで大まかな知識を習得したら、実際に仮想通貨を取引してみましょう。
仮想通貨を取引する際に必要となるのが、取引所の口座開設です。
取引所についての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
リスク回避のため複数の取引所に登録しよう
取引所を1つにだけ絞り登録するのは得策ではありません。
なぜなら、取引所はハッキングや倒産のリスクなど様々なリスクを抱えているからです。
1箇所しか登録していないと、取引所が何らかの理由で使えなくなった場合には持っている仮想通貨を取引することができなくなってしまいます。
そのようなリスクを回避するため、複数の取引所に登録をしておくようにしましょう。
本人確認の手続きが遅い取引所もあるため、スムーズに仮想通貨取引を行うためになるべく早い段階で複数の取引所に登録することをオススメします。
仮想通貨を購入する
取引所の口座開設を完了したら、いよいよ仮想通貨を購入しましょう。
購入できる仮想通貨の種類は、取引所によって異なってきます。
例えば、初心者にオススメな取引所の一つである“Zaif(ザイフ)“では以下5種類の仮想通貨を取り扱っています。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ネム(NEM)
モナーコイン(MONA)
ビットコインキャッシュ(BCH)
このように、取引所によって利用可能な仮想通貨も変わってきますので注意が必要です。
仮想通貨でも代表的な銘柄であるビットコインやイーサリアムなどは多くの取引所で利用可能となっています。
取引所に預ける額は100万円までがオススメ
コインの購入額に上限はありませんが、100万円以上の仮想通貨は取引所に預けないことを強くオススメします。
セキュリティ上、仮想通貨を保存しておくのに取引所は完全に安全とは言い切れません。
仮想通貨を預ける際にはハードウェアウォレットと呼ばれる、インターネットに接続していないウォレットを使うことが推奨されています。
一定以上の金額を預ける場合、ハードウェアウォレットは必須のアイテムとなっています。
仮想通貨の運用はすべて自己責任となっており、盗まれた場合に取り返すことはほぼ不可能です。
なお、取引所(コインチェックなど)によっては100万円を上限に補償をしてくれます。
以上の理由から取引所に預けるのは100万円を上限とすることをオススメします。
仮想通貨購入後はどうすべきか
仮想通貨を購入後は、一般的にはしばらく保持することをオススメしています。
仮想通貨は値段の上げ下げが激しく、さまざまな情報が行き交うため短期間の取引には向いていません。
ネット上などでは、大金を投資していたが故に大きく損失を被ってしまう投資家が数多く見受けられます。
そのような点から、初心者の方は特に市場の状況を伺いつつ少しずつ取引を行うことをオススメします。
おわりに
今回は、仮想通貨で利益を得る上で初心者の方が注意すべきポイントをまとめました。
文中でも紹介した通り、仮想通貨で利益を得たい場合にはしっかりとした知識が必要です。
当サイトや紹介した書籍を中心に、さまざまな知識を付けてから運用を行うようにしましょう。